車好きオヤジのブログ

車好きオヤジのブログです

不即不離

2021-10-16 17:20:00 | 日常
今回は諸般の事情により若干の無理やり感は否めないが、
ここ1週間程度はゆったりと焼酎を飲むことが出来なかった為ご理解賜る。

西岡恭蔵 『プカプカ』 1971年


『第18話 由美子4』

デリバリーヘルスをご存じだろうか、略して「デリヘル」。
ご存じなければ下記参照。
デリバリーヘルス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B9

派遣型の風俗業だが正博は利用したことはなかった。
似たようなソープランドとの主な違いは店舗を構えていない事と
原則的には本番行為は認められていない点である。

デリヘルは事前に予約し駅前や出先で待ち合わせしてラブホ等に
しけこむ形態で第3者にはデートと区別がつかないだろうが、
ラブホ等と書くのはデリバリーの名の通り自宅訪問も可能なのだ。
とにかく色々な事をスケベ業界人は考えるものだとつくづく感心する。

彼女のいるのは熟女・人妻タイプに特化した梅田の「マダムの館」。
自由出勤らしく週に何回か出て日銭を稼いでいるらしい。
ここは完全歩合制なので客がつかなければ一銭も入らない。
登録名は当然ながら誰もが本名でなく源氏名だ。

最早正博年代以上の者はその感覚や常識を100%改めなければならないと
由美子の話を聞いて痛烈に感じるのは性風俗で働く女性は
親が借金を背負ったとかタチの悪いヒモやヤクザ者に騙されてとか
仕方なく可哀そうにと思うようなタイプは
殆ど死滅してしまっていない事実、現実である。
勿論未だにそういう不幸な女性も中にはいるだろうがレアケース。
単に彼女達は手っ取り早く「金」を得たいだけ。
フリーターのアルバイト的感覚に近い気がする。

自分自身の生活費や遊興費を簡単に稼ぐ事が出来るという点と
チェーン店を持つような規模の経営だと主にセキュリティや衛生面、
身バレなどの安心感が違うからだと彼女は言う。

ある夜、愚痴かボヤキか判らんようなラインが由美子から来た。
『今日は一日坊主だったのよねえ。』
要はその気(毛)、客が無かったって事だ。
完全歩合制の為、日当は1円も出なかったことになる。
根がスケベな事もありつい、
「ちょっとだけやけど協力してやろか?」
『ぜひお願いします。』
みたいなやり取りの結果店を利用してみることになった。

待ち合わせの駅前道路に現れた由美子を見て驚いた。
流石の営業仕様はメイクもバッチリ、髪の毛サラサラの胸を強調した
バブル期のボディコンみたいな服装で街中ですれ違っても気づかない程。

費用的にも諭吉1人半程度でどれだけ実入りがあるかとは思うし、
連日何人もこなすには体力的にもかなり辛い仕事なのは想像できる。
たとえ結果は瞬殺されるにしても時間を限った「60分1本勝負」ではなく
プライベートでの「無制限一本勝負」がやっぱり正博向きなのが判っただけ。

改めて思うのは家族や近隣の者などには内緒で勤めているはずの由美子が
何故正博に打ち明けたのかという事だ。
パパ活候補者にとでも考えたのかとも思ったが、
それなら黙っていても可能だし今回店を利用した以外は
彼女からそういう具体的な金銭的な援助希望や、無心も全くない。
寧ろされたところで出来ないだろう甲斐性の有無も
既に見透かされている可能性が高い。

恋愛関係の男女で深い仲と言えば「肉体関係」を指すのは常識だ。
但し独身同士でない限りは不倫とか不貞と配偶者や世間から
非難を浴びるのは著名人だけでなく民法上でも規定されているのは
皆さんご存じの通り。
と、固い話を書きたい訳では決してない。

正博自身はそうなるまで(未満)の過程が欲しいだけ。
達成してややこしいのは正直避けたいくらい。
今回ほぼ逆の順序になる由美子との場合はどうか。

50代半ばで年上の旦那は関東に長期出張中。
子供3人は有名大学まで行かせた後、
それなりの企業に勤めていたり結婚したりで独り立ちしている。
家庭人、特に子を持つ親としては立派なものだと思う。
問わず語りに数年後に控える旦那の退職を機に
半分の退職金をもらって離婚する話がついているとか。
どうも連れ合いには女性がいるようだ。
タイガース熱もかなりのもので甲子園にも頻繁に行っているらしい。

