beatitude

好きなことだらけさ…

『劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 過去篇』

2015年03月18日 | 映画 アニメ

人間と妖夢の間に生まれた少年・神原秋人はある日、
学校の屋上で今にも飛び降りそうな少女・栗山未来と出会う。
異界士の中でも特異な“血”の能力を持った少女は、孤独の中、戦い続けていた。
「私は、普通の人間に見えますか?」その少女と自分を重ねてしまった少年は、
彼女を助けることを決意する。
だが、そんな中、少年たちの周りで不穏な事態が起こり始める……。
(Movie Walkerより)


いやぁ~冒頭から笑かしてくれました。いきなりパフォーマンスシーンからかよ!!
過去篇というだけあってTV版の総集編ですね。
それにしても、伊波姉妹のエピソードが丸っと割愛になってました。
その辺に尺を取るとたぶん時間的に間延びするんだろうな。
(あれはあれで壮絶だったし、作画も良かったので残念。)
メインである先輩と栗山さんの戦いを際立たせるにはしょうがないのかも。
でも、TV版を見てないとちょっとキビシイな。二人の関係は分かるとは思うけど。
結末ってどうだったんだっけ?と言ってるオバサンには
いろいろ思い出せてヨカッタ、ヨカッタw

という事で、完全に未来篇への前ふり。
 大画面で戦闘や異世界が観られるのでファンにはOK。
未来篇に期待です。



東京バレエ団創立50周年記念シリーズ『ジゼル』全2幕

2015年03月15日 | バレエ

2015年3月14日(土) 開演14:00 ゆうぽうとホール

あえてザハロワを外し、渡辺理恵&柄本弾の『ジゼル』を、
花粉のつらい時期、マスクにメガネで髪をギュッと縛り
「ちょ、おま、誰?」状態で観て来ましたw
(出掛けると目が痒くてたまらんのだよ~)

以前、ホールバーグがアルブレヒトの時に元気いっぱいのヒラリオンが弾くんでした。
まあこれで、ロミオを観る気になって行ったら、かなり良かったんでした。
先月やった『眠り』は観てないので、デジレ王子はどんな感じだったのかな?

さて、弾くんのアルブレヒトです。1幕はまあまあいい感じでした。
マラーホフの指導がバリバリ入ってるのがすごく分かります。
でもマラーホフ アルブレヒトの1幕はもっとバカップル全開だったようなw
(2幕との落差が凄いんですよね~。)
渡辺さんのジゼルは最初っから儚げで、失恋したら死んじゃうよな~な雰囲気いっぱいで良かったです。
で、弾アルブレヒトの2幕は、残念ながらあんまり哀しくなかった。
なんだろう、ジャンプも高いし、リフトも安定してる、しっかり踊れてます。
でも込み上げる哀しみが今ひとつかな。ロミオの方が似合ってるかも~。
身分を偽って村娘と仲良くしようとし、相手が死んでしまって、後悔と自責に苛まれる男より、
自分の愛に一直線、
相手が死んだら後追い自殺をしてまで愛を成就させようとする男の方が似合ってるのかな。

今回のヒラリオンは友人一押しの梅ちゃん。相変わらず細い!!
髭面もカワイク似合ってるww
しっかり演技入ってますが、幕間でその友人が
「“デート”ってドラマに出てる長谷川博己みたいだ。」なんて言うもんだから、
2幕観てても、なんか可笑しくてしょうがなかった。
長年ヒラリオンを演じてた木村さんは公爵でした。

そして、この公演終了後に29年間東京バレエ団を支えてきた
高岸直樹さんの退団セレモニーがありました。
今後は特別団員になって、クラシックだけじゃない、いろんなダンスをしていくつもりだと言ってました。
首藤さんや後藤さんと同じ立ち位置ですかね。
お疲れさまでした。


〈主な配役〉

ジゼル:渡辺理恵
アルブレヒト:柄本弾
ヒラリオン:梅澤紘貴

【第1幕】

バチルド姫:奈良春夏
公爵:木村和夫
ウィルフリード:松野乃知
ジゼルの母:坂井直子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
岸本夏未-岸本秀雄河合眞里-杉山優一
沖香菜子-吉田蓮村上美香-岡崎隼也
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
小川ふみ乾友子伝田陽美吉川留衣政本絵美川島麻実子

【第2幕】

ミルタ:伝田陽美
ドゥ・ウィリ:岸本夏未川島麻実子

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団




くるみボタンでマグネット♪

2015年03月13日 | ハンドメイド

冷蔵庫にくっつけて使おうかと100均でパーツ購入。
磁石も25個で100円です。

スイーツ柄の生地を使ってみまました。

ボタンの足をペンチで引っこ抜いて磁石を付けました。
磁石だからボンド使わなくてもくっつきますが、ボンドで固定しました。

大きいサイズが欲しいなとあちこちの100均行ってみましたが、
さがした中では直径27mmが最大サイズ。
ちゃんと手芸屋さんに行けば、もっと大きいサイズもあるんだけどね。

