車好きオヤジのブログ

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大団円(例のその3)

2013-12-25 17:46:00 | インポート

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クリスマスだというのに連続投稿で申し訳ない。

この投稿分で前回書ききれずの残り分全てとなりました。

本年は最後となりますのでご勘弁願います。

 

 

この車に乗って1年と4ヶ月余り。

快適なカーライフの為と色々と触ってきながら未だに肝心要な

事も出来ていないのに気づいたりしてます。

 

例えばドライビングポジション。

運転座席をレカロに交換するのは良いとして若干低くなった座面に対して

ステアリングの位置も下げることになりました。

 

そこそこのレベルにはなっていたものの私の手と足のバランスが悪いのか

何とはなしにベストとは言えない感覚もありました。

 

最近気づいたのですがカムリのステアリングは上下だけでなく前後にも

可動式だったのです。

ほんの少しだけ手前に引き出すだけで思わず「これやコレ!」と

声が出そうなべスポジになったのです。

 

また前車装着で流用のカーナビもそう。

新車入替の際にディーラー任せにしていたせいもありますが、

今では主流のSDカード式ではないものの当時はトヨタのディーラーでも高級な部類の

HDタイプのプレミアムナビという商品のCDやHDに録音した音が、

これまた何となくショボイように聞こえていたのです。

 

地図データは結構頻繁に更新してるしナビ機能にも満足しているので

買い替えるとしてもまだ早いしなと思いながら偶然音質設定のボタンを押すと

この車両(セダン)用には未設定の状態でした。

ダイヤトーンのナビみたいな本格的な物ではありませんが各周波数や

音域、リスニングポジション等の設定をカスタマイズするだけで

今までと同じ製品とは思えない程に聴きやすくなったのです。

こう考えてみると人間の感覚なんて適当というのか順応性が高いのか

正解なんてどこまで行ってもないってのが真実かも?

 

おいおい追加のパーツの話はどうなってるのかって

皆さんの苦情が出る前にそろそろ本題に入らないといけませんね。

今年最後の車弄りネタはTOM`Sの「L.T.S.Ⅱ」という製品です。

 

下記のサイト(ユーチューブ)では86とアクアに装着した試乗記が

紹介されていますので同じハイブリッドのカムリにも参考になるかと思いますよ。

「はやてこまちさん」愛用のシートベルトパッドもさり気なく登場しています。

http://youtu.be/_yFLXcmPVDc 

L.T.S.とはLinear.Throttle.Systemを略した言葉で

いわゆる電子スロットルコントローラです。

 ph_p_lts2_01.jpg

最近の車はアクセルペダルは昔のようにワイヤーでスロットル開度を操作するのではなく

カムリも当然電子スロットルとなっています。

つまり踏み込んだ時の状態は電気信号化されてエンジンに伝えられます。

AVV50に標準装備されているECOモード、パワーモードのSWもその一つです。

この商品はそれを両方のレンジで広げたような物なのです。

 

昔の車でキャブレターをウェーバーやソレックスに交換したりしたのと似た効果が

手軽に得られるだろうと思ったのがきっかけでした。

 

これとは全く別次元の物で本格的なチューニングとしてはECUチューンがありますが、

これは車載されているコンピュータデータ自体を全て書き換えてしまう物で

料金も高額ですし簡単に元には戻せないリスクもあるので、

余程信頼できるショップに依頼するのと実際そこまで必要なのかを熟考すべき

レベルのことになります。

 

その点スロットルコントローラは馬力自体を上げる物ではなく、

単にアクセルレスポンス、踏み込んだ際の応答性が良くなる物でボタンのオンオフで

簡単にノーマルに戻せる手軽さが魅力です。

この車のパワー自体は今でも十分満足していますので最高出力(最高速)を

上げるのはサーキット以外ではまず使うこともない領域でしょう。

 

反対に普段使いの街乗りでは中低速域は毎回使用するだけに勝手な期待を

抱いてしまう製品です。

 

スロットルコントローラ(通称スロコン)も色々なメーカーから発売されていますが、

トムスはトヨタ系のチューニング&パーツには長年の実績がありますし、

信頼できるメーカーですので迷わず選択。

 

この部品は先にも書いたように標準のモードSWを細かく、幅広く設定できる物で

PW(パワー)系4モード、ECO(エコ)系2モードの選択が可能です。

 

因みにPW系では例えば標準よりスロットル開度の大きい4ではかなりリニアな

応答性になるかと予想していました。

 

