車好きオヤジのブログ

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けったい君インSAPPORO

2013-09-21 00:20:00 | スポーツ

S国際カントリークラブ鳥松コースは昭和38年開場の道内では

輪厚に続く50年の歴史ある名門コースであるらしい。

毎年のようにプロの試合も行われ近年は女子ツアーMEIJICUPのコースとして使われているので

ゴルフファンならご存知のゴルフ場だろう。

今年も先月のトーナメントでは韓国のナ・ダエが優勝した場所なのだ。

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だが残念ながらけったい君にとっては名門とか歴史なんてのは全く関係がないというのか

意味をなさないのである。

僕にとってゴルフとは単に広い場所で芝生があり穴のあいたカップがあれば

どこもほぼ同じ感覚なのだから。

偉そうに注文つける程の腕じゃないけど「短く」「広く」「フラット」で隣に行っても大丈夫みたいな

感じのコースなら嬉しいな。

加えて「空いている」と「天候が良い」ならこれに勝る条件はない。

書きだすと幾らでも条件がつきそうだけど、あくまでこれはだったら良いなって事ね。

 

今日は仕事絡みの記念コンペに半ば強制的に参加となった為の弾丸ツアーなのだ。

早朝4時に起き最寄駅から始発に近い電車で三宮まで行き、

そこから無人のポートライナーで神戸空港に集合、

2時間のフライトを経て新千歳に11時前に到着するやいなや観光バスに移動、

休憩もないまま車中で折弁を掻き込み1時間後に着いた場所がSゴルフ場であった。

 

10数年ぶりになる北海道も感慨に耽る間もない忙しなさなのだ。

冬場はクローズドの期間が長い北海道だからか、

18ホールのスループレイが当たり前なのには少々驚かされた。

体力に難ある自分にとってハーフでの休憩や食事は数少ないラウンドでの憩いの場だというのに・・・。

 

これまた10年以上前に行った沖縄ではアメリカンスタイルと称され

18ホール連続で廻って以来のことになる。

加えて今日は歩き(乗用カートなし)なのだから更にあの時より条件が悪い。

 

普段の運動不足と斜面から斜面、池やラフとジグザグ走行の僕には

真剣に完走できるのか心配になるというものだ。

 

とにかくおっかなびっくりの状態で用心しながらのプレーは内容も無視、

実際には元々スコアを追及するレベルの腕前でないのはご承知の通りだろうね。

 

曇りがちな天候も関西とは違い湿気のなさで過ごしやすかったのもあって、

お陰で途中で足が攣ったりすることもなく無事に終了できました(メデタシメデタシ)。

 

だがこれにて一件落着とはならず弾丸ツアーはまだまだ続く。

風呂に入って上がるとすぐに観光バスがゴルフ場玄関に迎えに来ている。

このまま約1時間で表彰式兼夕食会場でもあるサ○ポロビール園に直行となる。

店の名前でもわかる通りメインの酒になるビールは尿酸値の大敵プリン体が多く含まれているので

飲まなくなって14年くらいになるだろうか。

若干癖のある羊の焼肉も好みにもよるけどやはり牛に比べると味が劣るのも仕方のないところだね。

 

まあツアー料金も比較的安価に設定されているので贅沢は言える立場じゃないけど、

制限時間内での飲み放題、食べ放題のバーベキューはおっさん世代の僕にとっては辛いものだ。

 

今回のツアーは共通のイベントは1日目だけで2日目以降は全てオプションになり、

翌日もラウンドするゴルフ好きや、はたまた観光コースにと別れて愉しむことになっている。

 

貧乏暇なしの僕だけは翌朝に大阪にとんぼ返りを選択した為、

札幌を楽しむのも今晩限りだ。

車中から眺める久々の札幌の街は大阪や神戸、東京とも違う意味で都会だと感じる。

土地や道路は広く整地されており建物も綺麗なものが目立つ。

歴史が浅いのが先の都市と違うのだろうけど何だか近未来的なイメージがするね。

 

時間的な制約で今回はげおやじさんと会うのも難しい状況だったけど、

少しだけその雰囲気は味わう事が出来たのが唯一の救いかな?