追記:使ったのは3cmでした~。



『ソロモンの偽証 前篇・事件』

2015年03月12日 | 映画 邦画

記録的な大雪が降ったクリスマスの朝、
ある中学校の校庭で2年生の男子生徒・柏木卓也(望月歩)が遺体となって発見される。
転落死したと見られ学校と警察は自殺と断定するが、
彼は殺されたという目撃者を名乗る者からの告発状が届き、波紋を呼ぶ。
マスコミの報道が熱を帯び混乱が深まる中、犠牲者が一人、また一人と増えていった。
生徒の一人・藤野涼子(藤野涼子)は保身ばかりを考える大人たちに見切りをつけ、
死の真相をつきとめようと動きはじめる……。
(Movie Walkerより)


原作未読、面白かったです。
宮部みゆきの本は何冊か読んでますが、面白かった原作がドラマになると、
なぜかとても暗くジメっとした感じがして映像にするとなんだかなぁとね。
今回は中身知らないまま観たので、余計な事は思わずに観れました。

中学生たちは
みんな、整った芸能人然としてないのがリアルだったんじゃないかな。
『幕が上がる』で観たばっかりの黒木華がまた教師役で登場。
笑えるくらい真逆~ww

犯人、ぜんぜん分かりませんw
ってか、これ「お前が犯人だ!」はないんじゃないかな?
 宮部みゆきの小説ってそんな気がする。
と思いつつ、うっかりウィキを読んじゃいました!!
単行本3部作それぞれのあらすじが出てますね。前編で1部、2部、後編が3部なのかぁ。
読んでしまったものはしょうがないww
ザックリ書いてあるだけなので、これを後編でどう面白く見せるのか楽しみに待つことにします。



『アメリカン・スナイパー』

2015年03月11日 | 映画 洋画

米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊し、
イラク戦争に狙撃手として派遣されたクリス(ブラッドリー・クーパー)。
その任務は“どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること”。
狙撃精度の高さで多くの仲間を救ったクリスは “レジェンド”の異名を轟かせるまでになる。
しかし、敵の間にもその腕前が知れ渡り、
“悪魔”と恐れられるようになった彼の首には18万ドルの賞金が掛けられ、彼自身が標的となってしまう。
一方、家族はクリスの無事を願い続けていた。
家族との平穏な生活と、想像を絶する極限状況の戦地。
愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく彼を戦場に向かわせる。
過酷なイラク遠征は4度。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでゆく……。
(Movie Walkerより)

地元の映画館でしばらくやってるだろうと思って後回しにしてたんですが、
ようやっと観てきました。
最後までダレることない深い人間ドラマでした。
予告で観たシーンは初っ端、そこからクリスの生い立ちに話が飛ぶんですね。
彼の人となりと状況が分かってから再び狙撃シーン。
あそこは戦場での最初の仕事。
そこから始まる、その後の戦場での狙撃手として厳しい日々。
ゲームのように進む現代の戦争と言われて久しいですが、
やはり戦場は対人間という過酷なもの。
それは戦場に直接行っていなくても家族にとっては
実際どうなっているのかわからない分、なお辛いもの。

4度のイラク遠征を経験したクリス。家族の元に帰ってきても心ここに在らず。
国のため、友のために請われればきっと何度でも戦場へ赴いたであろうと思いますが、
 あの極限状態になる戦場とは、どこか中毒のようなものも感じました。
伝説と呼ばれた男の狙った的は外さないという執念。
そこには幾ばくかの興奮が混じっていたのでは?



来るか!!マシューの眠り\(≧□≦*)/ キャァ♪

2015年03月08日 | バレエ

どうやら、マシュー・ボーン振付のニュー・アドベンチャー「眠れる森の美女」の
来日公演が決まったらしい!!
http://new-adventures.net/sleeping-beauty/news/sleeping-beauty-to-be-re-awakened-for-major-international-tour
今年の秋から国際ツアーが始まり、2016年には日本に来てくれるみたいです。
公演中止にならないようにお祈りしとこうww

いろんなところに既出ですが、来月4月26日の深夜にはNHK‐BSプレミアムシアターで
マシュー・ボーンの「シザー・ハンズ」と、この『眠れる森の美女」が放送されます。
「シザー・ハンズ」は初放送。
2006年来日公演は観に行ってますが、メンバーが違います。
この時はリチャード・ウィンザーとサム・アーチャーが主演でした。
今回のはドミニク・ノースが主演かな。「ビリー・エリオット」に出ていたリアム・マウワーも出ていますね。

「眠れる森の美女」は以前にも放送されてて再放送。
感情の精でこちらにもリアム・マウワー出てます。
なんといっても、白鳥の王子クリストファー・マーニーとは真逆の
ライラック伯爵のマーニーが堪能できる映像です。
う~~ん、これが生で観れる!!ぜひ、ライラックはマーニーでお願いしたい!!

