車好きオヤジのブログ

車好きオヤジのブログです

デューク東郷でないのなら

2015-02-22 22:01:00 | 日記

R0000130.JPG

車は快調、天候も良く道路も空いてるなんて最高の条件の中、

いつもと違うのはお気に入りの音楽を聴きながらゆっくりと運転するだけという

事でなかったのがちょっと面倒だ。

 

前車はその前のVOXYからそのまま移植したT社純正ナビだったからさ。

当時は主流だったHDナビという物でCDからデータ移行はハードディスクに

自動録音されるようになっており、数年間で既にCD200枚近くが入っている物だったのだ。

 

じっくりと好きなアーティストのアルバム1枚を聴くのも良し、

長距離運転の際にはランダム再生にしておくだけで次から次へと

自分のご機嫌になれる曲の設定だったのだ。

 

前オヤジ号に乗り換えた際に遅まきながら判ったのがこのHDに蓄積された

データは取り出しが出来ないのがHDタイプの最大の欠点だろう。

PCの先入観があったのが否定できない事ではあるが事実は現実として認識せねばなるまい。

 

発売からもう7年目になるナビでは機能的減価はいうまでもなく、

新車との相性、今後の使い勝手をも考えて今回は一緒に新品を選択したのである。

それも音質よりフィッティング性を重視し、

T社純正ディーラーオプションのT-Connectってのが使えるらしい物にした訳だ。

 

選択した物も含め汎用社外品も今の主流は既にSDナビという物で

これならもし今のナビが壊れたり買い替えたりしても

SDカードのまま記憶されたデータも簡単に移すことが出来るのだ。

 

また事前にPCからSDに入れておく方法も出来る。

新車に乗り換えて3日目で殆ど録音されてない状態ではランダム再生じゃなくて

お気に入りCDを出来るだけ取り込むのが今回の長距離ドライブでの

必要ルーティーンワークとなったのである。

 

急に決めた九州行きで適当にコンビニ袋に突っ込んできた何十枚かのCDを

次から次へと入れては出し、出しては入れと少々面倒くさい。

 

録音データが古いからか中には音源の録音は大丈夫でもアルバム名や曲目を

認識しない物もあったりして後からマニュアル入力するのを考えると

これまた鬱陶しくなってしまうなあ。

 

といっても私自身が元々適当で怠け者なだけで案外不快な作業でもないのである。

本音を書けば自分の好きなアーティスト達のCDで久々に聴く物もあったりして、

寧ろ古いアルバム写真を見返すように結構懐かしくそれなりには楽しんでいたのさ。

 

 

私は基本高速道路での夜間走行は好まない。

運転のしにくさ、また覆面パトによる追尾など視認性が悪いのが大きな理由である。

オドメーターの7、8割を占める程度に比率の高い高速走行は出来るだけ

日中を選択しているのだ。

今回もその為わざわざ早朝に出発し、午前中に現地入りする予定である。

 

これくらいの長距離を走ると何度となく覆面パトカーに停止させられている車両を目撃することになる。

山陽道では特に岡山、広島辺りはかなり盛んなようだ。

 

4ドアセダンで二名乗車の車両を追い越す際には必ず乗員の確認は当然のこと、

後方から来た際には女子レスリングの吉田沙○里並みの判断力でサッと車線を譲るのが常識さ。

背後を取られるのは致命的なのだから。

捕まっている人達には上から目線で申し訳ないけど、それさえ守っていれば良いのになんて思うのだけどね。

 

岡山、広島と順調に過ぎて山口に突入する。

道も空いているしこの調子だと予定より早く着きそうだ。

 

 

ナビモニターに録音済みの表示が出るたびに次のCDを入れ替えることも

片手でかなり手馴れた調子に出来るようになってきた。

 

録音中はCDを聴くだけでなく別のSDカード内の音楽やラジオを選択しても無論大丈夫である。

イメージ的にはCD一枚約10分程度で記録出来るようだ。

 resize_image.jpg

次にコンビニ袋から取り出てきたCDは相川七瀬。

おっ久々に彼女の曲はじっくりと聴こう。

 

「もっと激しい夜に抱かれたい  NO NO それじゃ届かない

 素敵な嘘に溺れたい NO NO それじゃものたりない♪♪」 (注1)

 

少しの時間楽しんだ直後に私は久々にプロフェッショナルな仕事を目の当たりにすることになる。

 

今更ながらプロと言うのは私を含めて殆どの者がそうなように

仕事をすることでその対価を得ている者すべてが厳密にはプロなのだが、

実際第三者から見てそういえるかどうかとなれば全く別の意味合いとなるのは誰もがそうだろう。

私の場合なら近年ではMLBに行ったイチローレベルくらいしか思い浮かばないくらいである。

 

