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1918年第一次世界大戦中の西部戦線。
休戦目前にも関わらず、上官であるブラデル中尉から不条理な攻撃命令が下り、
アルベールは生き埋めに。
そんな彼を御曹司のエドゥアールが救うが、
その際に顔に重傷を負ってしまい、ショックを受ける。
二人がパリに戻ったところ、世間は戦没者を称える一方で帰還兵には冷たかった。
アルベールは仕事も恋人も失い、エドゥアールは生還したことを家族にひた隠しに。
そこに声を失ったエドゥアールの思いを通訳する少女を加え、
彼らは人生を巻き返すため、国を相手に大胆な詐欺計画を立てる。
(MovieWalkerより)
面白かったです。
"テリー・ギリアム、ティム・バートン、ジャン=ピエール・ジュネを彷彿させる"
と、言われるだけあって、かな~り好みの映画でした。
あのちょっと作り物めいた感じが大好きです。
ピエール・ルメートルの原作は未読。
しっかりした筋立ての上にアートなビジュアル満載。
予告でエドゥアールのマスクを観た瞬間
「うっ、これ絶対観たい」って思ったw
エドゥアールの実家の豪華さ、
様々なマスク、
詐欺で手に入れたお金での豪遊パーティー、
見応えありました~
エドゥアールのラストはちょっと驚いたけど、
悪役のブラデル中尉はそれらしい最後だったし、
最初の戦争シーンのエピソードが最後のストーリーにちゃんと落ちてて
いい感じの余韻をかもしてました。
戦争風刺、友情、親子愛、いろんなモノが詰まってる映画でした。
あのポスターのマスクだと結構わかりそうな気がしますし、独特ですね。
そのどれもが魅力的~
エドゥアールが最後に着けていたマスクはとても美しいです。