beatitude

好きなことだらけさ…

『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』

2016年09月11日 | 映画 洋画

華麗なイリュージョンショーでFBIの目をもかいくぐり、
不正搾取された金を奪う4人の義賊集団フォー・ホースメン。
あるハイテク企業の不正を暴露しようと新たなショーを仕組んだ4人の前に、
天才的なハイテク・エンジニア、ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフ)が立ちはだかる。
ショーは失敗に終わり、巨大な陰謀が渦巻く中、ホースメンは追い詰められていく。
(MovieWalkerより)


映画館でチラシを手にして、あ~これ2作目やるんだ。
観てるはずの前作、すっかり忘れてるw
予告観てなんとなく思い出し、今度はラドクリフもでるんだぁ。
「タラ~ン」とか両手広げちゃってwww

自分はアトラスがぶちかますゲリライリュージョンが一番面白かった。
降る雨粒止めて逆向きに降らせたり、
水たまりに倒れ込んで、そのまま消えるってどうやってるの?
CGは最小限で、俳優さんたちは実際マジックの特訓を積んで撮影に挑んだとか。
それ、スゴイですよね。
セキュリティシステムをマジックで欺くシーンは圧巻。
マーク・ラファエロが火を吹いた時も、
あれ?この人できるんだ!と思ってたら、練習の成果だとは!!

マジックも種明かしもハイスピードでバシバシ進むため、
理解が追い付けなくて分かんないまま観ちゃってましたが、
面白かったです。



『アスファルト』

2016年09月10日 | 映画 洋画

郊外にある寂れた団地。
人知れず車いす生活を送ることになった中年男性といわくありげな看護師、
一人で留守番をすることの多い少年とその隣りに引っ越してきた落ち目の女優、
不時着したNASAの宇宙飛行士と
服役している息子を待ち続けるアルジェリア系移民の女性。
それぞれ孤独を抱えた6人のもとに、出会いと奇跡が訪れる。
(MovieWalkerより)


そこそこ面白かったけど、もうひと声って感じかな。
"平凡で孤独な日常に訪れる3組3様の出会い"ではあったけど、
"奇跡"は訪れてないと思うw

予告映像に団地の屋上に宇宙船の帰還カプセルがドスンと落ちてくるシーンがあったので、
なんだか面白そうだなと思って観に行ったんですが、
確かに、NASAの宇宙飛行士ジョン・マッケンジーとマダム・ハミダのやり取りは可笑しい。
だいたい団地の屋上に不時着ってこと事態がオカシイわけで。

フランス郊外のボロ団地、空はどんよりとした曇り空、全体のトーンは灰色。
話はいきなり、ボロ団地のオンボロエレベーターを新しい物に交換する集会場面からスタート。
2階に住んでるスタンコヴィッチだけが、自分は使わないからという理由で反対。
エレベーターは絶対に使わないという条件で
彼だけはお金を出さない事で、エレベーターは新品に。
その直後、車いす生活になってしまう。
そこから、彼の悪戦苦闘が始まる。

少年シャルリは母親と二人暮らしだけど、常に留守番状態。
ある日、場違いな女性が隣に越してくる。
かつては活躍したらしい女優のジャンヌは何かと世話が焼ける。
シャルリは彼女が新しい役をもらえるように、手を貸し始める。

この3組、共通点はほぼ無いww
あるのはそれぞれのシーンで聞こえる意味あり気な
キーッキーッというような音。
子供の泣き声よと言ったり、獰猛な動物がうろついてると言ったり。
音の正体は最後に明かされるんですが、
分かっても「はあ、そうですか。」くらいしか思わなかった。
でもランダムに映し出される3組のストーリーが終始クスクス笑えるし、
俳優さんはみなさん個性的。シャルリ役のジュール・ベンシェトリは可愛かったし、
(彼は監督の息子さんなんですね。)
眠くはならずに観れました。



