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兄弟!カムカムウェルカムお控えなすってイン京都

2015-05-25 19:04:00 | インポート

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「ご臨席の皆々様に申し上げます。

この盃は兄・舎弟の契りを結ぶ盃でございます。

御目通しを願います。」

 

『結構です。』

 

「宜しゅうござんすか。」

 

「兄となられます〇〇親分に申し上げます。

その盃は兄・舎弟の契りを結ぶ盃でございます。

気持ちだけお飲みになりまして納めいただいてお下げ願います。」

 

チャララララ~ン、チャララ、ラララララ~ン♪(伴奏開始)

 https://www.youtube.com/watch?v=tVTfV9xrCX0

 

親の血をひく兄弟よりも 

堅い契りの義兄弟

こんな小さな盃だけど

男いのちを賭けて飲む

 

 

義理だ恩だと並べてみたら

恋の出てくる隙がない

後は頼むと駆け出す露路に

降るはあの娘の涙雨

 

 

俺の目を見ろ何にも言うな

男同士の腹の内

一人くらいはこういう馬鹿が

いなきゃ世間の目は覚めぬ♪♪

 

(伴奏、歌終わり) 

 

「兄弟仁義」 歌:北島三郎  作詞:星野哲郎  作曲:北原じゅん

 

冒頭はヤクザの世界の盃事のひとこま。

サブちゃんの歌もおそらく同様だろう。

 

 

 

夏は蒸し暑く冬は底冷えする京都も梅雨入りするまでのほんの少しの時期の

5月の今頃だけは過ごしやすい気持ちの良さだ。

 

中途半端な距離に住む俺にとっては車で通り過ぎる以外、

観光気分なんてのはもういつだったか覚えていないくらいだ。

 

仕事を終えて向かった先は四条烏丸。

遠路はるばるD兄貴が出向いてくれると聞いては、

何を差し置いても行かなきゃなるまい。

お天道さんも後押ししてくれてるような気になってくるくらい天気も気分も最高だ。

 

実は兄貴には以前からとてもお世話になっていながら実際会うのは今日が初めて。

つまり今日は正式に義兄弟の盃をいただく日なのであった。

 

聞けば前日神戸、今日は京都と出張仕事で来ているようで、

先週突然関西に行くから良かったらと連絡をもらい

忙しい合間を縫ってわざわざ時間を空けてくれたのでした。

 

嬉しいのは勿論だが何だかとても緊張するぜ。

 

やたけたで好き勝手な性格の俺とは全く違い、兄貴は紳士そのものの方なのさ。

知的で温厚、物腰も柔らかく普段よりその言動から教えられることばかりの

こちらとすればいざ現実となればどう対応すりゃ良いのか全く判らんのよね。

 

酒でも飲ませて誤魔化す作戦しか思いつかないが具合が悪いことに

兄貴は凄くお酒には滅法強いと聞いている。

 

となれば非礼を承知で地のままで迎え、先に酔っぱらうしか手はないだろう。

 

向かったのは四条烏丸を徒歩3分程入った町屋の一角のとある料理屋。

百貨店を始め近代的なビルが立ち並ぶこの辺りも一歩入れば何百年と歴史のある

古い街並みに変わるのも今更ながらに古都の風情が漂いまくり。

 

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京町屋とは江戸時代にはもうその形になっていたくらい古い作りの建物で

元々店屋と書いたくらいに住宅用というより商売をする為の家なのだ。

 

外観上の特徴は入口の間口が非常に狭く、それでいて奥行きはかなりある

所謂うなぎの寝床のような日本家屋と思っていただくとほぼ間違いない。

 

その町屋作りをを改装して作った料理屋なら

本来の姿に戻ったとも言えるのではないだろうか。

盃事には申し分ないと予約させてもらうことにしたのだった。

 

流石に紋付袴は憚られたが、相手が相手だけに他人から見りゃ馬子にも衣装のスーツに着替え、

普段はしないネクタイなんぞも締め俺にとっての正装で臨んだのは言うまでもない。

 

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表からは小さな行燈だけで気がつかなきゃ行き過ごすような格子の門をくぐれば

そこには想像以上の長い石畳が続く。

舞妓や芸者が通るのが絵に合いそうな入口だなこりゃ。

 

入ると奥も案外広く案内されたのは4人~6人程度が座れる小さな和室。

出入り口は襖で仕切られ真ん中にテーブルがあり雪見障子の外には小さな庭が見える。

これ(小指を立てる)との逢瀬なんかにも良さそうで、

無論兄貴との差し向かいはおあつらえ向きであったろう。

 

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長旅の出張先の仕事を終えてお疲れの兄貴は渇いた喉を潤すビールを所望。

仲居お勧めの瓶の京都地ビールだ。

痛風持ちの俺は非礼を承知で焼酎でご勘弁。

 

「か・か・かっか乾杯~!」

グラスを持つ手と声が震えるぜ。

 

終始穏やかでマイペースな兄貴はその後俺に合わせてビールから焼酎に、

その後の日本酒まで一向に酔う気配がない。

 

こちらは焼酎2杯目辺りからかなり記憶の一部が飛び加減、

今思い起そうとしても何をどう話したのかも定かでない。

 

ガズ友のご隠居やはげおやじさん、settaiさん達の話が出た気はするのだが・・・?

