車好きオヤジのブログ

車好きオヤジのブログです

やはり王様にはなれそうにない

2023-07-07 21:00:00 | 日常
最近はTVもニュースやスポーツ以外は進んで観ないし、
車内でも朝のラジオ程度で殆どは取り溜めたUSBの曲しか
聴かないのもあって流行のミュージックシーンには疎い私。
推定5,000曲程度のUSBは7割~8割昭和で残りが
平成となるので令和はまず1曲もない。

多感な10代の頃には歌謡曲は無論のこと洋楽を始め、
日本のニューミュージックとかロック、フォーク、R&Bなんかも
幅広く聞いていたのもあってノスタルジーに浸るにはもってこいの
楽曲が入っている。

吉田拓郎とか山下達郎、矢沢永吉みたいな王道もそれはそれで好きなのだが、
多くの大衆には知られていないような者に一人悦にいるのも
車内で聞くには誰に遠慮も不要で楽しいものです。

「まりちゃんズ」も面白いがちょっぴり悲しい哀愁も漂うし、
ロックもディープパープルのハイウェイスターを口ずさむのも
覆面パトには注意が必要ながら走るのもお勧めだ。
英語の歌を熱唱できるのかって疑問を持つ者もいるだろう。
まあワンフレーズとか単語程度なら誰でもイケるでしょ?

そのパープルにインスパイアされたような日本人のギタリストがいる。
その名も「王様」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%A7%98


単なるコピーバンドではない。
いや正しくはバンドとはいえないのは彼一人だけで演ってるからね。
但しギターとボーカルだけで残りはアテレコ。
また歌詞は全て和訳なので誰でも歌えるってことさ。
まあ我々世代でも知っている者は限られてると思うくらいにマィナーなヤツ。
良かったら是非一度ユーチューブでも検索して見てもらいたい。
最低1回は笑って聞き過ごせるだろうと思う。



「いつかはクラウン」
中年以降の車好きにはお決まりのセリフである。

5年ほど前にも書いた話になるが今回先々代のクラウンに乗ることになった。
といっても先日の件をご存じのガズ友にはお判りの通り代車でね。
早ければ1週間、長くて2週間くらいの使用になる。

旧型とは言え流石はクラウンロイヤルサルーンである。
客観的な外寸ならアルティス(カムリ)の方が幅も広いはずなのに
何故かクラウンが大きく広い感じがするのはトヨタマジックだろうか。

今回の車は2.5リッターノンターボのガソリン車なのだが、
車載メーターでのレベルで燃費がかなりハイブリッドに劣る以外は
やはり流石の「いつかはクラウン」だと認めざるを得ない。

面白いというのか不思議なのはその2.5リッターエンジンは
遮音性に優れているだけではなくて
エンジンの力強さもなかなかに軽快に感じるのだ。
冷静に考えれば日頃は省エネ走行に努めているのもあるので、
ここぞとばかりにアクセルを踏んでいるからかも知れないけどさ。

これは言葉では表現しにくいのだけど、
車格がやっぱり違うのだと思う。

先代まではきっちりと立体駐車場にも余裕で入る横幅1800mmを守り
国産セダンの最高峰を維持し続けてきた車両なのである。

結果としてその座はレクサスに奪われた上、
セダンの復権もままならない状況でクラウン廃止のニュースが流れたのも
ある意味非常に信憑性のある話だったと思われる。

それが昨年4種類のボデー形状で辛うじて復活。
現在トヨタでは実質的にカローラとクラウンしか
国内向けセダンはもうないのである。

だけどカムリ(アルティス)と乗り比べると
やはりクラウンは私向きではないのが再認識できて良かった。
まず動きと言うかハンドリングに対する車の反応が鈍い。
要は運転しているのではなく乗せられている感が強い。

また先にも書いたようにカムリの方が車両の感覚(特に幅)が
掴みやすいのである。
70は事故もあって3台目になるが燃費の向上も
カタログ値以上に進化しているのも大きな違いになる。

グレード的にはクラウンとは比較対象にはならない車両ながらも
軽快で静かで走行性能と価格はそこそこで
燃費は最上クラスとなれば現時点では
私にとっては全く文句のない車である。
買い替えるかもしれない2、3年後にどう思うかは自信はないけどね。

今後発売されるクラウンセダンには「いつかはクラウン」と
言わせてもらいたい期待は大いにしている一人ではあるが、
どうも法人専用車みたいな車になるのじゃないかって気がするなあ。