結局は色々な事情を正博に告白する理由は判らずじまいだが、
男女関係に関しては赤子とグレイシー並みの自覚があれば
こちらからの中途半端な駆け引きは一切必要ないだろう。

ラインが来なくなってもう2度と会わないかも知れないし、
来れば返信するのを躊躇う事もない。
同様に由美子も正博から連絡なければする気が無い場合でも
彼女は蚊に刺された程度にも思わず、
何事もなかったかのように日常をそのまま継続するだろう。

今後どちらかと言うことなく連絡しあう時があるとして
それは精々飲食程度のレベルになる気がする。

どうしても衝動が抑えられなくなった時は店を利用すれば良いだけではないか。
つまりそちら方面は割り切った関係が出来る予防線、保険があるからだが、
ドキドキワクワク感は半減するに決まっている。
その時あちらは普通に馴染み客の一人として接するだけの話。



もしかするとセリーグ覇者が確定した際には何かの連絡が来るかも知れない。

付かず離れず、離れず付かずが理想形の一つであろう。

(ようやく本シリーズは完結)



店じまい準備中

2021-10-14 23:15:19 | 日常
border="0">月亭可朝 - 嘆きのボイン2017


やっちまったもんは嘆いたところで仕方がない。
サッサと済ませて閉店ガラガラとしなけりゃならんので今回は前振りはなし。



『第17話 由美子3』

世の男性諸氏はブラジャーのカップサイズについてご存じだろうか。
AとかBとか言うのはアンダーサイズとトップサイズの差で決まることを。

正博の若い頃のイメージはあくまで勝手に思っていただけで、
そういう規定だったのは知らなかったがAでは貧弱、Bで普通程度、
Cならなかなかの豊かさでボインなんて言葉も使われたりしていたのである。
ところが日本人女性の発育が良くなったからなのか最近ではEとかF、
その後、稀にGやHなんて表記を目にするようになってきた。
巨乳なんて言葉もこの辺りから使われるようになったのではないだろうか。
だがそれも雑誌やネット上の写真程度で現実感は全く無かった。
いずれにせよ正博の場合は女性側からの自己申告で知るだけなので
自分で測ったことはないが。


ある日のこと、仕事で大阪に出た帰りがけの話。
ふらっと十三で下車し駅前の居酒屋に寄った時の事だった。
コロナもまだ落ち着いておらず仕事関係者と食べるより一人が気楽だ。

カウンター席に着いた隣は中年女性の客の団体3人が座っている。
正博に接するところにいたのが由美子だった。
彼女も一見すると何処にでもいそうな中年女性、いわゆるオバちゃん。

ふと足元のかごに入れているトートバッグを見ればトラッキーのストラップ。
阪神タイガースのキャラクターである。



春からセリーグ独走状態、絶好調の最中であったのもある。

「阪神調子がええねえ。このままやったら優勝してまうねえ。」
と声掛けしたのがきっかけだった。
『いえいえ、まだまだ安心なんて出来ませんよ。
私は昨日今日のファンじゃないので暗黒時代も知ってますから
仮に優勝できなくてもどってことないです。』と応えるではないか。

※暗黒時代とは2003年に星野仙一が1985年以来18年ぶりに
 阪神がリーグ優勝するまでの事で    
 特にその直近数年間は最下位か5位が指定席、
 たまの4位が精々だった事を指すのは 
 普通の阪神ファンなら理解できるワードである。
 その星野の前に監督だった野村克也は
 後年自分の野球人生で阪神の監督時代を
 「黒歴史」だと語っていたのも有名な話である。

珍しくリベラルなタイガースファンもいるものだと意外に感じたのと
ほんのりと色気もありながら服装も派手でもなく地味でもない
見た目で思う年齢にピッタリな服装の
自然な雰囲気が何となく正博好みでもあった。

唯一予想外な胸の膨らみが大きくて目のやり場に困る。
正面に座る席でなく居酒屋のカウンター席で良かった。
とにかく話が面白く楽しいのとカラッとした物言いは猥談でも
漫談になってしまうようだ。

その日は意気投合して互いにライン交換して別れたのである。
連絡を取るようになるとやはり何故か気が合い
何度か一緒に食事をする流れの中で
いつしかホテルに行くような仲になってしまっていた。
由美子の豊満な胸を弄びながらふと最初の出会いを思い出していた。