 

ビール園ではあまり食べられなかったのもあってホテルに戻ってから改めてくり出したのが

去年のオフ会で若隠居さん達が集まったお店「和処○し田」だったという訳です。

 

事前におやじさんからお店の情報も得ていたのよね。

だもんではげおやじさんの息子さんには会う事が出来ましたよ。

写真はお店のオネィチャンね(なかなかの別嬪さんで目の保養になりました)

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新鮮な海の幸の数々はどれも美味しくて流石北海道という料理を堪能して大満足。

あまりに忙しない旅行だったけど終わり良ければ全て良しだろう。

 

土産の「じゃがぼっくる」と「かりかりカレー」もホテルで事前に見つけて購入出来たし、

翌朝は空港に戻るのを残すのみだ。

 

昼間に新千歳~大阪空港直行便がなく一旦東京(羽田)で降りて、

そこから伊丹行きに乗り換えるのも10分足らずのゲート内移動だけど、

数年ぶりの東京もついでに見れるのもイラチな僕向きかも知れないなんて思ったりする。

 

羽田からの便では富士山の近くを通り地上5000mから霊峰を拝むことも出来た。

何のトラブルもなく12日の北海道弾丸ツアーはこうして無事に幕を閉じたのでした。

 

最後にちょっぴり車ネタも付け加えておきましょう。

数々の飛び石で傷ついたフェイス(ボンネット)を乗らないこの2日間を利用して

お化粧直しを敢行。

まだ大丈夫ではあったものの暴露による錆びが気になっていたのでした。

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伊丹空港からカーショップに引き取りに寄ると綺麗に仕上がってました。

この車に乗り換えて1年余り、先月から内勤が多くて以前ほどは走らないけど、

もう方向距離も35000キロになりました。

運転にもだいぶん慣れてきたのでもう早々当てたりぶつけることもないだろう。

うい奴よのう、もそっと近う寄れ、余は満足じゃ~!

 

(おしまい)


18000秒の奇跡

2013-09-07 22:48:00 | 日記

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楽しい事はその時間の経つのを忘れさせてくれる。

いや本当はもっとそのまま続いてくれれば良いのにと誰もが願うのも虚しく

一瞬で通り過ぎるようなものだよな。

 

きっとそういうひと時を日常が思い通りにならない事の繰り返しの世の中で

神さんがなんとか頑張る為のご褒美としてくれているのかも知れないな。

先日の若隠居さんとの対面はそんな気にさせてくれた一夜だった。

 

先々月連絡を受けてからのひと月ちょっとの間の俺は

遠足や運動会を控えた幼稚園児みたいだった。

会ってあれを聞こうこれを話そうと思う気持ちばかりが先走る。

 

こちらだけ一方的にその容姿を写真で見て知っていただけなのに、

何だか何十年ぶりの旧友に会うみたいな気分になってしまう。

それはカムリコミュでとても親しく接してくれていた事に他ならないが、

若隠居さん、いやご隠居は俺だけでなく他の者にも

当たり前田のクラッカーで誰に対しても同じ姿勢なのは言うまでもない。

あんかけの時次郎を知らないご仁はこの前後の文章は無視してくれたまえ。

雲と一緒にあの山越えて~♪♪

 

バーチャルとリアルを有る意味使い分けてる少々ひねくれ者の俺にとっては

ご隠居みたいな人物は超天然記念物、世界遺産みたいに感じてしまうのである。

まあご隠居のひととなりを俺が今更説明するのは全く必要ないのだが。

 

ホテル建物の1階にある駐車場に入ると出入り口近くに

仙台ナンバーのニュークラウンハイブリッドが停まっていた。

多少約束の時間にも余裕があると真横に停めて記念写真をパチリ。

はげおやじさんが浮気心を煽られるのも判る気もする。

悔しいけれど至極当然、車格が違うね、高級感抜群。

 

