beatitude

好きなことだらけさ…

『彼らが本気で編むときは、』

2017年03月16日 | 映画 邦画

11歳の小学生・トモ(柿原りんか)は、母親のヒロミ(ミムラ)と二人暮らし。
だがある日突然ヒロミが家出、
独りきりになってしまったトモは叔父のマキオ(桐谷健太)の家に向かう。
母の家出は初めてではなく、過去にも同じ経験をしていたトモだったが、
以前と違うのは、今回マキオは
リンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていたことだった。
リンコは元男性で、女性への性別適合手術を受けたトランスジェンダー。
そんなリンコの美味しい手料理に安らぎを感じ、団らんのひとときを過ごすトモ。
母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、
母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、
三人での奇妙な共同生活が始まった……。
(MovieWalkerより)


今までの荻上直子監督作品とは違うテイストでした。
監督自身、新しいステージに踏み出した作品と言ってるだけはある。

生田斗真が女性を演じる
トランスジェンダーの物語、なんだけど、
家族のカタチの物語でした。
感情がガーッと盛り上がるわけではないんですが、
なんでもないシーンで涙がポロっとする映画でした。

生田斗真の女性リンコはもちろんですが、
いつも元気に大きな声を出してるイメージの桐谷健太の抑えた演技も、
度量の大きな男に見えて、ダサカッコイイし、
同じ大きさをリンコのママを演じた田中美佐子にも感じる。
子役陣も素晴らしく柿原りんかちゃん筆頭に
リンコの中学生時代の高橋楓翔、トモの同級生カイの込江海翔、
この2人がすこぶるカワイイ!!

"普通の家族"ってなんだろうとちょっと考えさせられる。
どんな形であろうと暖かい想いがあれば、家族になれるのではなかろうか。
と、大人は頭で理解しようとするけど、子供のトモにとっては
どんな母親であろうと、やはり本当の母親が恋しい気持ちは止められない。
母である前に女であろうとするヒロミと暮らしてきたトモは
年齢より大人びている分、リンコとマキオの心の内も理解しながら母親の元に戻る。
トモの母親になりたいリンコも、そしてマキオもそこは分かってしまう。 

LGBTだろうがなんだろうが、人としてどう生きているか大切なんだろうなと。
そしてまた、音信不通を決め込んでいる自分の娘の事を思ってしまう。




花粉がすごい~泣けてくるw

2017年03月13日 | ハンドメイド

家でたまったアニメやドラマをこなして、
極力外に出ないようにしてるけど、
歯医者や耳鼻科には行かなければならない。
花粉症の薬も、今まで飲んでた薬より強めのが処方されたけど、
これ効いてるんか?ってくらい鼻水止まらず。
目も痒いし、顔がモチャモチャする。。。
今週は映画館行くの1回くらいにしようかとww
(行くんかい!!って声が聞こえる~)

年賀状用に編んだ鳥が欲しいと頼まれ、2羽編んでました。

前に編んだのは玄関に飾ってるから、新しいのをあげようと。

この鳥、大きさは

カードの上に乗せると、これくらい。
小さめです。

実家のじい様も欲しいって連絡してきたんだよね。
また2、3羽編むか。



『ミッドナイトマン』

2017年03月11日 | 映画 洋画

ロサンゼルス。犯罪者グレイディは、
皮膚が痛みも何も感じない“先天性無痛無汗症”であることを活かして
修羅場をくぐり抜けてきたが、
犯罪組織のボス、エゼキエルから彼の手下4人を一晩で殺すよう依頼される。
最初の標的を仕留めた直後、グレイディは何者かに気絶させられ、
目覚めたとき、彼を救った女性の救命士ザンはグレイディにある薬を投薬したと語るが、
副作用でグレイディはそれから数時間、痛みを感じるようになり……。
(WOWOWサイトより)


WOWOWのジャパンプレミアム枠で放送した日本未公開クライムムービー。
2016年製作。

DVDは出てるんですね。
この手の映画はあんまり見ないんですが…
なんと主演がウィル・ケンプだったので見た!!wwww
いや~、俳優さん続けてたんだねぇ。

ウィル・ケンプが出演して日本でロードショーかかったのが、
ヒュー・ジャックマンの『ヴァン・ヘルシング』。
の中のヴェルカン・ヴァレリアス役。
ヘルシングの相手役、アナのお兄さんにして狼男。これが2004年。
『マインドハンター』にも出てるけど、これは見てないから
どんな役だったのか分からない。日本公開が2006年。
 「兵士の物語」でアダム・クーパーと日本に来たのが2009年。
NHK-BSで放送してくれたロイヤル・バレエスクールの「ピーターと狼」に
語り部おじいさんで出てたの見た時もちょっと驚いたけど、彼の出身校だもんね。
作品は2010
年収録だけど、放送したのは2012年。
それ以来、久々に見ましたw