きっと仙台で行われるオフ会の話だったようにも思う。

 

会えればあれも聞こうこれも相談しようなんて思っていたはずが、

酔いに任せて俺一人が舞い上がって喋り続けた気がする。

 

若者なら物足りない程度の量しかない懐石だったけど、

取りあえずは酒さえあれば良かったかと考えたのもどうだったか。

 

その後タクシーで5分ほどにある河原町のバーに繰り出した時には

既に時間の感覚もかなり怪しくなっていた。

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下車して徒歩1分の予定が約10分も掛かる始末さ。

35年以上会っていない同級生が確かバーをやっていると聞いたことがあっただけの店で

行くのも当然初めてだと言い訳するより本当に悪いのはマツモ○キヨシだと

D兄貴なら判ってくれると思うのだが・・・?

 

入ってからすぐに噂の通り酒の強い兄貴、

今度はシングルモルトのロックでグイグイやってましたね。

相変わらず顔だけ見れば丸っきり素面に見える。

 

こちらもウィスキーロックで合わせたのが運の尽き。

飛び飛びに失われた記憶が戻った時にふと時計を見ればもう終電ギリギリ。

 

はやこまさんには「またそうなっちゃたの?」なんて言われることだろうがな。

結局バーでは更に何を話したのか判らないままお別れとなってしまった。

 

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千鳥足で電車に乗り込んだ俺を見えなくなるまで手を振ってくれてたDさん。

終電の車中でウトウトしてるとDさんから「お疲れ様」の優しいメールが着信。

 

本当に有難うございました。

またこの度の粗相は旅先での戯言と笑って済ませていただければ幸い。

書きたいことは山ほどあれど紙面の制約もありこの程度でお許しいただこう。

若隠居さんには既に長いとお叱りを受けるかも知れないが・・・?

 

もう皆さん薄々お判りかと思うがDさんとは大雪さんのことである。

兄貴!今後ともお見知りおきよろしゅうお頼申し上げやす。

 

(兄弟シリーズはこれにてお終い)

 

 

※丁度大雪さんとお会いする前日遅く突然自宅のPCが立ち上がらなくなりました。

  たいしたデータはないものの少しのファイルやメール等のバックアップを

  取っておらず少々焦りましたがお蔭様で本日近所のパソ〇ン工房で復旧。

  原因は不明(私としてははDさんサプライズかなと)ながらバイオスや各種設定が

  変わっており加えてwindows7のPCがXP用になっていたりしたようです。

  TVはなくても困らない生活ながらPCは最早私にとっては必需品と実感した

  ここ数日間でありました。


SHOO~!! 兄やん流石っす!

2015-05-20 22:20:00 | インポート
 
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アニキと慕う男が今かなり熱い。

彼の名は竹田和夫。

そう、ご存知の通り日本を代表するRock、R&Bのギタリストである。

 

LAに拠点を移して20数年、

もう還暦を何年か前に過ぎたはずなのに年齢を感じさせないどころか益々精力的な活動を続けている。

 

ここ数年恒例になっているジャパンツアーが今年3月から2ヶ月ぶっ通しで

全国を廻っており現在は関東を中心にまだ行われている真っ最中だ。

嬉しいことに今回の関西は以前のメンバー大森成彦(Bs)、高阪照雄(Dr)とくれば

もう行かないテはないさ。

 

関西ツアーは初っ端が神戸を皮切りに和歌山、京都と連荘で続き最後が大阪。

神戸か大阪のどちらにするか選択は迷うところではあったが、

ちょうど良いタイミングで知り合いの昔は娘さん(早い話オバチャマさ)が所望し

一緒に三宮に行くことに決定。

ここ「チキンジョージ」は神戸では老舗のライヴハウスである。

 

オープニングアクト(前座の事ね、以下はO.A.)のハイマーズの面々も

関西ツアーでは御用達で剽軽な彼らともすっかり馴染みになっちゃった。

 