ロビーでの対面も俺から近づいて行き挨拶した際の意外そうな顔のご隠居は

相当イメージと違うと言わんばかりだ。

事前に伝えていたはずだけど同い年くらいに思っていたのじゃないかって感じ。

念のために再度書かせてもらいますがかなりの若輩者でっせ。

ごく普通のおっさんに対して一体どう思っていたのかは聞きそびれてしまったままだ。

 

ご隠居が穏やかな性格、容姿も事前に知っているこちらにもひとつだけ違和感があったのは

不思議というか面白いものだった。

 

何だと思うかな?

 

 

書けば何てことない俺の関西弁とご隠居の標準語(関東弁かな)の会話なのである。

改めて認識し直すのは関西弁はやはり口語向けのものだとね。

こうして文字お起しするには俺自身多少の標準語を無意識に使っているようだ。

そのつもりはないが俺に標準語で喋れと言われても土台無理なのは会話すると良く判るだろう。

 

食事をする店Mの近くまでオヤジ号で3人で向かう車中でそんな話をすると

「我々東北人は(実はご隠居生まれ育ちは関東なのだ)昔は小馬鹿にされたり

恥ずかしかったりで極力方言を出さないようにする為に標準語で話そうとしたものです。

ところが関西人は東京でも堂々(おそらく図々しくの意だろう)と関西弁で話すのが

羨ましいような気になりましたよ。」と言われる。

日頃関西弁まみれで生活しているせいでそれだけが少しばかり奇妙で新鮮に感じられた。

 

自宅の最寄り駅まではMからマイクロバスが迎えにくる手筈になっていたが、

雨が急に降ってきたのは丁度駅に着いて二人を降ろす頃だったろうか。

5分も待たせてはいなかったと思うが車を置いて駅にダッシュで戻るともう迎えが到着してる。

一応ちょいと駆け足ではあったが体力不足を実感することになるとは・・・。

太股の後ろがピッときて危なかったのは実はご隠居には内緒だった(笑)!

 

限られた時間でどれだけ言いたい事、聞きたい話が出来ただろうか判らない。

会うまでは色々と考えていたはずなのに何故か会話はご隠居夫妻のペース。

今、冷静に振り返るとこちらが先に酒に酔うのが計算に入っていなかったように思う。

はやこま日記を読んで一応頭では理解していたはずだったのに・・・。

 

結局は山ほどあった聞こうとした事が反対に上手に喋らされていた気がする。

自白剤代わりの酒が入ると単に陽気になって思った事を

何でも話す性格もお見通しだったろうな。

絶好の夜景を見るロケーションで雨が止んだのは嬉しい誤算だった。

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ふと気がつけばウキウキ気分の食事もいつの間にか終わり、

往きと同様にマイクロで駅前まで戻る時間になってしまった。

ここからホテルまでタクシーでも知れた時間、料金なのだが

最後は作家の有川浩の世界でお見送りと洒落込むとしよう。

 

45年前に刊行され映画化もされたのでご存じの方もいるだろう。

その名もズバリ「阪急電車」。

 

酔っ払って解説をし忘れたがご隠居、あれがその物語のコースなのです。

本のサブタイトルは「片道15分の奇跡」だったかな。

各駅を昇降する乗客にスポットを当ててそれぞれの人間ドラマを描いたものだが、

映画のキャッチコピーでもあった「その出会いは偶然なんかじゃない。

その終着駅はきっと笑顔」というのをまさしく感じていたのはこの俺自身であった。

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ガズーというバーチャルの世界で出会って1年余り。

東北と関西で縁もゆかりもない見知らぬオッサン同士が親しくなり、

実際に会って一緒に飯を食い、酒を交わすなんて普通ではなかなか有り得ない事だろう。

偶然と思うか必然と考えるか、俺は後者を選びたい。

 