聞けばFの90サイズと言う。
そういえば最近離婚問題でニュースになっていたモデルだったかタレントの
熊田〇子がFの90だったと報道されていた気がする。

実物を始めて見たがとにかく立派で大きいのは間違いない大迫力だ。
じっくりと見たところで真偽は不明だが人工的に何かをした訳ではなく
子供を産んでから大きくなったと言う。

またベッドでは凄いというのかとてもじゃないが手に負えるものではない。
詳細な表記は公序良俗並びに倫理規定に抵触する恐れがあり控えるが、
それは素人がヒクソン・グレイシー相手にリング上で素手のまま真剣勝負で
立ち向かうレベルと書けばある程度理解いただけるだろうか。



それもそのはず由美子の職業はデリヘル嬢だったのだ、しかも現役。
いうならその道のプロだったのだ。

試合や勝負なんておこがましい。
瞬殺の一言。

ダ~メだコリャ!

(次回シリーズ最終予定)

狐と狸か

2021-10-12 21:50:48 | 日常
【六甲おろし】 阪神タイガースの歌 歌:中村鋭一 作曲:古関裕而 歌詞あり



今年のセリーグペナントレースはここに来て巨人が脱落し、
ヤクルトと阪神の一騎打ちの様相を呈している。
どちらが優勝するかは神のみぞ知るところだが、
私個人としてはヤクルトに勝ってもらいたいと思っている。

関西在住で声高に言うつもりはないが
実は私「アンチ阪神ファン」なのである。
要は阪神だけには勝って欲しくないのだ。
正しく表現すればあまりにもアホみたいな阪神ファンが
周囲に多いのが嫌なのだ。
味噌も糞も同じみたいな混同はしないので選手には罪はない。
頑張っている選手には密かに微笑ましく見つめている。
ドラ一の佐藤には成績を気にせずもっとブンブン振り回して
ホームランをかっ飛ばして欲しいと思っている。

当然ながら交流戦まで含めるとセパ11球団を応援しているので、
中途半端な似非阪神ファンよりはタイガース情報については
過敏で詳しく当日の先発投手は当然のこと各野手の調子や
相手先発との相性なんかもかなり細かい部分までチェックもしている。

因みにパリーグは是非ともオリックスに優勝してもらいたい。
山本投手は入団当初から小気味の良いピッチングで応援しているが、
今や既に日本プロ野球界のエースと言っても過言でない活躍に
非常に嬉しいしチームとしても頑張ってもらいたいと思っているのだ。

例によって前振りが長いのは承知の上、
それだけ本文が怠い話と理解いただきたい。

今日はサッカー日本代表が辛勝できたのでそれで良しとしまひょ。



「第16話 由美子2」

正博は女好きのスケベであるし、その自覚もある。
本人の思いは相手にはなかなか伝わらないもので実はモテない男でもある。

男女間の話で60余年生きてきた正博が実感、
いや既に間違いないだろうと確信する結論。
それは己にとって(都合の)良い異性なんてのは
男女とも通じてあり得ないという真理である。

仲の良いオシドリ夫婦と称されるカップルもこの世にはいるという
反論には甘んじて拝聴するがあれは数少ない例外的要素が含まれている。
一緒に家族となり子供を育て親を看るというのは社会常識的には普通かも
知れないがお互いがどれだけ協力や妥協をするか出来るかという点に
掛かっている。
おそらくは片方だけが一方的に我慢しているのでは年数続けることは
困難だろうし、
そうでない限りは自分にとってだけ良い相手なんてあり得ないだろうと。

それを自覚しているのもあって望外の状況になると
気が気でなくなり舞い上がってしまうか根っからの小心者のせいで
自ら解消するか関係を壊してしまい結局失敗となるのが通常パターン。
といってその可能性を100%は否定出来ない男なのである。

加えて正博は鬱陶しいことが大の苦手。
惚れた女に彼氏や旦那がいるなんてのも面倒くさいし、
今の家庭や環境を飛び出して新しく所帯を持つなんてのは
一切眼中にないのだから。
所詮遊びの延長の浮気か場合によっては不倫かも程度の話。

ならば割り切った風俗にでも行く方法もあるかも知れない。
これも若い頃にはアチコチ行ってはみたもののダメだった。
自己分析すると多分そういう行為をするのは好きなのに
お膳立てされてはいどうぞ的な事には肝心の何が役立たないのだった。