『ハートビート』

2016年09月09日 | 映画 洋画

ニューヨーク。高校卒業後、バレエの道へ進むために奨学金を得て
マンハッタンのダンス学校に進学したルビー(キーナン・カンパ)は、
少々問題児のルームメイト、ジャジー(ソノヤ・ミズノ)たちと
毎日激しく厳しい練習に取り組んでいた。
そんなある日、地下鉄に乗ろうと歩いている途中、
ルビーはひとりのバイオリン弾きに惹かれる。
そのイギリス人バイオリニスト、ジョニー(ニコラス・ガリツィン)は、
生活のために演奏をしているのだという。
衝突しながらも徐々に惹かれ合っていく二人。
しかし、自分の思い描くダンスが出来ないルビーは、
ジャジーと共に奨学金の資格剥奪の危機に直面する。
一方、ジョニーは大切なバイオリンを盗まれてしまったうえ、
グリーンカード詐欺に遭ってしまう。
追い詰められた二人はお互いの夢を叶えるため、
“弦楽器&ダンスコンクール”への出場を決意。
ジョニーの隣人であるストリートダンサー集団の力を借り、
彼らは今までにない新しいステージを作ろうと奮闘するが……。
(MovieWalkerより)


ダンスや音楽が好きなら楽しめる映画かな。
ストーリーはさしてひねりもなく、頑張って成功を勝ち取るぞって青春映画。
普段見ないピップホップがスゴイなって思いながら観てました。
地下鉄ホームでのダンスバトルが見物。
なんでも世界最高峰のダンサー62人が参加してるんだそうです。

ルビー役のキーナン・カンパはアメリカ人として初めてマリインスキー・バレエに入団。
現在は退団してアメリカに戻り、演技の勉強しながらバレエも続けているらしいです。
彼女がドン・キのバリエーション踊ってる映像がありました。


ルームメイトのジャジー役のソノヤ・ミズノは日本生まれイギリス育ちで
英国ロイヤル・バレエスクール出身。
彼女は『エクス・マキナ』にキョウコ役で出演してましたね。

面白かったのはヴァイオリンバトル。

まるで2CELLOSの演奏見てるみたいでしたw
ジョニーに敵対するカイル役のリチャード・サウスゲイト(左側)。
彼はヴァイオリニストでもあるらしいので演奏は彼本人のものなのかな?
ジョニー役のニコラス・ガリツィンの方は元はラグビー選手を目指してたとか。
けがのためキャリアを断念し、
現在は俳優以外に、歌手・ミュージシャンとしても活動とあるけど、
ヴァイオリンをやってたとは出てないので、これはアテレコ的なものかな?

“弦楽器&ダンスコンクール”ではカイルのチームは純クラシック。
ジョニーの方はクラショックとヒップホップとのコラボ。
そこそこ面白かったです。




『神様の思し召し』

2016年09月08日 | 映画 洋画

今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)は、
医師としては優秀ながら、傲慢な性格と容赦のない毒舌で周りからは煙たがられていた。
プライベートでは妻との仲が倦怠気味の上に、お気楽な長女はサエない男と結婚。
それでも、頭脳明晰な長男が医師を継いでくれれば満足……。
と思っていた矢先、あろうことか医大に通うその長男が“神父になりたい”と宣言する。
表向きは物分かりのいい振りをする一方で、独自の調査に乗り出すトンマーゾ。
やがて、長男が派手なパフォーマンスで人気のピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)に
”洗脳”されていると睨み、信者を装って教会に潜入する。
目に見えるものだけを信じる医師と、見えないものこそ信じる神父。
真逆の2人の対決と、いつのまにか芽生えたまさかの友情の行方は……?
(MovieWalkerより)


面白い映画でした。
息子を取られまいとする敵対心バリバリの外科医とムショ帰りのカリスマ神父。
主人公の二人はオッサン俳優であるw
これがなかなか味のある関係を見せてくれる。
ピエトロ神父の過去は詳しくは出てこないけど、ムショ帰りだけあって、人生の闇も経験積み。
エリートで裕福な生き方しか知らない、人の心を汲み取れないトンマーゾは至って分が悪い。
 信仰心のカケラも無さそうなトンマーゾを胡散臭しかしないピエトロが上手い事のせていく。
さすが神父www

イライラばかり募らせるトンマーゾに、とっておきの場所を教えるピエトロ。
風が拭くのも木の実が落ちるのも神様の思し召し。
この辺はやはり唯一神を信仰する人たちの思想ですよね。
自分はやはり八百万の神々がいいな。
風が吹くのは風の神様、木の実が落ちるのは木の神様が
それぞれ勝手な都合でやってる事。
(信仰心なんかちっともないけどねww)