正解なんてお呼びでない、苦しみ、耐え、忍び、悲しむのも一つの人生かも知れない。

だけどきっと俺の方が楽しい選択だと自負している。

同じ人生なら面白おかしく行く方が良いやないの。

 

案外とお気楽脳天気は周囲に助けられてそのままやっていける気になるね。

厚かましいのは重々承知の上だがこれからも世間の皆様のご厚誼を賜るつもりでいる。

 

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バーSはカウンターとテーブル席が二つだけの狭いところだ。

そのテーブル席の向こうには辛うじて収められたピアノとドラムが置いてある。

地下1階にあるここでは12カ月に一度程度ジャズの生演奏が行われているが、

ライヴもなくひっそりとした今日はご隠居と二人カウンターで焼酎のロックを飲んでいた。

 

ホテルのある駅に着いたのは21時を少し廻った頃だったか。

このまま別れるには名残惜しくてホテルの前にあるこちらに誘った俺だった。

 

奥方はお疲れだったのか遠慮され、二人だけの二次会となったが

別れ際に「また明日からもありますので」とニコリと微笑まれると

早々ご隠居をあまり遅くまで引っ張る訳にもいかない

プレッシャーをくれるのも達人クラスのなせる技と感じないはずはない。

 

バーカウンターには1人か2人で行くのが似合うというのが俺の持論だが、

残念な事に最初のM同様に何を話したのかよく覚えていないのである。

 

朧気な記憶を辿ればママのSさんが埼玉だったか千葉だか東京近郊の出身で

関西のこの地に似合わず関東弁でご隠居と車中で話題にしたような話をした気がする。

 

そちらの趣味がないので俺には客選びをしそうな頑固さのあるバ、いやママさんというだけだが

タカラジェンヌの隠れ家的なここは劇団員から熱心な愛好家まで

知る人ぞという人物のようであるらしい。

トップが楽が引けると挨拶に来るらしいと他の常連に聞かされた事もあるが、

知らない者の強みで遠慮しないのが却って受け入れてくれてる理由のような気がする。

この店のカウンターに初めて座った時に「うちの店は能書き親父は出入り禁止なの。」と

言われてもう来れないなと返すと「貴方はまだ大丈夫よ。」というような会話を交わした事があった。

 

既に腕時計は22時半を廻ってしまっている。

思いと気合は空廻りとなり結局はご隠居の優しさだけを感じただけの2次会だった。

 

階段を登って店の前のホテル玄関で明日からの無事の旅をお願いして別れとなる。

こうして俺とご隠居の初対面、超ミニオフ会は終わりを告げた。

 

さあ俺も明日から頑張るとするか。

夕方から降り続いた雨がまだ止んだままになってくれてる間に早く家に帰ろう。

 

(追記)

皆さんの投稿があまりない中での連続投稿は若干恐縮ですが、

日頃はネタ不足の折、滅多にないことなのでご勘弁願いたい。


頭が高い控えおろう!

2013-09-04 00:18:00 | グルメ

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これは日本人ならもうお馴染み「水戸黄門」の決め台詞だ。

 

そんな奴おらんやろうと思うが知らない者向けに一応簡単に説明しておくと、

江戸時代の水戸藩主であった徳川光圀の別称であり実在の人物である。

但し世直しの為に日本全国を漫遊して廻ったというのは

映画やテレビ用の脚本というのが定説になっている。

 

イメージ的にはおそらく現在街頭インタビューすれば

俳優の東野英治郎が圧倒的多数になると思われるが、

俺の子供の頃のイメージは月形龍之介である。

凄く人相の悪い(子供のイメージね)怖そうなお爺ちゃんがエエモン(良い者)とは

どうしても思えなかったのである。

月形一押し説はおそらく60歳前後の方にはかなり支持をいただけるのではないだろうか。

東野の後からも色々な俳優が演じており西村晃、佐野浅夫、石坂浩ニ等々、

里見浩太朗に至っては黄門さまの付き人「助さん」「格さん」も演じており、

3役を演じた唯一の俳優でもある。

 