竹田さん達いつも軽くリハした後は(O.A.の為)時間が空くので

近所に軽い物を食べに行くのを知っている者としては地元で有名な宝塚Lのサンドを

各種取り揃えて大目に差し入れといたから多分これで終演までは腹もち出来たろう。

 

そしていよいよ御大の登場。

書くまでもなく流石のカズ兄いである。

 

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当然大森、高阪の二人も負けてはいない。

今回の為に温存していた力を爆発させるような熱のこもったバトル開始だ。

アニさん曰くこのユニットはダイラケトリオ(注1)と表現するくらい、

いつ演っても阿吽の呼吸でリハも不要な息の合い方である。

 

注1)往年の漫才コンビ、中田ダイマル、ラケットのような完成されたメンバーという意味なのだ。

 

オープニングの「Billie's Bounce」から始まりいつもながら安心して聴いていられる心地良さ。

ラストのアンコール「Spining Toe Hold #2」まであっという間の一夜だった。

 

スピニングトーホールドは有名な竹田氏の定番曲でプロレス全盛時に

ドリーファンクJRとテリーのファンク兄弟の入場テーマ曲だったのももよく知られている話だが、

#2と称されるくらいにアレンジが変わりアドリヴが増えて全く別の曲のよう。

これはかなりイケテルぜっ!

 

アンコール曲も終わり幕が下りてから場内客席に戻ってきたアニィ(竹田氏)、

テルさん(高阪氏)と改めて再会を祝してがっちりと握手。

ふと見るとシゲさん(大森氏)がいない!

 

あちこち探してようやく楽屋で見つけました(笑)!

どうやら最近のご時世に違わず肩身の狭い喫煙者となっておりました。

ここチキンジョージも昨年までは確か場内どこでも喫煙可のはずだったのに

今回は片隅にある一角に指定されて気兼ねする状態になってたのは軽いショックだったなあ。

 

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彼が以前出したエレキベースのDVD(教則本)

http://store.shopping.yahoo.co.jp/boox/bk-4883715809.html?sc_e=sydr_sspd

にサインをもらって帰ろうかと思った時マネージャーのK氏が寄ってきて

「オヤジさん、ラストの大阪も来てくださいよ。きっと損はさせませんから。」

の言葉に乗せられた訳でもないのだけど、

その3日後何とか仕事を早めに片づけ難波「アナザー・ドリーム」までまたまた行っちゃいました。

時間は空くのを待つのでなく作る気がなきゃダメなんだと自分自身に納得なのだ。

 

今度はいつもの単独行動だったけど俺の定席、舞台に向かって右端の最前列テーブルは

一人寂しくなるどころか隣にやって来たのは出演メンバー達の友人でありミュージシャンのカワさんこと川人義彦。

彼は関西を中心に活動する数少ないギッチョのギタリストでもある。

こんなプチサプライズも一人だけで行くライヴハウス鑑賞の楽しみってもんさ。

 

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竹田氏が縁で仲良くなった好男子で加えてホンマ魅力的なエエ声の持ち主。

いかにも業界人的風貌だが当初何をする人か自己紹介を受けるまでFMラジオのDJでもしてるかと思ったくらい。

一度観に来てよと何度も誘われながら未だにライヴに行けてなくて申し訳ない。

 

気がつけばO.A.の合間にいつの間にかカズ兄いも俺の隣に座ってるじゃないの。

神戸でゆっくり話す時間がなかった気遣いみたいだったけど、

ごく自然にさり気なく出来るのはギター演奏以上の人柄、人物だわ、こりゃ。

演奏の合間に音楽談義も楽しく聞け、無理して行って本当に良かったぜい。

 

難波ではO.A.もハイマーズに加えて竹田氏一押しの女性ギタリストTomoko(田中智子)や

飛び入り参加(遊びに来ただけだったらしい)の女性サックス奏者の山口マリも

とてもファンキーな感じでノリノリで良かったね。

関西初お目見えだったTomokoちゃんは実は以前からカワさんとFB友達だったりして、

最後は全員ステージに参加の大セッションと化し、こうなると仲間内だけのお祭り気分の状態さ。

マネージャーの言う以上に大々満足、最高の夜になった。

 

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下のセットリストは竹田さんが演奏中に足元に置いてあったのを勝手に拝借、

いや失敬した物ですがご参考まで。

あくまでこれをベースににその場の雰囲気で色々とアドリヴ、オプションが加わる訳さ。

基本部分はアニイ直筆で会場毎にこれやあれやと選曲するのよね。

事後承諾になっちゃいましたがマネージャーのKさん頂いて帰りました~(笑)!