スロットル開度が大きいというのも単にフルスロットル状態になるというだけでなく

ノーマルでの全開より更に広がるらしいのです。

そうなれば当然燃費の悪化も予想されますが、

「大雪さん」のように足裏テクニックを駆使できる方にはひょっとすれば更に

好燃費が得られるかも知れません。

 

ま、私にはそれを使いこなす自信はありませんので大人の玩具と割り切りましょう。

昔のツインキャブの車も結構じゃじゃ馬的な反応でしたので

スパルタンなこいつで足裏テクニックを身につけて燃費走法も覚えるかもなんて

淡い期待もちょっぴりなくはないですけれど・・・。

簡単にカプラー接続できるらしいのですがDIYの苦手な当方、

レカロをお願いしたショップで装着してもらいました。

 

視覚的にはステアリングとインパネメーターの間にセットするのが良いのかも知れませんが、

操作は簡単、左のオンオフSWと右側のレベルSWだけで、

SW押すたびにピッと電子音が鳴るので判りやすいので見える必要はありません。

エンジン始動時は電源入れると中間のSP2モード(ノーマル程度かな)に自動的に入る為、

そこから手探りのボタン操作で十分操作可能です。

尚且つECO2とSP4の両極になればピピっと2度鳴るので手が運転中安全に届く位置なら

どこでも大丈夫でしょう。

パッと見は装着が判らないのが個人的な好みでエンジンスタートSW下の空きスペースに。

 

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さあ実際に使ってみたこの製品の感想は・・・!

 

結論から先に書けば非常に良い(面白い)物ですね。

ちょっぴりスポーツ的な走り系の商品と装着前には思ってましたが、

極論すればよりコンフォート系な快適グッズと感じます。

上質な走りとでも表現すれば良いでしょうか。

 

ボタン一つの切り替えだけでこれほど違いが判るのも

電子制御された最近の車なのだと改めて思いますね。

アナログ人間の私には理解するより驚くしかないですけど・・・。

 

先にも書いたセレクトは開度の大きい方からSP4~ECO2となりますが、

元々標準のパワーモード、エコモードも併用して使用出来るが判りました。

 

というのもノーマル時のパワーモードで走行している時にメーター左側の

バキュームゲージがビンビン反応するのと実際の体感上の速度やトルク感に

タイムラグを感じたことないですか?

まるでタコメータ付きの車を停車した時に空ぶかしするとサッと回転が上がるのに

実走行中はもっと緩やかにしか廻らないみたいな感覚です。

 

また速度が落ちてもなかなかEVモードに切り替わらないとかもありますね。

反対にエコモードにしていると反応は遅いなりにゲージの表示はリニアですよね。

 

ところが純正エコモードにL.T.S.のSP4の組み合わせにすると、

踏み込めばリニアに加速し、アクセルを離なせばゲージも素早く戻り

EVモードに切り替わるのです。

 

電子スロットルというのをまだ理解出来ていないのもありますが、

ワイヤー式の感覚の私には本当に不思議です。

 

もっとピーキーな挙動になるかもと予想してましたが、

有難い裏切りとでもいうのか元々のパワーモードとエコモードの

良いとこ取りしたようなスムースさになりました。

大袈裟ですがこの感覚になれると元には戻れなくなるかもしれません。

 

まだ装着して日が浅いので全ての機能を理解した訳ではありませんが、

EC2でどこまで燃費が伸びるかなんてするのも一つの方法かも知れません。

 

出足なんて中古の軽トラックに乗り換えたように極端にパワーダウンを感じるので

空いた高速を巡航する時くらいしか個人的には使いたくないですけれど・・・。

慣れの問題でEC2でもイージーにアクセル操作しても

バキュームゲージは上がりませんから徹底したエコドライブも出来そうです。

 

現時点での判断ですが純正ECOモードでL.T.S.をSP4の設定は

微妙な足裏テクニックが不要のままで踏み込めば素早く反応し、

足を緩めればすっとエコに(場合によってはEVモードにも)なる

最強の組み合わせに思います。

 

好みの話と言ってしまえばそれきりですがノーマル(標準)でこのセッティングに

すればファンはもっと増えると思いますね。

 

ということで当初予想した性格の物ではありませんでしたが、

終わり良ければ全て良し、結果オーライの快適グッズを手に入れたところで

今年の車ネタはおしまいです。

 

皆々様方、1年間有難うございました。

良いお年をお迎えください!