突然話は昨日(といっても帰宅してこの記事をアップしているのでついさっきの事なのだ)

の事になるがこのコミュの大御所若隠居さん(伊達藩の御老公)

遥か東北の地よりがわざわざ関西にやってきたのだ。

助さん、格さんはいないようであったが「かげろうのお銀」一人をお供にしていたので

今回はかなりの隠密行動ではなかろうか。

ひょっとしたら温泉でこれまた定番の露天風呂での混浴を楽しむつもりかも知れない。

 

ここで素朴な疑問である。

黄門さまは世間で言うところの悪い奴らを懲らしめる為に全国諸侯行脚しているはず。

決して品行方正とまでは言えない程度の真面目な、

いや少し嘘をついてしまった叩けば多少の埃が出る程度の小物である

私の元に来られても解決しなければならない様な重大事もないのではと思うのだ。

 

いやまてよ、少し図々しい考えではあるがひょっとして平凡な小市民に対して

何か困った事はないか、あれば解決してやろうという慈悲の心で来られるのではないのか。

それならそれで万相談事を箇条書きして漏らさずお願いするとしようか。

 

とまあ冗談はさておき非常に羨ましいと言うか一旦定年になり落ち着いたのと

子供も巣立って奥方と2人仲良くあちこちをおニューのクラウンで旅行するなんてのは

熟年夫婦の理想形のひとつであるのは間違いないだろう。

今回はフルムーンの最中にに遥々こちらまで脚を伸ばしてくれたという事らしい・・・?

 

当初は夫婦旅行のついでに近所に行くので会いましょうと誘っていただいて

快諾したまでは良かったが、よくよく聞けばちょっと様子が違うやないの。

 

本来ならば関西の有名観光どころを案内出来ぬまでも

紹介くらいはさせていただくべきところではあるが、

ご隠居自身以前に大阪に住んでいた事があり俺以上に熟知している点と

ここに来る前日が石川県加賀市で来た翌日が同じく石川県輪島市にとんぼ返りで

忙しないない日程では関西の奥座敷有馬温泉あたりでゆっくりという訳にもいかない。

 

どう考えても俺に会いにわざわざ関西に来ていただくとしか思えないような

スケジュールなのだ。

カムリコミュニティのオフ会もかなり参加していてこの度もその一環かと思うのではあるが、

それにしてもいつもとシチュエーションが違うと思うのは俺だけだろうか。

今までは通常ガズ友同士が複数で初めて会うようなパターンばかりだったと記憶しているが、

今回はこちら一人だけであちらは夫婦でという設定なのである。

 

何だかこの歳になって人生の酸いも甘いも判りきった大ベテラン二人に

面接審査を受けるような気になるなあ。

審査結果はコメント出来る立場にないけど今更エエカッコしても仕方ないと腹をくくるしかない。

 

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1926年年創業のTホテルはこじんまりとした規模ながらその佇まいには大正ロマンの面影が漂う旧館は

地元で見慣れた俺でさえ少しばかりタイムスリップしたような気になる所だ。

阪急電鉄の今津線(宝塚~西宮北口間)の一つの駅前にあり

駅から徒歩1分の利便性ではあるが大都市大阪と神戸の中間という

半端なロケーションとユニバーサルスタジオジャパンに代表される大型娯楽施設の煽りを受け

10年前に隣接のファミリーランドが閉園されたのもあり

今では歌劇関係しか固定客がいないのではないだろうか。

 

近過ぎて俺自身わざわざ泊まることは殆どないが、商用、観光のどちらにも特化出来ずに厳しい気がする。

現在は阪急阪神第一ホテルグループに属している。

だが時間の制約もなくのんびりと寛ぐには都市部にありながら閑静な山間いの住宅地に面するこのホテルは

歴史と伝統を味わうには丁度良いだろう。

 

