ようやくオヤジ2号が取りあえず一旦納車の運びとなりました。
Hのモータースは彼一人で切り回していて足が長いのは困らせていたのだ。
スペース上の問題もあってずっとあちらに預け放しに出来ないからね。
売主から友人のHの工場に陸送されてきた車だったが、
移転登録から初期整備を委託しているHから特に大きな問題はないが
エンジンオイルが少しだけ滲んでいると言われたのがあり、
放っておいても今すぐどうこうは無いってことなのは承知の上で、
いずれ更に悪くなるのを知りながらそのままにするってのが
精神衛生上出来ずクランクフロントシールとカムシールを替えてほしいと
依頼したのをきっかけに
結局一旦タイミングベルトの脱着が必要なのもありベルトだけでなく
ウォーターポンプとかアイドラーやテンショナー等も
一緒に交換してもらうことになった。
前回掲載した写真はその時にリフトアップした時のもの。
但しこれらは変えても効果を体感することは全くない。
あくまで安心代みたいなものだからね。
俺自身車両の性能差が大きく体感できる後付部品は
地面に接するタイヤとそれを支えるサスペンション、
直接ドライバーの身体に接するシートが1番大きいと考えていて、
後は精々直接手に触れるステアリング程度じゃないかと思っている。
28年前の車でも流石にタイヤは純正のままではなく交換されていた。
まだ山も多いBSのレグノGR-XIは最近替えた物だろう。
シートといえば若隠居さんから譲ってもらった例のアレ。
そうミューレンシートがありました。
諸々の事情で自宅放置となっていたのを再び味わう絶好の機会。
いつものようにJETSETのSさんにはシートブラケットや
諸々ご協力いただきました。
相変わらず仕事が早いっ!この場を借りてお礼申しあげます。
こいつも装着させるとしよう。
となると残るはサスペンション。
既にトヨタ部品共販ではメーカー在庫はなく外品の殆どは車高調、
いわゆる車高を下げて乗る為の物ばかり。
この車に関する限りは出来る限りオリジナルの雰囲気を壊さず、
乗りたいと思っているのだ。
またサーキットを走るようなガチガチの物も不要だし、
わざわざ特注するほど金も掛けたくない。
で、唯一見つけたのが前オヤジ号でも世話になったKYB(カヤバ)。
因みに入手不能な純正ショックも実はKYB製なのだ。
ここのSRシリーズというのはノーマルに2割程度だけ
減衰力を上げた仕様なので気持ちだけスポーティという
俺みたいな者には最適なショックなのである。
また価格も実売前後4本で諭吉3名というリーズナブルなものだった。
スプリングはノーマルのまま流用で車高は変わらない。
取りあえず走行するだけなら良いかと思う状態になるだろう。
ところがいざショックを交換する時になってHから携帯に電話があった。
「前は問題なく交換できたけど、リヤのショックを外したら
ブーツカバーが固着して変形してるからこのまま取り付け出来んぞ。」
あらら早速古い車ならではの問題が発生か・・・?
これに限らず古いなりに使われている部品は本来の性能ではないものの
何とか使えているが手を入れると具合が悪くなるというのは多々聞く話。
特にゴム系の物はブッシュやマウント部品など経年劣化が
避けられないものなのは覚悟はしてたんだけどね。
早速やなあ。
社長が同級生で日頃から付き合いのある前オヤジ号のディーラーでも
何かと世話になる場合もあろうかと挨拶に立ち寄った際に工場長から
「鉄系(エンジンやミッション、ボディ外板など)はどうにでもなるけど、
樹脂やゴム系は多分部品は無いからぶつけん(ぶつからない)ようにしなはれよ。
ヘッドライトとかグリル類も新品は無いで。」と言われたばかりだった。
ブーツの場合は無くてもショック自体の装着は可能だが
付いてなければ埃や油などが付着すると
ピストンロッドが傷みやすくなり寿命も短くなる場合が多いのだ。
慌てて乗る必要もなかった俺、どうしたものかと思っていた数日後、
またHから電話があった。
「ブーツはたまたまメーカーに在庫があったから頼んどいたからな。」
車の神様はまだ俺を見放しはしてないようである。
だが問題はまだ続く・・・?
古い車だけにすんなりいかんのは判るとしてもちょっとなあ・・・。
まあ仕事使いしているのでもないし、手を入れたい部分も少し残ってる。
オヤジ1号の件もまだ暫く時間が掛かりそうだし2号に乗る暇もないなあ。
すぐに第2回目の入院も待っているので気長にぼちぼちと進めまっさ。
退院したらお披露目させてもらいますね。