 

「車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて

一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車は、当該道路の

左側部分に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令に定めるところにより

その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。」

 

何だか判るような判らないような堅苦しい上記の文章は道路交通法第20条の1項である。

判りやすく言えば通行帯が2つ以上ある道路では一番右側以外を走らないと

いけないらしいのである。

高速道路でも一般道でもそんな状況は少ないし、ましてや法令化されているとは

恥ずかしながら私は知らなかったのである。

 

調べてみると一応例外規定があり、

1.追越をするとき 

2.緊急車両に道を譲るとき 

3.道路状況その他やむを得ないとき

 

どれも全てがどうもあやふやで怪しいものである。

特に3.なんて酷いものじゃないか。

具体的に一体どの程度の距離なのかなんて明記されていないのである。

その判断は現場の警察官の裁量に掛かっていると言っても過言ではないだろう。

 

気持ちよく相川七瀬とデュエットしていたオヤジ号の推定速度は100キロちょっとか。

 

「・・・ん?・・・・・・・・!」

 

突然バックミラーにパトライトを点滅させて現れたパトカーには驚いた。

 

指示されて路肩へと誘導されるのには素直に従うしかあるまい。

パトカー、それも覆面でない通常白黒ツートンの車両である。

 

警A 「運転手さん。ちょっと急いでました?」

私 「はあ、まあ。」

 

警A 「ずっと追い越し走ってはったでしょ。速度も109キロ出てますわ。

     我々も点数稼ぎが目的やないので先に違反した通行帯違反でだけ

    切符切らせてもらいますね。」

私 「はああ・・・?」

 

警A 「山口県は全域速度制限80キロで29キロオーバーは3点減点ですが、

    通行帯違反は1点で罰金も6000円で済みますから。」

 

あまりに穏やかで流麗に話しかける警官に対しては

実はこの時通行帯違反なんてのを知るはずもなく、29キロは出ていたかどうかは

多少疑問はあったものの仮に20キロオーバーだとしても2点減点になるなんて

瞬時に考えて多少得したかも的にサインをしてしまったのだった。

 

その手口、いや仕事ぶりは追尾走行テクニック、柔らかい物腰、

そして原稿を全て完全に暗記したような滑らかな口調は全て一流のプロと認めざるを得ない。

停止させられてから次に発車するまで5分余りの出来事であった。

 

別れて冷静になって考えてみれば常に周囲に気を配っている私にとって

まともにずっと追尾していたのでないのは間違いなく、

おそらく一番左の車線で死角になる斜め45度くらいを保持したまま『通行帯違反』とやらで

捕まえる為に急激に車線変更してきたとしか思えないのである。

その動きはさながら先の大戦の零戦が敵艦目掛けて突撃する様であったろう。

考えようによっては形を変えた司法取引みたいな気もするなあ。

 

が、しかしバックを取られた時点でゴルゴ13なら命を覚悟したであろうと考えると

BGMにうつつを抜かしていた私はかなり甘いという事である。

やはり彼らのテクニックに素直に脱帽するしかないのだろうと思い直している。

duke__.jpg 

 

山口県警恐るべし。

これをご覧の方々もゆめゆめ侮ってはなりませぬぞ。

 

(了) 

(注1)曲 夢見る少女じゃいられない  作詞/作曲 織田哲郎  唄 相川七瀬


大は小を兼ねるのか?

2015-02-20 17:33:00 | 日記

804977.jpg

 

「長時間運転しています。サービスエリアで休憩しませんか?」

超猫印のレーダー探知機の音声案内だった。

 

距離で判断しているのか時間なのかは取説を読まずに取付てもらったままなので、

よく判っちゃいないけど何だかトイレに行きたくなってきたぞ。

 

年齢のせいにはしたくはないけど、一旦その気になると最近どうも辛抱が出来ない。

夜中に目が覚めるのもしばしば。

 

今日は新車の慣らしや長距離でどう変わったかなんてのを試す為に久々九州出張さ。

自宅を出てから2~3時間くらいは経っていただろうか。

早朝出発したお蔭で道路も空いており急ぐ旅でもなかったけれど、

適当に休憩は取る方が良いのは頭じゃ判っているつもり、

でもどうもせっかち過ぎてつい少しでも早く目的地までと思ってしまうのだ。

 

出物腫物ところ構わずである。

これだけは行き過ごすと大変なことになるからね。

SAの看板を見つけゆっくりと新オヤジ号の進路を左に舵を切る。

 

最近のSAは綺麗になったのに驚く。

レストランは下手な独立した店舗より広くてメニューも豊富だし、

大手コンビニやコーヒー専門店もあったりする。

唯一の不満は屋外の隅に追いやられた喫煙場くらいか。

 