クリストファー・マーニー

中央クリストファー・マーニー

リアム・マウワー





追記
:4月26日深夜のNHK‐BSプレミアムシアター。
ボリショイの「マルコ・スパーダ」とマリインスキーの「シンデレラ」に変更になりましたね。
残念。。。。。
マシュー・ボーンの「シザーハンズ」録画したかったよー。
「マルコ・スパーダ」はデーヴィッド・ホールバーグなので、
録るけどね。 


『おみおくりの作法』

2015年03月07日 | 映画 洋画

ロンドンの南部、ケニントン地区の公務員である44歳のジョン・メイ(エディ・マーサン)の仕事は、
孤独死した人の葬儀を執り行うことである。
几帳面な彼は死者の家族を見つける努力を怠らず、その人のために葬礼の音楽を選び、弔辞を書く。
規則正しい仕事と生活をしながら、ジョン・メイはいつもひとりだった。
ある日の朝、ビリー・ストークという年配のアルコール中毒患者の遺体が、
ジョン・メイの真向いのアパートで発見される。
自分の住まいの近くで、その人を知らぬままに人が孤独死したという事実にショックを受けるジョン・メイ。
さらにその日の午後、彼は仕事に時間をかけすぎるという理由で解雇を言い渡される。
最後の案件となったビリー・ストークのために、ジョン・メイはこれまで以上に情熱を傾ける。
ビリーの部屋にあった古いアルバムで満面の笑顔の少女の写真を見つけた彼は、
イギリス中を回り、ビリーの人生のピースを組み立てていく。
旅の過程で出会った人々と触れ合ううち、ジョン・メイにも変化が訪れる。
自然と自分を縛ってきた決まりきった日常から解放されたジョン・メイは、
いつもと違う食べ物や飲み物を試し、
知り合ったばかりのビリーの娘ケリー(ジョアンヌ・フロガット)とカフェでお茶をする。
まもなくビリーの葬儀が行われることになっていたある日、
ジョン・メイは人生で初めての行動に出る……。
(Movie Walkerより)


東京での上映館が1つで高評価のため立ち見まで出ているというので、
ほとぼりが冷めるのを待って、観て来ました。
レディースデイでしたが、40分前に行ってそこそこの席で観れました。
ええ、ネタバレ入ると思うのでこれから観る人は読まない方が…。











静かな映画でしたね~。
ジョン・メイの生活には故意に拒絶しているわけではないけど、他人が一切関わらない。
彼自身そのことに何の疑問も持たない。
淡々とした日々の中、突然解雇を言い渡され、
最後の仕事をキッチリやり遂げようとしたところから、彼の人生に色がついてくる面白さ。

しかしこれ、最初から死亡フラグ立まくってましたよねw
几帳面なジョン・メイは孤独死した人の葬儀を執り行う仕事を同僚もなく、一人で黙々とこなしている。
そのジョン・メイは独身で一人暮らし、肉親はいないらしい。そして自身のお墓を買っている。
それでも、あのラストにはやられました。
驚いたし、泣けてきたし。
日々を丁寧に生きるってことは大切なことだなと。
でもやっぱり、彼には死んでから慕われるより、生きているうちに幸せな時間を過ごして欲しかったな。



『幕が上がる』

2015年03月05日 | 映画 邦画

地区予選敗退。最後の大会を終えた先輩たちに代わって、
部長として富士ヶ丘高校の演劇部をまとめることになった高橋さおり(百田夏菜子)。
部員たちの前では意気込んで見せたものの、悩める日々が続く。
どうやったら演技が上手くなるのか……?演目はどうすればいいのか……?
そんな時、元学生演劇の女王だったという新任の吉岡先生(黒木華)が学校にやって来た。
美人だが少々変わったその先生は、地区大会すら勝ったことのない弱小演劇部員たちに告げる。
“私は行きたいです。君たちと、全国に。行こうよ、全国!”
気迫に充ちたその一言で、彼女たちの目標は決まる。
演目は『銀河鉄道の夜』。演出を担当するのは部長のさおり。
演じるのは、看板女優でお姫様キャラの“ユッコ”(玉井詩織)、黙っていれば可愛い“がるる”(高城れに)、
一年後輩でしっかり者の“明美ちゃん”(佐々木彩夏)、
そして演劇強豪校からのスーパー転校生“中西さん”(有安杏果)といった演劇部員たち。
吉岡先生と、頼りない顧問の溝口(ムロツヨシ)と共に、富士ヶ丘高校演劇部は、
見たことも行ったこともない無限の可能性に挑む……。
(Movie Walkerより)

