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断じて不倫ではないあの夜の出来事

2018-10-29 18:35:00 | インポート

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対岸の火事、いや他人の不幸は蜜の味なのか

ここ数年芸能人のスキャンダルの報道が目につく。

 

薬物の使用とか飲酒運転事故みたいな犯罪なら多少は判らなくもないが、

中でも取り分け多いのが色恋沙汰だ。

 

別に何処の誰と誰がくっ付こうが離れようがどうでもええじゃないのよと

俺は思うんだけどさ。

 

以前よく売れていたフライデーやフォーカス等の写真週刊誌が衰退したと思ったら

今度は文春だとか新潮みたいな普通の週刊誌が

それらをも上回るような勢いの特ダネのスクープ合戦となっている。

 

まあ売れてなんぼ、需要と供給と考えればそういうのが好きな読者が

多いということなのかも知れんな。

 

で、その大衆受けするネタの一つが不倫もの。

去年のベッキーなんて相手のバンド名からゲス不倫なんて言われて

散々叩かれてしばらく仕事も自粛するような羽目になってしまったじゃない。

決して褒めはしないが、そこまで酷いことを少なくとも一般大衆にしたのかって話。

 

芸能界みたいな特殊で派手な場で仕事している連中にとっては

たいした話じゃないと思うのは俺だけなのだろうか。

 

第一「不倫」という言葉が気に入らない。

「倫理的でない→人でなし」みたいな扱いではないの。

でも「浮気」となれば浮ついた気持ちになっちゃっただけ

みたいな軽さがあるのが個人的には良いねえ。

まあ浮気と比べると不倫と呼ばれる場合はその男女のどちらか

若しくは両方に配偶者がいるという違いはあるのだが。

 

似たような表現で「不貞」ではどうだろう。

ちょっと固苦しくなるが貞操を守らなかったという意味だよな。

主に離婚などの話が出た際にはよく聞く言葉だけど法律用語だけに

一般週刊誌が採用することは少ないかも知れない。

要は目にした時の衝撃度というか目立つようなタイトルにするつもりだしな。

今の時代「貞操」という言葉自体が既に死語化してるかもと俺は思う

 

話が少し逸れるが俺の若かった頃にそのつもりでなく

相手の女性を妊娠させてしまい慌てて結婚するカップルを

「出来ちゃった婚」と呼んで一般的には節操の無い、

若しくは単純に(避妊に)失敗したやつらと小馬鹿にしていたし、

当事者達も少々カッコ悪いと自覚したり結果オーライと

開き直ったりしていたのが変化しているのにお気づきだろうか。

 

俺はまだ耳慣れないものの最近目に付くのが「授かり婚」。

何が授かりやねんて思わんのかね。

アホらしい話やけど一定年齢以上の肉体を持つ男女が

することすれば出来るって当たり前田のクラッカーでしょうが。

それが予期せぬことなら素直にスカタンやったってだけやないの。

 

学生時代の麻雀で時が深更に及び疲れて牌を切るのが遅くなった時に

卓を囲む友人から「おい、親がやらんと子が出来んやないか」

と言われたのを何故か懐かしく思い出してニヤリとしてしまうのである。

 

言葉や流行、生活慣習、倫理観や道徳観念なんてのも

時代や場所によって変わっていくのだろうかね。

 

 

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気がつけばもう彼女を送っていくにはかなり遅くなってしまった。

泥酔した女性を放置したまま帰宅するほど無責任でもない。

ホテルで一泊するしかないだろう。

 

スケベ心は否定はしないが俺も結構飲んでるのもあって

変な気にはならないどころか愚息もすっかりお休みモードだ。

なんて俺の妄想話はどうでも良かった。

 

いかんいかん、飲みながら投稿してるとつい脱線してしまうなあ。

もとい、改めて世間一般の不倫の話だった。

 

どうもこいつには配偶者や周囲の者達に隠れてこそこそしている

後めたさがプンプン匂うよな。

 