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 注2)ライヴ会場では録画や録音、撮影はご法度(店内にも張り紙が各所に見受けられた)。

    特に録音は新鮮な生ものと同じ、厳密には二度と同じ物はなく一期一会みたいなものだから、

    是非ともライヴ会場に足を運んでもらいたいと言うのが竹田氏の持論である。

    肖像権とか著作権なんて野暮な表現はアニさんはしないのだ。

    掲載写真はハイマーズのキーボード山ちゃんが関西ツアーカメラマンも兼ねていてもらった物と、

    乗じて俺も(無理やりの関係者と)勝手に何枚かパチリさせていただいたものです。

    尚、本ブログに写真の掲載に当たっては事前にマネージャーの確認、了解も貰ってるのでご心配なく。

    不思議なことにボツにされたのはマネージャーの写真だけだった。

    紙面の都合で割愛するが40年程前に毎年8月8日に大阪万博公園で行われていた

    「8・8 Rock Day(通称ハチハチ)」に出場するくらいの(但し予選落ちってバラシテゴメンネ)

    当時熱血音楽青年で更には大のプロレス好き、とってもユニークな人なんだけどねえ。

    またいつか機会があれば紹介しましょう。

 

(てことで次回いよいよ本シリーズ完結編?)


HEY、BROTHER! 最高だぜ!

2015-05-17 17:35:00 | インポート

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映画館に行かなくなってもう何年経つだろう。


 

 


 

誘ってくれる相手がいないというだけが理由でもない。


 

観たい俳優、映画が単にないだけさ。


 

 


 

ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの映画を久々に観た。


 

タイトルは「ブルース ブラザーズ」。


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と言ってもわざわざ足を運んだ訳じゃなく
 
 
最近これという事のない程度の何となくモヤモヤした鬱陶しさで

 

 

自室でたまたま手に取ったDVDがこれだったというだけなんだ。


 

 


 

いやはや、素晴らしいという以外に言葉も出ないね。


 

良い物はいつまでたっても変わらないという事だろう。


 

考えりゃ至極当然、超一流のアーティストばかりだもんな。


 

どこを切っても金太郎の飴状態。


 

 


 

レイチャールズの「シェイク ア テール フェザー」とか
 

 

アネサフランクリンの「シンク」や



 

ジェームスブラウンの「ジ オールド ランドマーク」なんて


 

 


 

音楽好きにはミュージカル、痛快ドタバタが好みならパトカーとのカーチェイス、


 

スターウオーズのレイア姫だったキャリーフィッシャー扮する謎の女との関係も


 

見方を変えれば恋愛(愛憎)物とも言えるだろう。
 
 
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但しこの映画に関してはあらすじや内容、解説なんてのは無意味、全く野暮。
 
 
ただ観て自分なりに楽しむのがベストだろうね。
 
 
ある意味純粋、素直になれるのも誰もが忘れているのかも知れないが。
 
 
 
 
どなたににも一度は観てもらいたい一押しの作品のひとつであった。


 

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懐かしさだけでなくちょっぴり元気をもらえた気がするから不思議なものだな。


 

 


 

(続く)

ソーカツ

2015-05-10 20:40:00 | インポート

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ご無沙汰してます。

生来の物臭というのか怠惰な性格でとんとアップ出来ずのままだったね。

車関係以外にもあれも書こうこれもと思いつつ

気がつけば既に旬を過ぎて投稿しないパターンになっちゃてるかも。

なんてのは言い訳だし冒頭の写真は単にソースカツってだけです、はい皆さん御免なさい。

 

マイナー後の新型AVV50については半年点検(先に走行距離1万キロ)も

済んだというのである程度の印象も判ったところで一旦以前の完結としましょう。

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えーっとどこまで書いてたかな?(過去記事見てこよう)

 

 

えっへん、空気圧センサー(TPMS)までだったね。(-_-;)

これについては全く問題なく作動している。

最近ではそれほど頻繁に表示(チェック)することもないね。

タイヤ内の空気が熱膨張するのを利用するセンサーなので、

高速運転したり停止後の再発進の際に

案外空気圧というのは変化するのが判ったという程度かな。

 

あれば便利、なくても困らない機能という認識は変わっていない。

但し新車装着の法制化の動きがあるやに聞くと単にユーザーへの利点以外の

おかしな人達の力関係の結果みたいに思うのは俺だけだろうかね?