結局風俗でも無駄な金を使うことになり行くことも段々となくなり
精神面だけでなく肉体面にも支障が出るような
年代に突入してしまったのである。
そんなタイミングで出会ったのが由美子だった。



(続くかどうか・・・)

9曲の恋

2021-10-10 23:07:18 | 日常
 宅飲みで暇にあかして久々の鈴木正博シリーズでもいっとくとするか。

下記は好きな曲ではあるが9回続く話ではないのと初めて訪問いただく方には
実際にあるような場所や名称があったとしてもあくまでフィクションであり
実在の話でないのは念の為お断りしておく次第。


9 10$の恋


憂歌団は俺の10代後半の頃にお気に入りの
ボーカル木村、ギター内田、ベース花岡、ドラム島田の4人編成のバンドだが
もう既に解散している上、島田は亡くなっているので再結成の可能性は全くない。
個人的にはちょっと痴呆的な歌い方の木村が目につくが
ギターの内田勘太郎(宮古島在住)のスライド(ボトルネック奏法)が
秀逸で近年も難波でのライブに観に行ったくらいである。
同じ曲で内田のギターをよく聴いてもらえる方ならこちらをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=6oRfzY1VIp0&t=4s
今では専用の物があるがその奏法の通り
当時本当に瓶の首を切って使っていたのが 判ると思う。
嘘かか真実かは不明ながらカルピスのネックが最適だと内田は言っていた気がする。


「黄昏流星群」をご存じだろうか。



作家弘兼兼史の劇画でビッグコミックオリジナルで連載されている物だ。
テーマは第一話の序章に述べられている。

「四十歳を越え多くの大人達は、死ぬまでにもう一度、

燃えるような恋をしたいと考える。

それはあたかも黄昏の空に飛び込んでくる流星のように、

最後の輝きとなるかもしれない。

この熱い気持ちを胸に秘めつつ、落ち着かない日々を送る大人達を

我々は・・・・・・黄昏流星群と呼ぶ。」

まさしく鈴木正博を代弁するような言葉として引用させていただいた。



第15話

『由美子』


還暦を過ぎて妄想するのは若い頃のように
素直に燃えるような気持ちになれる恋愛だ。

それが出来ないのはやはり年齢や経験を積むと
世間体とか見栄とか打算みたいな
却って余計な物を沢山身につけてしまったからではないのだろうか。

では何故それが出来ないのか。
答えは至極当然でその歳になるとおそらく多くの男性は結婚して
所帯を持ち子供や場合によっては孫もいるだろうし
連れ合いと死別か離婚でもしていない限りは
社会的にも不倫なんてご法度になっているからに他ならない。

また独身時代の頃で且つ学生であればで生活費や小遣いも
親がかりで経済面に関してはに不自由していない場合も多く、
ちょっとした贅沢なら精々アルバイトで賄えられたとなれば
好きな女性とのデート代だけを考えてりゃ良かった訳である。

恋愛が成就して結婚に至るケースは極稀にはあっただろうが、
見合いじゃない限り付き合って即プロポーズする者はまずいないし、
結婚後に待っている子育てや所帯のやりくり、
亭主の親の看護や介護まで頭に入れて付き合う
相手方女性もまずいないに違いないだろう。

若かった頃のふられた失敗や過ちを今なら違う態度で
やり過ごせるなんて思うのは正博だけではないだろう。

10代後半、20代前半の若かった頃と60過ぎのジジイでは
蓄積してきた経験は3倍以上。
違って当然、むしろ怖いものなく思った事を突き進めた
無謀な行動なんて今の正博には出来っこないのだから。

精々出来るとすれば飲み屋のママやホステス相手に
冗談交じりに口説く程度の話である。
精々は場合によってプラスアルファ的に女性客で気の合う
相手がいた程度だったろうか。


周囲に迷惑をかけない限り向こうは商売、
こちらは客、その時点で五分五分の関係でないのは承知の上だ。

愛想を振り撒きおべっかも使うだろうし、
ひょっとして千に一、万に一俺に惚れてるのかと思わせる女は
ある意味プロ中のプロであるが近年ではそれすら希少な事であろう。

懇ろになるシチュエーションとなれば却って気後れしてしまうのも
小市民的な性格だと自覚する正博だった。

食事に誘って同伴出勤もOK。
結局そこから先に行くまでを楽しむのが目一杯ところで
ユーミンの「14番目の月」そのものなのさ。

その逆転現象が発生してしまったのである。
それは正博の発想には全くなかったことだった。


長くなったので続きは次回。


くるりんぱっ!