終盤"俺たち友達だろ!"的な関係になった矢先、
ピエトロはある不幸に見舞われます。
映画はピエトロがその後どうなったかは映しません。
ひとり、とっておきの場所に向かうトンマーゾ。
彼はようやく人生の何たるかを感じたのかもしれません。

イタリア映画らしく湿り気の無いカラッとした笑いで魅せてくれました。



『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』

2016年09月07日 | 映画 アニメ

小さな島の海辺の灯台の家で、
幼いベン(声:デヴィッド・ロウル)は両親とともに暮らしている。
ベンは大好きな母ブロナー(声:リサ・ハニガン)から
「あなたは世界一のお兄ちゃんになる」と褒められて、
赤ん坊が産まれてくるその日が来るのを楽しみにしていた。
優しくて物知りな母は、ベンにたくさんの話や歌を教えてくれる。
巨人のマクリルと愛犬の物語、
アザラシの妖精セルキーが歌うと妖精が家に戻れる不思議な伝説、
古い言葉で綴られる美しい歌……。
ある晩、ベンは母から海の歌が聞こえる古い貝殻をもらい、
大事に抱いて眠りにつくが目を覚ますと母の姿がない。
母は赤ん坊を残して海へ消えてしまったのだった。
実はブロナーは、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精セルキーであった。
それから今もベンと父コナー(声:ブレンダン・グリーソン)の心は傷ついたまま。
母がいなくなったのは、妹シアーシャのせいだと思っているベンは、
ついつい彼女に意地悪をしてしまう。
6年後。今日は母の命日でシアーシャの誕生日。
町からお祝いにやって来た祖母は、いまだに喋らないシアーシャが心配だった。
その夜、シアーシャは美しく不思議な光に導かれ、
父が隠していたセルキーのコートを見つけるとそれを着て海へ入っていく。
悲劇の再来を恐れた父はコートを海へ投げ捨て、
祖母は嫌がる兄妹をハロウィンでお祭り騒ぎの町へ連れて行く。
居心地の悪い祖母の家から抜け出した兄妹は愛犬クーと父が待つ家へと向かうが、
そんなふたりの後を妖精ディーナシーの3人組が追いかけていた。
彼らはシアーシャがセルキーだと気付き、フクロウ魔女のマカと
その手下のフクロウたちによって石にされた妖精を元通りにしてほしいと頼んでくる。
その時、4羽のフクロウがシアーシャに襲いかかる。
その場はなんとか逃げ切った兄妹だったが、
ベンが目を離した隙にシアーシャがいなくなってしまう。
妹を探すうちにベンは語り部の精霊シャナキーから、
マカの歪んだ愛情が妖精の国とシアーシャの命を消しつつあると教えられる。
マカの魔力に勝てるのはセルキーの歌だけ。
しかもハロウィンの夜が明けるまでに歌わないと全てが消えるという。
母が残した“うた”を頼りに、幼い兄妹の大冒険が始まった……。
(MovieWalkerより)


まるで絵本の画が動き出したかのような上質なアニメーション映画でした。
でもこれをそのまま絵本にしたら魅力が半減かも。
4色刷り印刷のパンフレットの画では感動しない。
これは動いてるからこそ美しい!!
(特色使って紙も選んで、お値段の張る絵本作ったら綺麗かも~)

アイルランド神話を基にした幼い兄妹の冒険物語。
最後にとったシアーシャの決断。
ステキなお話でしたが、なぜお母さんは夫と子供を残して
海に帰っちゃったんだろうと不思議でした。
そこんとこ、説明なかったですよね?

パンフに載ってた、アイルランド伝承文学研究の渡辺洋子さんの文章読んで
なんとなく納得。
ヨーロッパで語り伝えられていた人魚の話と酷似したセルキー神話
「アザラシ女房」が基になってるとの事。

「人間の若者が海辺の岩の上で髪を梳いている人魚を見つける。
若者は人魚のそばにあった上着またはショールを奪って家に走りかえる。
大切なものを奪われた人魚は若者を追っていくが、
それを返してもらえずに仕方なく結婚する。
二人の間にはやがて子供が生まれるが、ある日人魚は上着を見つけ、
 夫と子供を残して海に去っていく。」
(パンフレットから)

この人魚をアザラシに置き換えたものが「アザラシ女房」だそうです。
読んでて、あれ?これは日本の羽衣伝説と同じでは!?
そこには言及してなかったけど、
こういった話はどこにでもあるもんなんだなぁ。

映画のブロナーは無理矢理結婚した風じゃなかったから、
たまたま人間の男性と恋に落ちたけど、
元は海の生き物だから帰らなきゃならなかったってとこかな?