150211_083501.jpg 

 

トイレも清掃は行き届いてるし、手洗い場の水は(湯も)自動で出てくるわ、

便器も新しい物が備わっている。

スペースも広々ゆったりとしたものになっているね。

10年くらい前にTHE(ザとは読まない方ね)てのになったのを契機に

我が家でも暖房、洗浄機能はもう欠かせなくなってしまってるのだ。

尚、疾患についてはウンが付いたのか比較的軽度で既に完治している。

 

朝方だというのに「大」の方は使用中の表示が次々と商売繁盛なこと。

まだ空きをゆっくりと探す余裕があってホント良かった。

 

身障者(車いす)向け、赤ん坊を連れて入れるボックスもあるね。

それらを行き過ごした突き当りにひとつ空きを発見。

その瞬間から心より体の方はその気満々になってしまっている。

 

入ってその広さに驚いた。

成人用に幼児用が併設されているブースだった。

2畳分よりまだスペースがあるのではないだろうか。

部屋と呼ぶのが相応しいその端には赤ん坊を寝かせてオムツを替える台まであり、

いたせりつくせりの豪華さなのだが、ふと男子トイレであることを思えば、

それをするのが父親の役目(?)なのか、何だかなあと思ってしまうのは私だけだろうか。

 

幼児用の便器は私の華奢な御足(24.5/1E)との比較で大体の大きさが判るだろうか。

便座はA4ノートパソコンより一回り大きい程度で高さも床から40センチくらいだろうか。

 

150211_083510.jpg 

 

流石にこちらに座って用を足す勇気(?)もなかったね。

壊したり、ひっくり返ったり、はたまた粗相をするリスクは

まだ始まったばかりの長距離出張には回避すべきでしょ。

 

で、今日の結論。

「大は小を兼ねない!」

大は大、小は小に合ったものが一番最適なのを再認識した訳さ。

過ぎたるは及ばざるが如しとも言うではないの(日本語は便利です)。

言葉の使い方がおかしいだろうとか大の便器で小は出来るが逆は無理じゃないかなんて

思うガズ友もいるだろうが細かいことは気にしない、気にしない。

 

スッキリしたことだし再出発するとしよう。

 

この少し後に思わぬアクシデントが発生するのは

まだこの時には知る由もなかった・・・。 

 

(続く)


過飾の点で遅延レッドカード!?

2015-02-07 22:46:00 | 日記

​本命のカムリに起きた重大な問題。

 

それは何より拘りたかったモデリスタのエアロにあった。

今回のマイナーで最大のウリは何といってもプリクラッシュセーフシステムだろう。

 

安全性、快適性の装備の充実が大幅になされており、

プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)やミリ波レーダーによる

クルーズコントロール、

また車線の逸脱を検知してブザーとディスプレイ表示警告する

LDA(レーンディパーチャーアラート)と他メーカーの上級車種にも

装備されている目玉商品なのだ。

カムリもようやく高級車の仲間入りとトヨタに認められたのだろうか。

 

Lパッケージには標準で、Gパッケージでも13万強のオプションながら

選択出来るのは何とも魅力的である。

 

それが、それがだっ!

 

それらを感知するセンサーがフロントグリルのTマークに内蔵されている為、

モデリスタ(グリル)を選択すると先の機能は全て使えなくなってしまうのである。

 

以前のクルーズコントロールは私の車には標準でなくわざわざ後付けしたものの、

結局使えないヤツの烙印を押す羽目になってしまいミリ波方式を待ち望んでいたというのに・・・。

 

Gパッケージですら本体価格340万以上する車が大衆車扱いでは何とも悲しい。

 

う~ぅん!

アテンザを割愛した時点でもう他の車種は眼中になかっただけに

これにはかなり参ってしまった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・!??○!?×??!□!△!☆!!!!!!(ポクポクポク・・・ピキ~ン)

一休さんのように暫しの熟考の末、出した結論に後悔はないぜ。

 

 R0000110.JPG

 

新車予想をしてくれた勘の良いガズ友の中には掲載写真を見て既に

軽く拳を握りニンマリしながら小さくガッツポーズをしている者もいるかも知れないね。

 

 R0000112.JPG

 

原点に帰ると車の運転が好きな私にとって快適、便利機能よりは

気分良く走ることが目的だったはず。

 

非常に満足度の高い現状のAVV50の数少ない不満点、

それは尽きない欲望か楽をしたいと思う怠慢ではないのか?

