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お盆といえば当然

2014-08-17 18:00:00 | 

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今日は8月13日、日本全国世間一般的には「お盆」である。

エンジンスタートボタンを押すと「今日は左利きの日です」とナビが教えてくれた。

 

記念日好きの日本人には毎日なにがしかの日なんだろうが、

これはイギリスで制定されたものらしい。

 

左利きはサウスポー、レフティなんて表現もあるが

一番私の性に合うのは日本語の「ぎっちょ」。

 

だが最近知人に聞いた話では「ぎっちょ」はマスコミでは使用禁止差別用語らしい。

また出よったな「あほらし話」。

 

諸説あり学者でもないので根拠については本当のところは知っちゃいないが、

個人的には「器用」説の感覚なのである。

左器用(ひだりぎっちょ)、不器用(ぶきっちょ)てな感じだな。

 

大体どこの誰がこんなことを決めよるのか知らんが、

言葉自体に責任押し付けてどうするねん。

つまらん苦情に都度応じることの無意味さが判らんのだろうか。

使う人間の気持ちの問題、使い方次第やないの。

そのうち「差別」という言葉は差別的表現により今後控えさせていただくなんて

コメントも冗談ではなくなりそうな心配をするな。

 

 

と脱線するのはいつもの事で、実は今日は車で九州に向かうところなのだ。

勿論、いや一応仕事である。

我が家では「仕事」は錦の御旗のごとく何よりも最優先の便利な言葉でもあるのだ。

子供の時の「勉強」と同義、友達の家に遊びに行くのに時々使ったものさ。

よって盆の迎え火や送り火等々の雑事は家人が担当することになるのである。

 

地元の仕事が一段落、

13日はお盆で既に帰省ラッシュも落ち着いている計算だった。

まあ予想なんてのは外れるのが普通で結局ところどころ渋滞に巻き込まれ

行きで2時間、帰りで1時間半も余計に掛かってしまうことになるのだが・・・。

 

今回久々の車での九州行きで気づいたことも少々報告しよう。

 

ビバンダム君のその後から報告するとこれがなかなか優等生である。

今で装着して約8000キロの状態だ。

 

慣れの問題も否定はしないが乗り心地が非常にマイルド。

少なくともチュラ君よりは間違いなく良い。

 

路面段差の乗継や舗装面のざらつきも不快な感覚がない。

角の取れたようだと言葉に表現したいくらいだが、

厳密にはタイヤ自体新品から一皮剥けるのに必要な距離は

100キロもあれば十分であり、あくまでも言葉のあやイメージとして解釈してもらいたい。

 

グリップ力も前回書いた通り純正に比べるとかなり優れている。

元々スポーツ性の高いと触れ込みだった物である。

レースやサーキット走行レベルでは全く不明ながら、

殆ど過激な走行をしない私にとっても満足できるものだ。

通常の街乗りでかなりのパフォーマンスタイヤだと改めて思う。

 

念願(?)のウェット走行についても丁度先日確認する機会があった。

例の台風11号が先日近畿を直撃した日に経験することが出来た。

高速で前を行く車のリアバンパーやナンバープレートが視認できない位の

集中豪雨での中、ハンドルに軽く手を添えているだけで横滑りなんて

不安は全く感じることなく走行出来ることを実感。

 

唯一の緊張した場面はところどころ窪んで冠水した上を通過する時

ステアリングを持つ手に少しだけ力が入ったことだろうか。

通過速度は70~80キロ程度だったろう。

所謂ハイドロプレーニングってヤツはこのタイヤのせいでないのは無論である。

摩耗度合いも現時点で評価できる距離でもないがまだ8分~9分ある感じ。

まあ2~3万キロは大丈夫だろう。

 

 

話を戻して今回の九州は結構渋滞や事故に巻き込まれたのもあり、

巡航も一定速度で走り続ける事も少なく純正のクルーズコントロールの使用はない。

但し日頃はあまり使っていなかった後付のスロットルコントーローラーについては

新た発見というのか気づくことがあったのである。

 

6段階あるモード中一番走行能力の高いSP4での事。

既に判ってはいた事だがこいつの応答性はやはり素晴らしいの一言。

国産大排気量車や高級外車の前後を走っていても全く問題ないどころか

ひょっとすればこちらの方の性能が高いのではと思わせる加速である。

 

例えば80キロで巡航中に前との車間距離が空いた時、

ほんの少しアクセルを踏むだけで瞬時の加速で追いつくことが出来る。

距離が詰まってきてペダルを離せばまた即座にアクセル全閉状態に戻るのである。

 

こう書くと昔のスパルタンな車みたいにピーキーでぎくしゃくした動きと

思われるだろうが電気モーターをオンオフするようにスムースなのだ。

 

今回こんなアクセルワークをしていて偶然気づいたのは燃費の件だ。

普段多少は省エネを気にしていることもあってスロコン使用を控えていた訳だけど、

少なくとも高速巡航というシチュエーションではかなり使える方法に思える。

 

それはインパネメーター左側のエコ~パワーメーターを上げない、

右側の瞬間燃費ゲージを下げない運転という意味なのだ。

 

「そんなこと今更言われんでも判りきった事やないかいっ!」

の声も聞こえてきそうではあるけどもう少し辛抱して見てやって頂戴な。

 

SP4モードで一旦流れに乗った後は出来るだけ惰性(慣性)を利用し、

アクセルは踏まないようにして先に書いたメーター表示を維持するのが基本。

 

当然そのままでは段々と速度が落ちてくるので次にアクセルを踏む時に

軽くちょこんと触れる程度で瞬時に最大パワーとなった時に再び全閉状態に

戻すのである。

結果両サイドのゲージは然程変化しないまま好位置を保持することが出来る。

 

単純にやっているのは5秒間アクセル全閉~0.5秒全開~5秒全閉~0.5秒全開を

繰り返すだけである。

これだけで平均燃費は18キロ前後をこれでキープし続けることが出来たのである。

 

省エネ走行時の常識とされているアクセル開度は一定に穏やかに操作するというのは

少なくともカムリハイブリッドには当てはまらないようだ。

クルコンのない素のままの状態で例えば大雪氏などがエコモードよりノーマルモードが良いと

言われているのも同じことだろう。

 

電気モーターの補助をどれだけ有効に使えるかがポイントなのだ。

必要速度まで一気に加速してからアクセルオフをお勧めする。

常識は何でも疑ってみると面白いかもな。

 

良いことづくめでないのも正直に報告しておかねばなるまい。

足裏名人クラスなら問題ないかも知れないがこれを繰り返していると

足がだるくなってきて疲れる(笑)のも確かだった。

今回のように片道600キロ超の走行では疲れないように運転するのも

非常に重要な条件の一つなのである。

 

とはいえ長い道中それなりに色々とトライしながら運転するのは面白いもの。

やっぱり車の運転が好きなんだろうな。

 

車ネタとしては以上である。

気が向けば九州出張記(?)は続くかも・・・。