字幕版で観たのでリサ・ハニガンの歌う声はとても心地よく、
ルーシー・オコンネルの歌声もすごくカワイイ!!
ケルト音楽も画に合っていて、優しい気持ちになれる作品でした。



「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」観て来ました。

2016年09月06日 | 絵画・展示

自転車でヒョイの距離にある練馬区立美術館。
最終日の9/4(日)に下の娘と行って来ました。

2011年頃から回転展示をやってるみたいだけど、
現代美術って…ハッキリ言ってワカランwwww


まず会場入口の「転」がくるくる回ってて、
中に入ると過去のマンガ作品が並んでました。
「ピノキヲ」「エレキな春」「ヒゲのOL」「弥次喜多 inDEEP」懐かし~ww
娘はいちいち「これは自分生まれてない」「こっちは生まれてる」
はいはいはい、あなたは若いですよw
朝日新聞の「地球防衛家のヒトビト」はずーっと続いてますもんね。

2015年の和紙作品「崩と回」の「崩」の部分展示。



写真はヘタクソですが、大きい作品なのでパノラマで撮ってみました。


ロトスコープを使った「ゆるめ~しょん」は
オヤジ顔のキャラがバレエ踊ってたw
ここまでの作品は回ってない。

いよいよ回るヤカン。
回せばヤカンも芸術!!って…実際観てもさっぱりワカラン。
回転派のアトリエも展示してる物がすべて回ってる。

ダルマも回ってる。

どう見てもゴミにしか見えないんだけど1個ずつ全部回ってる。
店のレシートやら食品トレーやら
それを食い入るように見てる観客が自分も含め、なんか滑稽w

「回転道場」っていうループ映像は
しりあがり寿扮する老師に弟子が差し出すものが1回ずつ違っていた。

部屋の入口に小さくタイトル「ピリオド」。
カーテンめくって中に入ると奥にデカイ●が。
???あっ、ピリオドか。
理解するまで間があったwww

「それぞれの歴史」では昭和レトロなものが回ってましたが、
最終日だからか、何点か回ってませんでした。(電池切れ?)

それっぽい位置に「監視員さんのイス」があって回ってたんだけど、
実際の監視員さんが座ってそのまま回ってたら面白いのにとか思ってしまった。

通路には額に入った成功祈願


自分の薄っぺらい頭で理解しようとするのは無駄なんだろうなぁ。
なんともシュールで面白かった。

このあと愛知の刈谷市美術館9/17~11/6
兵庫の伊丹市立美術館2017.1/14~3/5で展示です。



2016年劇団☆新感線夏秋興行 SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』

2016年09月05日 | 舞台(演劇・音楽)

2016年9月3日(土) 開演12:30 赤坂ACTシアター

相変わらず最初から最後までハイテンションで面白かった~!!
ゲキ×シネもTV放送もそれなりに楽しめるけど、やっぱり生舞台で観る迫力に勝るものなし。
それも主役が生田斗真ですから!!美しいわ~wwww

今回はジャニーズが舞台に上がるし、チケ取れないだろうと諦めていたところ、
観てきた友人が前日電話予約があるよと言ってきた。
電話なんか通じないよと思ったけど、してみた。なんと10分くらいで通じた。
劇場行って受け取ったら端っこだったけど前から6列目。おおっ!!
ただスピーカーの真ん前だったので、
公演終わったあとは耳がワ~ンとなってましたwww