 

来年も宜しくお願い致します。 m(、_。)m


当時(総括パート2)

2013-12-22 19:30:00 | インポート

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ではなく今日は冬至でした。

決して覚えていたわけではなくて今日出勤前に朝風呂に入ると柚子が数個

プカプカ浮いていたので判りました。

 

皆さんご存知かと思いますが1年で最も日が短いので段々と暖かくなることを

運勢も良くなっていくのに例えて「運盛り」する日でもありますね。

おそらく晩御飯のおかずの一品はカボチャが出るでしょう。

 

食べないと世界平和が脅かされる恐れがありますが、

どうもカボチャはあのモゴモゴした触感が積極的に食べたいとは思えないです。

あくまで心の叫びですから口に出すような危険行為はいたしませんので念のため。

 

カボチャは南瓜(なんきン)、最後に「ん」のつく物で「運」とかけて

縁起(ゲン)を担げば別にダイコンでもウドンでもレンコンでも

何でも良いらしいです。

焼豚麺なんて好きなんだけどアカンのでしょうか?

悪い癖で脱線しましたが前編の続きでしたね。

 

冒頭の写真でどう気づかれたかですが、たいそうな物はありませんので

期待はされぬよう最初にお断りしておきます。

 

基本的にこのコミュニティ他でカムリハイブリッドユーザーがしていて

私の好みに合う物を何点かチョイスしたに過ぎません。

 

最初はトヨタ純正オプションのサイドプロテクションモール。

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同じシルバーメタリックの「はやてこまちさん」が装着しているのを見て

カッコいいなと思ってました。

得意先の駐車場で横の車がドアを開ける際にトンと当てられたのがきっかけで、

以前ブログアップしたドアエッジモールを付けた直後くらいにディーラーにて取り寄せ、

取付けしてもらいました。

何といっても純正品だけに全く違和感、問題もありません。

 

その次が多数の方がされていて最早定番とも思えるレザーパッケージ用の

内張り、ドアアームレストに交換しました。

 p1.jpg

「settaiさん」もされていたように思いますし「AVV50さん」に至っては

DIYで自分でソフトレザーを加工して装着されてました。

 

これも見た目がカッコ良いと思ったのもありますけど、

実際Gパッケージの標準仕様のモケット地は毎日使用していると

段々と擦れて磨耗して当初の美しさはなくなりつつあったので

何とかしなければと考えていたのです。

 

購入店とは別のダイハツディーラーでの購入でしたが、

仲良くなった営業マンが簡単に出来るからと無料で交換してくれました。

技術のない私にとってはこういう人脈、いや人様の情けに縋れるかどうかが

非常に重要なポイントでもあります。

 

作業を見ていて判ったことで一人ではおそらくやらなかったでしょうが、

「AVV50さん」も当時ブログ記事で書かれていた通り嵌め込んであるだけでしたので、

替えるアームレストの下側に指の力を入れて思い切り引っ張るとそのまま

パリッと外れます。

後はその逆で上からポンと押さえればおしまい、所要時間4つで10分と掛かりません。

 

お次はブルーミラーです。正式商品名は「ガルーダ・ブレッドミラー」と言い

「北のはげおやじさん」が装着された物になります。

それより以前に発売されていた「settaiさん」紹介の物は

標準のミラーヒーターを活かす為に鍋で煮込んで取り外すなんて

裏技が必要な「みんカラ仕様」の物でしたが、

これはヒーター基盤が内臓されている上にミラー鏡面内側にLEDの指示器まで

付いていてとてもお洒落。

 bto-15_s.jpg

付けてみるとこれほど青さは濃い感じでもなく薄い水色というイメージです。

使ってみた印象は見た目以上に実用的なスグレモノでした。

純正より少しだけワイドな鏡面率で自然な感じでより後方が広く確認出来ます。

ミラーのブルー色は純正ノーマルの無色とでは感じが変わるので

好みが分かれるかも知れません。

 

ブルーは遮光性が高く昼間は落ち着いた感じです(純正より若干暗いかな)ので

慣れの問題でしょうね。

※この商品は鏡面率だけブルーと同じ通常の無色ミラーのタイプの物もあります

 

防眩仕様のブルーミラーの唯一気になったのは夜間での状態でしたが、

それも全く不要な心配でした。

後方からのヘッドライトが眩しくないのは勿論、光と影のコントラストが

よく映えてノーマルと比べて非常に見やすいのです。

 

スポーツ用のサングラスを思い浮かべていただくのがイメージしやすいかな?