やっぱりマシュー・ボーンのAMPで踊ってた時が一番カッコ良かったなぁ。
だって犯罪者グレイディってw 手に釘刺してないで踊れよー。
彼も今年40歳になるのか。
その割には一時よりシュッとしてて若く見えるw

映画はB級クライムムービーかなw
修羅場をくぐり抜けてきた犯罪者なのに、さして緊迫感もなく、
話の内容上アクションよりリンチシーンがメイン。
相手役のブリナ・ケリーも誰?
監督のD・C・ハミルトンはTVドラマ界で裏方として働いてきた新人監督で
これが長編デビューだそうです。
軽いノリでまとめてました。




『アサシン クリード』

2017年03月08日 | 映画 洋画

記憶をなくした死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は、
遺伝子操作(アニムス)によりDNAに眠る祖先の記憶を呼び起こされ、
その記憶を追体験させられる。
カラムの祖先は、ルネサンス期のスペインで
テンプル騎士団と対立していたアサシン教団の一員だった。
驚くほど高い身体能力を持つ伝説のアサシンである彼は、
禁じられた秘宝エデンの果実がどこにあるのかを知る歴史上最後の人物だった。
現在と過去を行き来し歴史に隠された謎に取り組むうちに、
アサシンの能力を身につけていくカラム。
エデンの果実を追う中で、
自分の遺伝子に隠された人類の未来を変える禁断の秘密を知る……。
(MovieWalkerより)


2D字幕版でマイケル・ファスベンダー、観てきました!!
ゲームの実写版映画なんですね。
うん、そんな感じのストーリー展開でした。
てか、ストーリーに深みは無いかなw
そこはそれ程期待してなかったので大丈夫。
とにかくファスベンダーとアクション、これが堪能できればOKです。

いろんな映画や小説、アニメ、ゲームで使われる"アサシン" と"テンプル騎士団"。
謎が多い分、この名前を出せば歴史と絡めていろんな話が出来上がる。
そして詳しく説明がなくても"暗殺者"と"騎士修道会"だというのは分かるので
まあそうなんだろう的な感じで観始めることができる。

ルネッサンス期のスペインから現代まで続いてる対立。
アニムスを使い、主人公は現実のように過去を体験し、
周囲にいる側もプロジェクターを通して、その光景を見ることができる。
この辺の見せ方はなかなか魅力的。
でも肝心の「エデンの果実」の扱いがちょっと軽いかな~。
売りのパルクール・アクションとイーグル・ダイブは凄かったなぁ。
案の定、動体視力が追い付きませんw

ソフィア・リッキン博士がマリオン・コティヤール。
なんか最近彼女をよく観る。
だけど、この映画では魅力が伝わってこないのが残念。

この組み合わせ、同じジャスティン・カーゼル監督で『マクベス』撮ってますね。
先日WOWOWで放送したのを録画してあるので、見なきゃ。
それにしても『マクベス』といい『アサシン クリード』といい、
ネットの評価が低いなぁ。
ファスベンダーがカッコイイから、それだけでいいんだけどなぁwww



昨日はひな祭りでしたね~。

2017年03月04日 | 瑣末な日々

今年は節分が終わった直後に出して飾ってました。

ケースに入ってる2段飾りのお雛さま。

そんで夕飯は毎年ちらし寿司。

ちらしもサラダも千切り状のものがたくさん乗ってて、
なんか同じような感じになっちゃっいました。
イチゴのムースも作ったんだけど、写真撮らずに食べちゃったw

お姉ちゃんがいないので、たくさん余った。
今日も食べるです。
家庭内行事がある度、姉ちゃんいないなぁと思ってしまう。
お雛さまは、さっきサッサと片付けました。



『サバイバルファミリー』

2017年03月03日 | 映画 邦画

東京に暮らす鈴木家では、お母さん(深津絵里)が話しかけても
お父さん(小日向文世)はテレビに見入り、
無口な息子(泉澤祐希)はヘッドホンをつけ音楽に夢中、
娘(葵わかな)はスマートフォンを手放せず、
一緒にいてもどこかバラバラだった。
ある朝、テレビや冷蔵庫の電化製品、スマートフォンにパソコンといった通信機器、
さらに電車や自動車、ガス、水道など、乾電池を使うものも含め
電気を使うあらゆるものが突如動かなくなってしまう。
単なる停電とは言えないこの異常事態は、一週間経っても続いたまま。
情報も絶たれ、不自由な生活に困り果てる人々。
ついに父は東京脱出を決断。
生き残りを賭けたサバイバルライフがはじまる。
(MovieWalkerより)