〈ストーリー〉
物語の始まりは、平安時代。
容姿端麗で剣術や武術に秀でて文才もあるのにすべてに恵まれ過ぎているせいか、
またはその性格のせいなのか、何をしてもトゥーマッチ感が否めない<藤志櫻=生田斗真>
竹から生まれた美しい<かぐや姫=小池栄子>に自信満々で求婚するが、
かぐや姫は貴族の中で最有力候補だった藤志櫻ではなく家来の<蛍太郎=神山智洋>を選ぶ。
生まれて初めて挫折を味わった藤志櫻。
そこに妖しいいでたちの男が現れ、彼に噛まれたことで藤志櫻はヴァンパイアと化してしまう。
それから1000年が流れた2016年、東京。
1028歳となり、日本各地を転々としながら名を変え職業を変えて、
愛した女性、かぐや姫の生まれ変わりを探し続けていた藤志櫻は
現在、ビジュアル系バンドのボーカリスト<TOSHIRO>としてカリスマ的な人気を誇っている。
ひょんなことから、前世占いの<マダム馬場=篠井英介>に出会い、
かぐや姫の生まれ変わりを一緒に探すことになる。
一方、そのころ新宿歌舞伎町では古参ヤクザの“蛇之目組”と、
<竹井京次郎=中村倫也>率いる新進の半グレ組織“ナメクジ連合”が反目し合っていた。
あることをきっかけに、彼らの闘争に巻き込まれていくことになる藤志櫻。
果たして、かぐや姫の生まれ変わりはいずこに…!?
(公式サイトより)

目当ては生田斗真のヴァンパイア。
"これが望むヴァンパイアだ"ってビジュアルで出るよ!!と聞いたので、
期待大で観に行ってホントだー!!
まるでアニメから出てきたようなヴァンパイア!完璧じゃないですか!!
日本人で銀髪ロン毛ヅラがこんなに似合う人はそうはいないだろ。
ただ、性格設定がトゥーマッチだったため、ちょっとウザいww
藤志櫻がトゥーマッチでも
1000年以上生きたら、そこは老成して静謐であって欲しかった。
でもクドカンだからなぁ。老成したら劇団☆新感線にならないしww
1000年経ってもトゥーマッチ。だからこそのかぐや姫一筋!!

そのかぐや姫は小池栄子。
高飛車なかぐやがスゲー似合ってた!!この人、舞台出るとホント面白いわ。
藤志櫻お付き役の神山智洋もキッチリ笑い取ってました。

中村倫也はこんなに舞台映えする人だとは思わなかった。
ももクロ風味のチーム保保肩はかなり笑えた。
その中の背の高い美女は男の子だよなぁ。誰だ?と思ったら中村倫也!!
ええっ、カワイイ!!そして踊れる。
竹井京次郎役の時もスゲー踊れるんだ!!とさらに驚いた。

徳永ゆうきは新感線とはまるで違うテイストで舞台に立ってて面白かった。
誰だか分からなかったけど、演歌歌手の人なんですね。

新感線初参加だという笹井さんは
他のみんなとは違い、最小の動きで存在感大でした。

藤志櫻が探し続けたかぐや姫は誰なのか…
最後の見せ場、藤志櫻vs京次郎&藤志櫻vsアリサ
ここの尺が結構長くて、ガッツリ魅せてくれます!!

舞台はスクリーンに映し出されたセットだから、場面転換が一瞬です。
大がかりなセットをガタガタ動かすことなく、小道具を変えていくだけ。
歌舞伎町が一瞬で1000年前の竹林に変わる面白さ。
もちろん音楽は満載。
クドカン作詞の歌詞は劇画タッチの書き文字でバンバン出て来ます。

橋本じゅんの沖縄設定が一番ナゾだった。
面白いからいいかwww

〈主なキャスト〉
藤原藤志櫻/TOSHIRO・・・生田斗真
かぐや姫/アリサ・・・小池栄子
竹井京次郎/ヒメ・・・中村倫也
蛍太郎・・・神山智洋
翁/照屋・・・橋本じゅん
サカエ・・・高田聖子
霧島茂[黒霧島]・・・栗根まこと
虫麻呂(劣)/マダム馬場・・・笹井英介
徳永ゆうき・・・徳永ゆうき
KAN-主・・・紘毅
田所・・・松田翔
虫麻呂・・・右近健一
清/知念・・・河野まさと
髭剃/ヒゲ・・・逆木圭一郎
蛇之目百三郎・・・村木よし子
藤原加太毬/藤原藤志櫻(劣)/YOSHIRO(劣)・・・インディ高橋
お雅/保保肩ハルコ・・・山本カナコ
蝉丸/セミ・・・礒野慎吾
MIKADO・・・吉田メタル
おりん/あずさ・・・中谷さとみ
紫式部/女子アナ/シキブ・・・保坂エマ
豚足/トン/ドナベ・・・村木仁
霧島猛[赤霧島]・・・川原正嗣
とおる・・・冠徹弥
くにお・・・教祖イコマノリユキ