ゴルフ用なんてグリーンの芝目まで肉眼よりハッキリ、クッキリ見えるでしょ。

 

内臓LED指示器はそれこそ好みの問題でしょう。

※この商品にはLEDなしタイプもラインナップされています

私の場合はこの指示器は個人的に玩具感覚で気に入ってます。

何となく子供の頃のボンネットバスに付いていた吊り下げ式の指示器を

彷彿するというのか思い出させるからかも知れません。

仲間内では「バナナ」なんて呼んでいた代物です。

 

これの装着もドアアームレストと同じディーラーでお願いしましたが、

LEDなしの場合は自分でも出来そうです。

ミラー上側を指でグイッと押さえて下側を覗かせておいて

大き目のマイナスドライバーかヘラ状の物で持ち上げると簡単に外れます。

但しLED付きの場合は別途ミラーに純正装着の指示器から

配線を分岐する必要があるのでお任せしなけりゃ自分にはとても無理です。

 

広角でより後方の確認が出来るようになり、夜間のヘッドライトにも眩しくなく、

加えて熱線機能も純正並みに使用できるのは安全運転の見地からもグッドです。

主観ながら今回紹介の商品の中では1番の超お勧めです。

 

これで終わり・・・でもありません。

最初の写真では判りづらかったでしょうね。

 

フロアマットを交換したのです。

純正マットと同色系でパッと見にはあまり代わり映えしないのが好みと言いますか

ミソでもありまして。

 quest_1_01.jpg

「KARO」というメーカーの商品名は「クエスト」、色は「ウォームブラック」です。

KAROは私が若い頃からあり当時はマットなんてゴム製で十分、

いやすみません、負け惜しみでした。

麻を素材にしたチェック柄の「シザル」マットは今でもあるKAROの定番商品ですが、

金の無い若者には高嶺の花で高級外車レベルでなければ

似つかわしくない感があったのは正直なイメージです。

流石にこれは私にも自分で交換出来ました(笑)!

純正マットより分厚くて遮音性もありそうですし色合いも豊富ですので

次回新車購入の際にはマットなしにして別途調達の方が良い気もします。

 

実際には値引きや下取りと合算されるので一概には言い切れませんが、

ディーラーオプションのマットも馬鹿にならない金額ですよ。

 

書くことも後もう少し、パーツ一つとなりました。

が、気がつけば前回より長い記事となってしまっていました。

そろそろ若隠居さんより長くて読み終えられないとのご批判が出る

文量ではないかと思われます。

(こう書けばそんなことはないとコメントされそうですけど)

 

言い訳ですが思いを伝えようとするとやはりそこそこの長さになってしまいます。

今年の車弄りで唯一走りに直結する物なのですが報告はまたの続編とさせてください。

下手な連続ドラマか紙芝居みたいになりますが次回完結です。


2013年総括

2013-12-21 12:31:00 | インポート

今年2013年も気がつけばもう終わろうとしています。
自分にとってはやはり早かったように感じますね。


※俗説ながら歳がいくほど時間の経つのを早く感じるらしく、 
 喩えとして子供の頃には早く大人(20歳)になりたいと思いながら
 すぐにそうはならないのに中年以降は1年が昨日のことのように
 感じられるとかいうのに非常に納得している訳なのです。

ここ最近はこれといったネタも無くほぼ月一のペースの投稿
てことはこれが本年の終わりになるかとも思います。
皆々様には今年も可愛がっていただき厚く御礼申し上げる次第です。

このコミュニティにも昨年夏過ぎに参加して以来もう1年と4ヶ月になりました。
ガズー側のシステム変更に伴い「アキラさん」や「AVV50さん」等が
運営の不備や操作上の不具合からか見かけなくなったのには
若干の寂しさはありますが、
「北のはげおやじさん」「若隠居さん」「settaiさん」「はやてこまちさん」
「オジジさん」「もみじまんじゅうさん」「かたつむりさん」「大雪さん」等々
皆さんとも親交をより深められた1年でした。
本当に有難うございました。

単にカムリハイブリッドの情報収集が出来ると参加したコミュでしたが、
実際に乗っている方の生の声が聞けるだけでなくリアルに人間的な触れ合いの
あるこのサイトは自分にとって非常に希少な存在となりました。
八面六臂の若隠居さんの精力的な行動力もそれに大いに貢献いただきました。

なかなか滅多に車本来の記事が書けない私に対しても皆さんゴマメ的に
暖かく接していただき感謝の念で一杯です。

てことではありませんが今年最後くらいは久々にチョコチョコとした小ネタ的に
その後の愛車弄り他のまともな車ブログ的なご報告をしようと思います。

既に私の嗜好性はお解かりかと思いますが燃費も走りも良い素地のこの車には
基本快適に走れてチョッピリだけ自己満足に拘るというのがベースとなります。
他人への見栄もないとは言えませんが、それも誰に対してもではなくて                                   判る人にだけ判ってもらいたい的な感覚のようなものかと。