では妾、二号はどうだろうか。

最近ではあまり聞かなくなった気もするが

俺が小さかった頃は○○さん宅のお妾さんなどと結構耳にしたものだ。

 

こちらは明治以降に一夫一婦制になったために、

正妻以外に性的関係をも含んで面倒を見る女性に対する呼称である。

古くは側室なんて言い方もあったろうが、

但しその関係は正妻も半ば公認、判っているというか

堂々と周知しているのである。

たまに昔の娘さんから葉書なんぞをもらい

ご令室にも宜しくお伝えをなどと書かれているのを読むだけで

ちょっとドキッとしてしまうのは疾しい気持ちがあるからかも知れない。

 

嫡出子とか非嫡出子なんて言葉は正妻、妾との間に出来た子供のことである。

平たく言えば配偶者以外の相手との間に出来て認知した子供だよな。

 

先にも書いたように倫理観や道徳観、またその是非については別として

残念だがきちんとそれが出来る男性が絶滅危惧種になってしまったのは確かである。

 

今日はいつになく熱くなって前ふりが長くなってしまった。 

そろそろ本題に入ろうとするか。

ドック帰りのGZ20の続編がまだだったからね。

 

今のところお陰さんでこれという不具合は無い。

というか殆ど乗る暇もないのが正直なところさ。

 

ただこれまで自分が考えていた以上にあちこちに手が掛かり、

限られた予算の中で出来るだけ快適に維持していくのは、

俺みたいな素人一人では到底難しいだろうというのだけははっきりと判った。

 

実は30年近く経たオヤジ2号だけでなく

ソアラの中でもこの2代目(MZ-20、GZ-20)は現在でも結構人気があり、

熱心なマニアが全国に沢山いてオフ会なんかも定期的に行われているのだ。

 

必ずしも皆が同じオーナーズクラブというのでもないようだが、

全国各地にいるその20オーナー達は同好の士が惹かれるように

互いに連携し親密な関係にあるようだ。

 

たまたまその中の一人Mさんが自分のHPにアドレスを載せていたのを見つけ

メールすると俺の自宅近くにいるオーナーTさんを紹介してくれたのである。

 

Tさんに連絡を取るとMさんからの紹介もあり快く受け入れてくれたって訳さ。

聞けば有難いことにTさん、某大手ディーラーの1級整備士。

こりゃ彼に勝る相談者にはまず普通にはお目に掛かれないのは間違いない。

 

月に一回プチオフ会を関西近郊の有志としているので良かったらと

誘ってもらい早速先週末の夜に行ってきた。

 

集合場所は近くの高速道路の某サービスエリア。

この日はオヤジ2号を入れて4台が集まった。

 

新参者が遅れてはカッコつかんと早目に到着し待機していると

そのどれもがピッカピカなのは勿論、いい音させて次々と入って来た。

誤解はないだろうが暴走族みたいに煩いだけの音ではない。

きちんと整備された2リッターツインターボと3リッターターボのエンジン音さ。

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4台だけでも20が集まるのは珍しいというのに年に一回の全国オフ会では

3桁の数が全国から集結するというから凄いものである。

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今年は既に夏に京都で行われ、来年は信州らしい。

それだけの凄い台数のソアラが集まるなんて壮観だろうなあ。

俺自身信州まで行ける自信はないが、

皆さん日帰りで行くというからもう猛者達というしかない。

今晩集まった3人は純粋に20ソアラだけを愛する人達なので

俺のように前夜や当日泊まって一杯やるという発想は頭にないようだ。

 

因みに拝借物ながら全国規模のオフ会の雰囲気はこんな感じ。

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中にはこんなツワモノも。

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今回のプチオフ会でもやはりTさんは他のオーナーから色々な相談を受け、

それらに対しても適宜きちんとアドバイスをしていたのを見れば

益々頼りになる人と出会えたと紹介いただいたMさんにも感謝するしかない。

 