作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり



『傷物語〈Ⅱ熱血篇〉』

2016年09月03日 | 映画 アニメ

高校二年の春休みに、美しき吸血鬼
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会った阿良々木暦。
四肢を失い、瀕死の状態にあった彼女を助けた暦は、しかし自らも吸血鬼になってしまう。

人間に戻るためには、奪われたキスショットの四肢を取り戻さなければならない。
怪異の専門家・忍野メメの助言を受けた暦は、過酷な戦いに乗り出していくことになる。

彼の前に待ち受けているのは、
身長2メートルを超える巨漢である吸血鬼を狩る吸血鬼・ドラマツルギーと、
巨大な十字架を自在に操る半吸血鬼(ヴァンパイア・ハーフ)のエピソード。
そして、吸血鬼退治を専門にする、物静かな人間・ギロチンカッター。

はたして暦は、3人の「敵」から、キスショットの四肢を奪い返すことができるのか?
雨がそぼ降る3月最後の夜、血戦の幕が静かに上がる――。
(東宝サイトより)


Ⅰ鉄血篇に続くⅡ熱血篇。
TVシリーズとは作画を変えてあるので、阿良々木くんと忍野はあくまでもカッコイイ。
人間強度が上がった阿良々木くんw 脱いでもカッコイイwww
バトルシーンの作画は力入ってましたねー。そこがメインの熱血篇。
でもドラマツルギーには意外にあっさり勝っちゃったなぁと思っていたら、
エピソードとの羽川巻き添え、空を舞う臓物飛び散り作画はスゴ過ぎ!!
エピソードの「ワハハハ-」はハハハ…シツケー。

しかし、なぜ「阿良々木くん頑張って」で羽川パンツを脱ぐ?
パンツを脱ぐ作画も、ちょっと足に引っ掛かったりして、臓物なみにスゴかったけどさw

キスショットは可愛かったなぁ。
キラキラフィルター滅法かけといて、脳みそに指突っ込んで記憶を思い出すし。

ギロチンカッターとの決着は次回Ⅲ冷血篇か。
ドラマツルギーとエピソードとの戦いも人間業じゃないけど、
ギロチンカッターとは人間やめなきゃ勝てないのか。
じゃあキスショットが元通りになっても、マトモな人間には戻れないのか?
あっ、化物語で吸血鬼属性の人間って設定だったよねw

次回も魅せる画でお願いします。



『鷹の爪8~吉田くんのX(バッテン)ファイル~』

2016年09月02日 | 映画 アニメ

20世紀の島根県吉田村。
秘密基地で遊んでいた地元の小学生・吉田くんと仲間たちの前に、
未来からタイムトラベルしてきた世界連邦捜査局X捜査課の捜査官、
モレルダー(声:杉田智和)とナスカリー(声:松本梨香)が現れる。
彼らは一緒に、未来で怪事件を発生させているという“呪いのビデオ”の捜索を開始。
しかし、その行く手には未確認生物UMAやオーパーツの出現、
さらには超常現象など、思わず寄り道したくなる摩訶不思議な出来事が次々に発生!
果たして吉田くんたちの大冒険の結末はいかに……?
(Movie Walkerより)


カワイイぞ、吉田ぁ!!
何を隠そう自分はムック本買ったくらいのXファイル大好き人間なのデス。
TVシリーズはせっせと見てた。
例の曲が流れたらもっと面白かったのになぁ。
吉田の場合、エックスファイルじゃなくてバッテンファイルだからなww 

たたら製鉄だの小泉八雲だの出てきて、
良い子たちの教養も高めようってのか!?と思ったら、
吉田ん家の庭には数々のオーパーツが!!wwww
マンドラゴラ、マヤ文明、コシタリカの石球、メデューサに至るまで
なし崩し的に木スペ路線ww
こういうネタは今でもウケるのだろうか?