 

いや逆に運転する楽しみをスポイルするような物は結局は飽きてしまう

恐れもあるとさえ思えた。

しっかりとした基本性能があれば十分それで結構である。

 

結局モデリスタのエアロ装着に決定することになった。

 

ただ~し!である。

 

そうなるとまたまた私には別の最重要な条件の一つがあったのを

ガズ友の皆さんなら多分もうお解かりかと思う。

 

自己満足の個別感、拘りなのだ。

 

モデリスタと引き換えに安全装備を犠牲にするなら

やっぱりカムリよりアルティスではないか。

 

毎月1,000台以上売れている車と最近では月に10台も売れない車とでは

私にとって100倍以上の希少性高いプレミアムな車となる訳だ。

 

カムリオーナーならアルティスはご存知でも例えばプラウディアとかディグニティなんて車は知らないのでは?

かくいう私自身も現物は先日プラウディアを初めて見た一度きりなのだがね。

 

少し前までならキザシもそうだった。

この車もとても優れた性能でちょっぴり食指を動かされたものだが、

残念なことにもう既に国内販売は終了してしまっている。

 

もしプラウディアやディグニティに興味を持たれたなら

検索してもらえればれっきとした量産市販車なのを知るだろう。

流石にそれらの価格は私にとって現実的ではないが、

アルティスはこれらと同等の価値ある車という訳さ。

 

モデリスタ仕様を選択した時点でカムリとの違いはリアトランクと

車内に乗り込んだ際に見えるステアリングのDマークだけしかない。

 

後続し、じっくり見なければ判らないなんてこれほど自己満足の極みはないね。

認知できるのはおそらくカムリ、アルティスユーザーのごく一部くらいじゃないだろうか?

 

世界戦略車カムリのお陰でアフターパーツは豊富だし、

多少弄ればもうおそらく世界に1台しかない車になる可能性も高いだろう。

 

前オヤジ号でも広汽豊田(中国産トヨタ)カムリのグリルを装着したAVV50とは

事実一度も出会ったことはなかったし、

それにレカロとパフォーマンスダンパーやリジッドカラーを加えると

限りなく世界に1台のアルティスだろうと自負していたのである。

 

 

て事で当分こいつに乗り続けるつもりですのでカムリコミュニティの皆様

並びにガズー当局の方々には改めて宜しくお願いする次第です。

 

そうそう懸賞の件は若隠居さん、一年生さんが見事正解、おめとうございます。

horibonpapaさん、えれぴあさんは残念でした。

 

ご隠居、一年生さんには商品の発送を持って連絡に変えさせていただきます。

例によってシャレが半分以上とご理解いただき妙な期待はしないように。

 

誤解があってはいけないので追記しておくと、

いつもD車の車を購入の際にお願いしていたS社長のディーラーで購入したのではない。

 

チャンネル違いというか兵庫Dと大阪Dみたいな感じで私の近辺には販売店が複数あり、

たまたま親友の一人でもある同級生Mが父親の後を引き継いでやっていたのである。

非常に人柄の良い男で査定や納期の件も通常以上の働きをしてくれとても感謝している。

 

唯一の懸念は地元の名士S社長に対するMの気兼ねだったが、

ズバリS社長には今回Mのところで購入すると先に伝えて承諾も得ているし、

第一疚しいこともないのに変にコソコソする方が却っておかしいではないか。

まあこれは私自身の問題と言うよりMの気を楽にさせる為なのだが。

 

R0000113.jpg 

 

最終発表を現車でと予告していながら遅くなったことは深くお詫びします。

結果としてそうなってしまったけれど決して引っ張るつもりでなかたのはご理解願いたい。

3日前に納車はされたもののパフォーマンスダンパー(オート○ックス)、

レカロとスロコンは専門ショップC、それに加えてモデリスタ(ディーラー)と

駆け足で順次装着して廻った為に時間が掛かったのがその理由なのだ。

尚、モデリスタは注文時の(ディーラー)の手違いで一部欠品となり残りは来週装着予定。

実はそのついでにとプラスα程度の工賃でLEDブルーミラーも取り付けてもらうつもりなのだ。

輿入れ道具が多い嫁はん貰うと落ち着くまでまだまだ掛かりそう、色々と大変なのである。

 

メイクも決まらず中途半端な状態は新妻も恥ずかしいと今回は薄明かりでの登場となってしまった。

来週以降また実際走行した感想なども含めてご報告したいと思う。

 

長々とした話の最後までお付き合いいただき感謝の念にたえない。

最後までの読了おおきにでした。

 

(追記)

今日たまたま予定より早く退院して出戻り古女房(キングセイコー)が帰ってきたので

これをついでに報告させていただくとするか。

こうして見ても思い入れがあるのは私だけで何の変哲もない時計なのが判ると思う。

が、健康になって調子はかなり良さそうなのが有難いことである。

また当分の間よろしく頼むぜ。

R0000122.JPG