唯一の懸念は会って話した際に唐突にTさんから

「オヤジさん、この20を一生乗り続ける気持ちですか?」と問われ

瞬間空白の後にしどろもどろしながら「まあ出来れば・・・。」

と返答したのが精一杯だったのを聞き逃してはいないだろうということ。

人事担当者を前にした就活学生の気持ちになっちゃったね。

まだ彼らのような矜持でないのはバレバレだということだわなあ(笑)。

 

枕が長すぎて本文が短くなっちゃったけどTさんとの出会いは

困ったときの神頼みも出来るってことで大いなる収穫だった。

気が向けばまたそのうち続編でも。

 

ほなまたっ!


65歳Tクン

2018-10-08 20:00:00 | インポート

冒頭の写真は昨日帰宅の2号。

京都サミットの翌日に病院に直行した為に久々に乗っただけで

以下の本文とは一切関係ないことを書かせてもらっておこう。

こいつについてはまた別途報告の予定です、悪しからず。

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38度だ、40度だとくそ暑い日が続いた夏がやっと終わったと思った途端に

今度は地震だ、台風だと鬱陶しい毎日がようやく落ち着いて、

1年で数えるほどしかないエアコン要らずの窓の開閉具合だけで

安眠できる夜が数日続いている。

 

睡眠に体力が要るなんて知ったのもつい最近のことである。

 

疲れたり寝不足になれば簡単に眠れるはずだと思うのが普通だろうが、

その質、深い眠りにつけないと同じ時間を睡眠に当てても疲れが残る。

 

寝ている間にかく汗も新陳代謝の証だしその機能自体が老化と共に

衰えていくのはある意味自然なことなのかも知れない。                   

 

還暦世代になった俺の同級生達とたまに会っても必ずと言ってもよいくらいに

話題に上るのは病気か健康面の話になってしまうのさ。

 

体のどこかが悪くなったりガタが来るのも50年も60年も使ってりゃ

これもまた当然というものだよなあ。

 

ところが昔のオロナミンCの宣伝でもないが「元気溌剌」ってのを

感じるのは若者じゃなくて俺以上の世代が多いのは何故なんだろうか。

ここのコミュでも若隠居さんや大雪さんを始め年長者に勢いを感じるだろ。

 

戦後間もない時期に生まれた日本人は誰もが皆、

貧しい中で今より遥かに食料事情は悪いものの国民一丸となって、

復興に向けた活力とか段々景気が良くなり生活も豊かになっていく

そんな夢や希望も持てた世代だからというのは俗説とは思えない

 

その後の俺達も若干その影響は受けただろうが、

戦争も知らず高度経済成長の真っ只中で何とかおこぼれ頂戴という年代だろう。

 

勿論現在は客観的には更に豊かにはなったはずだが、

国民総中流意識でぬるま湯に浸かった様に殆ど希望や夢を持てず、

また食品も遺伝子操作とか変な化学物質、抗菌仕様など

過保護な虚弱体質な若者が増えたからじゃないのか。

 

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先日知人に誘われてTのライブコンサートに行ってきた。

会場の大阪Fホールは3階席までぎっしり一杯の満員御礼状態。

 

Tは俺にとってもう30年以上前からのお気に入りの一人だ。

殆どテレビには出ず専らライブ活動をやっているのは知ってはいたものの、

超人気でチケットは発売即完売というもので入手が非常に困難だった。

 

たまたま知り合って仲良くなった女性がその彼のファンクラブに入っており、

毎年彼のツアーを観に行くのが自分の生きがいと書けば大袈裟だが、

間違いなく自分の生活のモチベーションになっているというではないか。

 

おそらく優先枠があるのだろう、数ヶ月前に誘いを受け

すぐにOKと返事をしていただけなのさ。

最近はネットでの転売防止もあって事前に記名登録式となっている。

便利な反面急なキャンセル等があった場合は他人には譲れないのが不便だね。

 