どの子がももクロZなのかも分からないオバサンが誘われて観て来ました。
(主人公のさおりがももクロってのは最初から分かりましたがw)
平田オリザの原作は未読。
友人の話では原作だと劇部員は女子だけじゃないし、部長だった先輩は男子なんだそうで。
その辺は青春の葛藤に焦点を絞って、恋愛は絡ませない事にしたのかな?
正統派の青春映画、面白かったです。
ももクロメンバーの演技も立派なもんでした。等身大の高校生を妙な臭さ無しに演じていました。

少しでも演劇に興味がある人にとっては、ぷぷってシーンが数か所。
予告にもある灰皿飛ばす黒木華とか面白すぎww
 っていうか黒木華、大物女優になったなぁ。
それこそ、学生時代に野田の舞台に突然出てきて「誰だオマエ!?」って感じだったのに。
頑張って、いろんなところで賞もらってるんだから当然だよなぁ。
演劇から足抜けできない女をカッコよく演じてました。
「演劇は一発勝負じゃないの。本番のたびに同じことを繰り返さなきゃいけないの。
偶然に頼らない。最後に勝つのはちゃんと計算された演技だけ。」

 このセリフは同じ舞台を何度も観る自分にも少しは理解できる。
そう、舞台は変化する。
同じ人が同じセリフで同じ舞台をやっているのに、初日、中盤、千秋楽と観ていくと化ける。
これが面白くて、同じ舞台を何度も観に行く。
これは、演じている当事者たちも変化を感じ、それを楽しんでいるんじゃないだろか。

でもこの世界は厳しい。
元学生演劇の女王だって悩み、一度は身を引く選択をしてるんだから。
人生のほとんどを捧げても何者にもなれず、消えていく人の方が多い。
彼女たちは全国を目指した後、どうするのか。
若い人には共感できる部分がたくさんあるんじゃないだろか。

5月には舞台版「幕が上がる」やるんですね。
映画には全幕は出てこなかった『銀河鉄道の夜』が観られるんですかね。



『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』

2015年03月04日 | 映画 アニメ

ある朝目覚めたムーミントロール(声:アレクサンダー・スカルスガルド)の目に、
空も川も木も全てが灰色になったムーミン谷が飛び込んでくる。
物知りのジャコウネズミさんいわく、恐ろしい彗星が近付いているせいらしい。
ムーミンパパ(声:ステラン・スカルスガルド)とムーミンママ(声:キャスリーン・フィー)は
彗星について詳しく知るために
ムーミントロールとスニフ(声:マッツ・ミケルセン)をおさびし山の天文台へ向かわせる。
途中通りかかった河原でテントを張っていたスナフキン(声:ピーター・ストーメア)を仲間に加え
冒険の果てに天文台に到着。
天文学者は、彗星はあと4日と4 時間4 分44 秒後にやってくると予測していた。
それまでにムーミン谷に戻りパパとママに何とかしてもらおうと家路を急ぐが、
予想もつかない危険がムーミントロールたちを待ち構えていた……。
(Movie Walkerより)


先月DVD発売にもなってるムーミンのパペットアニメ観て来ました。
作ってから30年目にカラー修正と再編をし、35年目に日本公開&DVD発売ってスゴッ!!
今の技術で細やかに修正された本作は
古いパペットアニメに有りがちな暗~い画面ではなく、
色鮮やかに、フェルトのムーミンの質感もあたたかいものになってました。
迫りくる彗星や巻き上がる竜巻なんか
30年前に作ったのかと思う出来ばえです。
あ~またヘムレンさんの切手が飛んで行ってしまうww

それにしても、スニフの声マッツ・ミケルセンだったんですね。
知らずに観てましたw
ムーミンとムーミンパパはスカルスガルド親子だし。
日本語の時の声の感じに一番近かったのはスノークかなw
気取った感じがありましたよ。

OPとEDはビョークで映像は新しいパペットアニメでした。
(この部分にムーミンは登場してなかった。)
DVDに映像特典として収録されてるのは
ビョークが歌う主題歌「The Cmet Song」ミュージックビデオ
 
3月31日までの期間限定公開だそうです。

このお話、ミィが出てこないのがちょっと寂しいね。