2021-10-07 15:00:00 | 日常
緊急事態宣言やまん延防止も一斉に解除されて、
ようやくと言うか少しは落ち着くかと思う今日この頃。
罹患者が激変しているのはワクチン接種のお陰は当然あるが、
大元のPCR検査を恣意的に減らしているせいだと私は考えているので、
第6波は来るに違いないので各個人で気をつける他ないだろう。

などと他人の心配をするよりまずは己の健康確保が最優先だね。
未だに8月中旬の件が尾を引いているとなれば
単なる普通の風邪とは違う何かに罹患したとしか思えない。

あの悪夢のような5日間(発熱は3日間)で、
飲み物は勿論の事、量は少ないながらも食事も毎食摂って
いるというのに体重は発熱した3日で3キロ減。

日頃ダイエットに悩む身とすりゃ有難いと言いたいところなのだが、
全身の倦怠感、脱力感に加えて体のあちこちが攣るのは非常に辛かった。
今までもゴルフのラウンド後半とか夜中に突然足が攣ることはあったものの、
力を入れようとする全身の各部位が痙攣するのは
体質というには明らかにおかしい症状、異状事態だ。

尾籠な話、大きい方の用を足そうと便座に屈んだ時に腹が攣った時は
そりゃもう大変だったのは筆舌に尽くせるものではない。

それは客観的にもヘルスメータでも確認出来ている。
もう10年くらい前に購入したTANITA製の物だが体脂肪率以外にも
筋肉量も表示されるのである。

それからは意識して肉系を多く食べたりプロテインを飲んだりして
ようやく体重1キロ(筋肉量400g程度か?)戻したのが今現在の状態。

既に現在は順調に回復しつつあるが今朝、久しぶりに足が攣ってしまった。
夢見心地状態の最中(と言ってもこれまた例によって見ていた夢は
奇妙で恥ずかしい話だったが横道に逸れる可能性大の為、割愛するが)
単に寝返り&背伸びしただけの状態で右足裏の外側がピクピクとなり
結局そのまま起き上がって屈伸してなんとか治めたのである。

悪夢の5日間以後の変調はまだ他にもある。

若い頃から油症で顔や手などは結構べたつくタイプで、
女性に多い乾燥肌とは対極でカサカサになるみたいな話は
想像もしたことない、いや出来ないくらい全く無縁な私だった。
いわゆる脂ぎったスケベ親父を想像いただければ間違いない。
それがいきなり闘病か老衰で天寿全う直前の爺さんになったような気分だ。

毎朝5時半に起き食事を摂ってから風呂に入って出勤するのが
日課となっているある日の事。

出勤(運転)中の手のひらを見ると何か所か小さな気泡が出来ている。
ゆっくり温泉にでも入った後なら多少は掌の皮がふやけてくるのは
誰でも経験あるだろう。
ステアリングを握ったその手の小さな気泡が潰れて
皮が捲れたようになってちょっとばかり醜い。
痛みが無いがやはり水分や油っ気が不足している感じ。

風呂では石鹸でゴシゴシと洗顔もするのだが、
信号待ちで額を擦れば表面の皮(垢?)がボロボロ取れる。
こりゃあ明らかにコラーゲン類の不足ではないだろうか。

そんな話を職場でしたところMさんから頂戴したのが
女性用の高級化粧水。
天然オリーブオイルらしく手のひらに1、2滴だけ垂らして
顔にも練り込むと美顔になるという。
Mさんによれば美しくなるかどうかは別として保湿効果は満点らしい。

折角の頂き物、早速使うとしよう。
流石高級品だけあってべたつきもない。
何となくイイ感じ。
朝の入浴後に早速使うこと約2、3週間。

効果はてきめん。
少なくとも手や顔の異常はなくなり以前の脂症に戻りつつある。



副次的効果はオヤジ号にも波及。
ステアリングは天然牛革製というもののカローラだけに
艶も無く質感もやはりそれなり。

考えてみれば毎朝せっせとオリーブオイルでゴシゴシしている訳で
見事にピッカピカ。
油分があるからか握った感触もソフトになって高級感が増したように思う。
乗る度、ステアリングを握る度に綺麗になって行くのは
物臭な私にとって非常に嬉しく素敵な出来事である。



人も車も健康が第一という事だな。