 

Fホールは数年前に改築されどこの席からも音響効果が変わらないように

設計された音楽専用の素晴らしい会場で、

Tも全国でツアーをしていて間違いなくここは日本一の音楽ホールだと認めたついでに

今日の客もそれに相応しいと言っていたのは当然リップサービスだがね。

案内された客席も1階の前から14番目の良席だった。

 

確かTは60代半ばだったはず、高音が魅力のヴォーカリストでヒット曲も数多い。

ファンならずともクリスマスシーズンなんておそらく誰もが耳にする曲もある。

 

周囲を見渡すと観客の平均年齢は俺世代より更に上だろう。

白かったり薄くなった頭部もチラホラ見える。

 

ただ生で聴くのは初めての俺、その声の衰えを気になっていたのは

オープニング曲を歌い出してすぐに杞憂だと判った。

 

流石の声量と上手さはCDやレコードでしか聴いていなかった

俺でも納得する出来栄えなのだ。

おそらくは普段日常からのボイストレーニングや節制の賜物だろう、

40代の頃は危なかったけど今の方が声の調子が良いと話していた。

 

1曲目で立ち上って踊る熱い女性ファンの一人にも

「最初から立ってると疲れますから座っていてくださいね。

まだ後半に立つ曲もありますから。」と優しく余裕のコメント。

やはり年齢層の高いライブではこうでなくっちゃね。

 

曲間のMCでは彼自身若い頃はいわゆる音楽オタクで

誰も知らないような洋楽を好んで聴いたり歌ったりしていたけど、

今は観客が知ってくれている曲を選んで演ってるそうな。

「もう年齢的には前期高齢者になりましたがまだまだ元気高齢者です。」

なんて駄洒落も言えるくらいに重ねた年齢は

尖がった性格も丸くしてくれるようである。

 

Tファンの俺は当然皆知っている曲ばかり。

途中のメドレーでは大瀧詠一のハンドクラッピングルンバなんてのも挟み、

懐かしくてウレシ涙がちょちょ切れそうになっちゃった。

ハイティーン・ブギだけは彼の曲だとは知らなかったなあ。

曲を覚えている者の大半は近藤真彦のイメージでしょ。

 

殆ど立ったまま出ずっぱりのT。

最後までバテたり声の調子が落ちることは無かった。

後半に入ると予告通りにスダンディングとなる。

おっさん、おばはんから兄ちゃん、姉ちゃん、

父ちゃん、母ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃんまでノリノリで、

定番曲ではクラッカーの嵐。 ※注1)

暗い場内はまるであちこちでホームパーティさながらの状態。

こうして3時間15分のライブはアッという間に過ぎ去ってしまったのだ。

 

来年も全国各地にツアーするらしいのでチケット競争倍率は高いけど

皆さんも是非一度行くことをお勧めする。

きっと満足いただけることだろう。

 

 

セットリスト

1.SPARKLE 2.新(ネオ)・東京ラブソディ  3.MUSIC BOOK

4.あしおと 5.WINDY LADY 6.DOWN TOWN 7.Solid Slider

8.OH,Pretty Woman 9.REBORN 10.シャンプー 11.Blue Velvet

12.おやすみロージー 13.Joy To The World 14.希望という名の光

15.ずっと一緒さ 16.今日はなんだか 17.Let's  Dance Baby

18.ハイティーン・ブギ 19.アトムの子 20.LOVELAND,ISLAND

アンコール

21.ミライのテーマ 22.Ride On Time 23.恋のブギ・ウギ・トレイン

24.Your Eye

 

※注1)17.の曲のあるフレーズでクラッカーを鳴らすのがツアー常連客のオキマリで

  当然俺も連れ合いに持ってきた物を渡されたものの

    なんせ初めての為、タイミングが若干ずれてしまったのである

  次回にお誘いがあるかどうかは自信はないけどね・・・。?