そういう意味ではリジッドカラーやレカロとボディダンパーでかなりの部分は満たされました。
悲しい人間の性、段々とそれに慣れ、いやそれが普通当たり前になると
更なる欲求が出て来ます。

乗り心地に対しても不快な振動がなくなったのに飽き足らず                                      段々と最初のショックのコトンが気になりだす始末です。


コンフォート系な乗り心地を目指すとなれば次はタイヤと色々物色中でしたが、
うれしい誤算で標準装着のTURANZAの溝が減らないのです。                                      このタイヤ少なくとも耐摩耗性は流石のBS製ですね。

走行距離は先週40,000キロを超え、年内に41,000~42,000ペースとなりますが、
まだ7分山程度残ったままで夏タイヤ単体でも3万以上は走行してますので
おそらく5万キロ以上は持つのではないでしょうか。
いずれにせよ既に昨年冬購入のスタッドレスに交換してしまいましたので
これは来春以降の話となります。

またタイヤと同様に走りの効果に直結するパーツとしては
やはり足回り(ショック、サスペンション)ですが
これも最近では結構市販されてはいるものの
どのメーカーの物も車高調(車高調整式)タイプしか見当たらないのが
大いに不満です。

公道を普通に走る前提なら見た目の良さだけでなく、                                            私は車高を落としたのを恰好良いと思うタイプではありませんでして、
ノーマルの高さでのショックで気に入るような良い物がありません。
認識不足と思われる前にいわゆる車高調は高さが調整出来る物なので
ノーマルに近い高さでも設定可能なのは判っています。                                           加えて本来車高を決めるのはショックではなくてスプリングなのも承知しています。


しかし一番低い設定でもそこそこ使えるような設計のダンパーである以上
元々あるストロークより短くなってしまうのを前提の製品は
自分にとって意味が無いのです。
素直に考えてフルにストラットのシャフトロッドを伸縮させた方がより快適で、
減衰力のカスタマイズも選択肢が増え性能差も出せると思うのです。                                   サーキット走行前提では別ですけどね。

 

対費用効果(単に予算的都合ともいう)の関係ですぐには難しいですが、
一番興味深いのはエナペタルのオーダー品でしょうか。

AVV50.jpg 

エナペタルとは愛知県にあるビルシュタインの正規サービスセンターで、
日本では狭義にはビルシュタインと同じに解釈されたりする場合もありますが、
例えばAVV50用の様にビルシュタインダンパーには設定がない車種にも
その独自のノウハウで一品物を作ってくれるメーカーでもあるのです。
カムリ用の場合ケーシングは純正の物を流用して別に180,000円程掛かります。

初期投資は決して安くありませんが一度オーダーした物をオーバーホールする
場合は1本10,000円~ですので長い目で見ればランニングコストは安いかも。

本来はダンパーも消耗品でガソリンやオイル、タイヤと同じようにある程度以上走行すれば                       性能は劣化するし交換すべきですが、                                                    先の物と違って10万キロ走ろうが20万キロ過ぎようがそれなりに使用出来るので、                           実際に交換までする率はかなり低いでしょうね。

前車VOXYの時に10万走って純正に替えただけでも凄く違いが判りました。                             段々と慣らされていくので気が付きにくいものですが高速道のレーンチェンジや                             コーナーでのステアリング反応などノーマルとは思えないくらいキレが戻りました。 

                                                                          ※この時は大トヨタ様の計らいでオイル滲みで無償交換でした。                                                 トヨタの重要保安部品の保証(サスの場合)は10万キロまでだったので                                 交換したのは厳密には98,000キロです。

 

他の外品に比べてエナペタルは確かに高価ですが                                              近い将来今の純正がヘタって来たと感じた時には視野に入ってきそうな気も。
加えて超主観ながら電話の対応してくれた女性スタッフがとても親切で
丁寧なのも好印象な理由のひとつかも知れません。

実際に交換するよりもこんなことを考えてる時が本当は一番楽しいと感じますね。

訪問の皆さんにはもうそろそろ一向に私の愛車に何をどうしたかの記載がないのが                            疑問、不満に思われてくる頃でしょう。


勿体つけるような目新しくたいした追加はありませんが、
若隠居さんならこれくらいの文量で既に限界ではないかと躊躇したのが本音です。                              最後と書きながらいつものように長くなり分割となってしまい申し訳ありません。

続編にて正真正銘本年最後の投稿になりますので宜しくお願いいたします。