 

 

さていよいよ肝心の走行性能について。

最初に書けば乗り心地と静粛性以外は殆ど同じだな。

エンジンを始めシャシー類の基本性能が変わってない以上これは当然と言えば当然か。

 

主に防音材の見直しによって静かになった車内は低中速時にはスピード感が増し、

高速域では逆にストレス感のない安定性があるように思う。

 

だが何でも手放しで喜べるかと言えばそうではないと断言できる。

個体差なのかどうかは判らんが以前にも書いたようにステアリングフィールはかなり悪い。

100キロ直進時でも片手運転はかなり気を遣う。

 

MC前から色々と他のオーナーにも不評だった乗り心地については

改めて皆さんとの違いを理解してもらっておかねばなるまい。

AVV50オーナーが俺の車を運転すればかなり硬く感じるでしょうな。

 

後付パーツで出来る範囲で乗り心地に大きく影響を与えるのは

タイヤ、サスペンション、シートだと俺は考えている訳だけど、

その内シートはレカロ、タイヤはミシュランパイロットスポーツ3(以下PS3)に

しているのはノーマルとは相当違うと感じはずだからね。

サスはノーマルのままだがヤマハのパフォーマンスダンパーはこいつに換装済である。

 

たまたまMC前の下取り準備で先にシートを純正に戻した数日間だったけど、

フワフワ、フカフカ応接間のソファーみたいになったのは新鮮な驚きだったからね。

 

これは良し悪しでなく好みの問題だけど俺は当然レカロに軍配を上げている。

寧ろ硬さ、柔らかさというだけの基準でなく乗り心地というトータル性能という意味ですよ。

乗っていて疲れの少ないという意味ではその差は軽トラックとレクサスくらいかも。

一日で600~700キロ走行の九州行きも既にこの車で二回往復しているが、

ポジションの良さ腰への負担のなさはトイレ休憩以外SAに入る必要もないくらいさ。

純正の場合なら100キロも走れば腰の座りというか

どうも同じ着座姿勢を保持するのが難しくなってくるからね。

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次にタイヤも純正装着品は仮にブランドが同一銘柄でも全く別物の廉価版なのは

皆さんご存知と思うがTURANZAの優れているのは極論すれば耐摩耗性だけだろう。

汎用市販品のどれに替えてもメーカー品ならまずそれ以上の満足感が得られるだろうと思う。

俺の場合PS3を選んだのは燃費性能、耐摩耗性能よりグリップ力、高速安定性、

雨天走行性を優先したからに他ならないだけね。

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注)今回新車装着のタイヤは下取り車に付けて出してしまい前車のタイヤを

  引き続き使用中なのだ。

  現在このタイヤで延べ走行距離24,000キロで5分山、40,000位は持つかな?

 

こんな条件で更に乗り心地を良くなんてのは矛盾するような贅沢かも知れないね。

 

同一条件同士の比較ではダンパー(及びサスペンション)も

減衰力設定が変更された模様でMC前よりは間違いなくソフトに感じる。

 

乗り出し当初はこの部分はかなり高評価していたはずが慣れてくるとこれにも

不満が出てくるから人間は身勝手で不思議な生き物やなあ。

硬さが低減されたのは良い反面、どうも変な挙動が判るようになってきたのである。

普通に舗装路を走っていて小さな轍や高速の継ぎ目を乗り越えると

ピョコンピョコンと跳ね上がるような動きが非常に気になる。

 

まだ新車から3か月強でダンパー性能の劣化ではないどころか

強く弾き返されると考えれば暫く辛抱するしかないだろうかね。

次に夏タイヤを交換する際はいっちょコンフォート系にしてみるかな?

 

また自宅付近の坂道でモデリスタのフロントスポイラーが干渉するのも

ちょっぴり鬱陶しいのでダンパーも変えちゃうかも?

実はKYBのSRスペシャルが来月発売されるのに目移りしているところなのだ。

 

そうそう一応ハイブリッド車では避けられない話題、燃費もご報告。

何となくの気持ちでは5%程度良くなっているように思います。

高速使用で18~19キロ、街乗りで14~16キロだろうか。

 

エンジンの基本性能が変わっていないのを考えると単にこの車に慣らされてしまい

アクセルを踏み込まない癖をつけられてしまったからだろうか。

 

あっすまない、嘘ついてしまったかも?

これに乗り出してすぐにパトカーに追尾されて捕まったのが

未だにトラウマ的になっているからかもというのがおそらく正解ですな。

そういえば最近スロコンをオフのままだったのも忘れてしまってるしなあ。

こいつもオンにすれば前車同様にチューンナップしたかのように

一気の加速感が得られるのは変わってないからね。

 

今のところ即なにか弄る気もないのでT-connect仕様のナビの設定なんかを

しようかと思うくらいですな。

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まあこんな程度でご勘弁を。

ひとまずはこれにておしまい。

 

ではサイナラサイナラサイナラ~!