面白そうだから観ようと誘われて観ました。
矢口監督だし、もっとギャグタッチかと思いきや、
大真面目にサバイバルしてましたww
の割には、ツッコミ処はままあるけど、そこは目をつぶってw
終始泥まみれの俳優さんたち、お疲れ様でした~。

いやもうホント、電気無くなったら困るんだよね~。
PCやスマホが使えないって事より、冷蔵庫や洗濯の方が心配。
浄水場が停電になったら、当然水道からマトモな水は出なくなるよね。
東京に住んでると畑にする場所もないし、水が確保できないって致命傷でしょ。

公式サイト読んだら、日常的に使ってるものが全て使えなくなったら
人はどう生きていくのかと考えていたところに
2003年北米の大停電が起こってこれだ!と思ったそうで。
その前の阪神淡路大震災とかその後の東日本大震災とか、
現実に冗談では済まされない事態が次々起こるし。
可笑しいけど笑えないわ~。

主人公の鈴木家はどこにでもある今どきのバラバラ家族。
サバイバル半ば、口ばっかりのお父さんを非難する息子のシーンで
深津演じるお母さんが「お父さんがこういう人なのは分かってる事でしょ!!」
ってセリフが一番笑えた。
自分ん家考えると、真っ先にサバイバルに音を上げそうなのは、ダンナですww
最後は鈴木家のように子等も成長し、家族の絆が増すならまだいいけど、
修復不可能なくらいバラバラになりそうな自分の家族。
こんな目には合いたくないもんですw



『ラ・ラ・ランド』

2017年03月02日 | 映画 洋画

アメリカ・ロサンゼルス。
この街には、夢を追いかける人が各地から集まってくる。
女優を目指すミア(エマ・ストーン)は映画スタジオのカフェで働きながら
オーディションを受け続けているが、落ちてばかりだった。
ある日、ふと立ち寄った場末のバーで、
ピアノを弾いているセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。
彼の夢は、自分の店を持って思う存分本格的なジャズを演奏することだった。
恋に落ち、互いに応援しあう二人。
しかしセバスチャンが生活のために加入したバンドが売れ、二人の関係が変わってしまう。
(MovieWalkerより)


アカデミー賞授賞式でひと波乱あった『ラ・ラ・ランド』観てきましたよ。
WOWOW見ててあれには驚いたw

出だしの渋滞の高速道路でいきなり歌って踊るつかみのシーン以外は
ちゃんと意味があって歌ったり踊ったりするので、
ミュージカルが苦手な人でも楽しめる作りになってました。

往年のミュージカル映画のような肌触りがあるなぁと思っていたら、
やはり35㎜フィルムを使って撮影してるというではないですか。
技術は最先端を使いフィルムは35㎜。
おまけにフィルムの比率を今の2.4対1から昔の2.25対1で撮ったと。
こだわりますね~。

ライアン・ゴズリングはピアノを猛特訓したとか。
短期間であれだけ弾けるようになるなんて。
音に硬さが残ってますが、すごいです。
エマ・ストーンはこれで主演女優賞。おめでとうございます。

ストーリー自体はそれ程ひねりがあるわけではないし、
『セッション』ほどのインパクトも無かったですが、
夢を追いかける二人が素敵に歌い踊り、
撮影場所も「ほう」と思う所がちょいちょい出てきます。
幸せに暮らしてた頃にミアが考えた店のロゴ「SEB'S」。
それを使って店を成功させているセブ。
女優の夢もかない、ステキなご主人と子供に恵まれているミア。
う~ん、やはり女性の方が過去を振り切って前に進んでる感じがする~。
そして最後の"あったかもしれない5年間"が切ない。

ミアのルームメイトの一人にソノヤ・ミズノがいましたね。
黄色いドレスの女性。すぐ気が付きました。