NHKでTV放送するようになってから毒気が抜けた鷹の爪って思ってたけど、
子供向け番組内だったからしょうがないよなぁ。
知名度は上がったみたいで、お母さんに連れられた子等がたくさん。
みんなバカ笑いしてたwww

今回声優陣豪華でしたwww 敵ボスに若本!!
殆どセリフの無いキュウ助に犬山イヌコ。
白組使って、やたらCGにお金かけなくても十分面白いよ。



舞台『娼年』

2016年09月01日 | 舞台(演劇・音楽)

2016年8月30日(火) 開演18:30 東京芸術劇場プレイハウス

原作の石田衣良の小説は「娼年」も「逝年」も未読。
松坂桃李が娼夫役なんだ!!って情報だけでチケ取って友人と行って来ました。
友人は「娼年」の途中まで読んで、これは嫌いだと放り出したんだと。
ええっ嫌いな小説の舞台観に行くことになったのかよーwww

〈ストーリー〉
森中領(松坂桃李)はごく普通のフリーター。毎日を無気力に送っていた。
ある日、友人進也(米村亮太朗)が40代半ば綺麗な女性を連れてきた。
御堂静香(高岡早紀)である。

「女性なんてつまらない」という領に静香は”情熱の試験”を受けさせる。
それは静香が経営するボーイズクラブ”クラブパッション”に入るための試験であった。

最初こそ戸惑うが、領は娼夫の仕事にやりがいをみつけていく。
それは女性ひとりひとりの中に隠されている原始的な欲望を見つけ、
それを心の陰から実際の世界にひきだし実現していくこと。
領と出会い、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女たちは自分を解放していけるのだ。
領と静は次第に惹かれあっていく。
静香に褒められたくてずっとこの仕事を頑張ってきたという領。
その思いを受け止めることを決めた静であったが…
(ホリプロサイトより)

観て驚いたwwこんな内容だったのか!!
こんな抜粋ストーリーなんかじゃ分からない。
友人曰く「高いお金払って、延々とAV見た気分だっ!」だそうだ。
確かに…。
15禁の濡れ場があるらしい…どころではない。
最初から最後までそれだww
桃李くん、ざっと数えて(シンヤも含め)10人くらいとヤッてる舞台。
ベッドに倒れて暗転なんて生易しいもんじゃなかった。
濡れ場音も喘ぎ声も高らかに
黒スーツで長い階段をスーッと降りてきて、脱いでヤル。
休憩挟んで後半は大したことないけど、少しアブノーマル路線も入ってくる。
(これは笑い取ってたけど)

脚本・演出の三浦大輔は
肉体との重なり合いでコミュニケーションを取る作業が多いので、
そこはきっちりやってもらいました。

俗っぽい、下世話な興味で観に来てくださっても、最後に得るものは真摯なものです。」
って言ってるけど、真摯になる前にウンザリしてしまった。
今さらカマトトぶるつもりも、PTA面する気も全くないけど、
映像ならともかく、生舞台であれだけセックスシーンを観せられるとちょっと引くわ~。
あーいうのはこっそり見るからいいんで、客席数834に立ち見までいる中ってのは…。
自分的には残念なイケメン枠だった松坂桃李。
でも最近の映画を観ると面白くなってきたなぁと思ってた。
体張って頑張ってるのはわかるけど、その面白さが感じられない。
もったいないなぁと同時に、なんかかわいそうに思ってしまった。
これは親には観て欲しくないだろなw
それでも、俳優としてキッチリ魅せてましたよ。
最初の冴えない大学生から後半は黒スーツをカッコよく着こなす娼夫に変貌してました。
(そのスーツすぐ脱いじゃうけどww)

客席中央部に張り出した舞台にベッドがドーン。
前から4列くらいはコの字上に客席があるわけで、
そこはどうやらリピーターのオバサマ方でカブリツキ。
スタンディングオベーションでした。
自分は2階席だったんですが、あんな席では観れませ~んww

劇場に入るとき、入念な持ち物チェックがあったのはこんな舞台だったからなんですね。

江波杏子が一番面白かった。さすがでございますw

〈キャスト〉
森中領(リョウ)/松坂桃李 (幼少期/楢原嵩流)
御堂静香/高岡早紀
御堂咲良(サクラ)/佐津川愛美
ヒロミ/村岡希美
ミサキ/安藤聖
白崎恵(メグミ)/樋井明日香
チサト/良田麻美
遠藤留奈
イツキ/須藤理彩
平戸東(アズマ)猪塚健太
田島進也(シンヤ)/米村亮太朗
泉川氏/古澤祐介
江波杏子
領(幼少期)の母/尾藤亜衣