シティホテルの定番となっているバイキングはなかなか人気があるようだ。

旦那がコンビニ弁当食ってるであろう昼食時に奥様方連中は結構利用しているらしい。

今回関西遠征にご隠居夫妻が宿泊したのがここである。

推測だがロングバケーションの最中で連日温泉旅館のようなところが多いだろうと思う事と

外飯を一緒にと誘っていただいているので素泊まりするのならホテルが良いのではと考えたのだった。

 

と尤もらしく理由をつけてはみたものの単に俺の自宅近くの宿泊施設だった

というのが本当の答えなのは賢明な皆さんならもう既にお判りだろう。

要するに俺の自宅近辺にまで来てもらってデンして帰ってもらっただけという事になる。

 

半ばフリープランの旅行のようなご隠居ならかなり早めにチェックインしているだろう。

約束の18時に遅れぬよう仕事を早々に終えて愛車オヤジ号で

ホテルに向かって到着したのは17時半を少し廻ったところだった。

初対面とはいえ長年の友人に会うような錯覚をしてしまうのは、

常日頃から親しくしてもらいいつもアップされた写真を見慣れているせいかも知れない。

但しあちらは俺の事は全く知る由もない。

 

ロビーで初めてリアルで対面したご隠居は背が高くて温厚でダンディな紳士。

なんだか物語の中に出て来る足長おじさんみたいに爽やかで

飲兵衛でちょっぴりスケベなおっさんの雰囲気は全くなかった。

また横に一緒の奥方はご隠居の日頃のコメントのイメージとは違って

何と物静かな佇まいではないか、これはきっと旦那以上の人物かと瞬間に思ったね。

 

ここから車で15分程行ったところに今回食事を一緒にする創作京風懐石料理店Mがある。

ここも自宅からはあまりに近過ぎるのと普段は居酒屋系しか利用しない為、

数えるほどしか行ったことがない俺だが、

たまにはこういう店に来れるのもご隠居夫妻のお陰なのだ。

一人では行きにくい店なのは間違いない。

 disp_257181.jpg

山のそれもかなり急斜面を上がった先にある小さなお店ながら何といってもそのウリは料理より景色。

事前に予約をしていたお陰で大阪から神戸の夜景を一望できる

掘りごたつのある窓際奥の角席を確保出来たが、

数日前に九州に上陸した台風16号は今は温帯低気圧となり絶好のコンディション・・・の予定が

またまた一昨日沖縄で台風17号発生。

その影響で前線も朝から曇りがちな天気が突如としてゲリラ豪雨みたいになるような状態で

折角の初対面にしては残念な空模様だと思えたのだが、

ご隠居が晴れ男なのか、それとも低気圧も印籠の紋どころに恐れをなしたのか。

何故か会ってから別れるまで雨は止むどころか急に快晴状態になったのは全くの不思議。

食事中に限れば何と見事な夜景を眺める事が出来たのである。

 

GAZOOブログに昨年参加して以来皆さんにとても親切に向かい入れてもらい

それだけでもう十分満足なのにネットでの付き合いだけがほとんどのSNS

こうしてわざわざ会いに来てもらえるとはただただ感謝するだけである。

 

勝手に決め付けさせてもらっているが若隠居さん、北のはげおやじさん、settaiさんの

カムリコミュ3大重鎮の方々を始め、

若手では、はやてこまちさん、最近ご無沙汰ですがアキラさん等、素晴らしい人柄の方ばかり。

 

その後にオジジさん、かたつむりさん、大雪さんやもみじまんじゅうさん等々、

不思議とこれまた良い人が集まって来る気がするね。

 

俺自身は殆どバーチャルの付き合いだけどコミュニティメンバーを網羅するように

ご隠居が行脚(?)してくれているのでリアルは一番ご存じだろう。

 

その内にご隠居ブログで通信簿でも出されやしないかとヒヤヒヤものだけど、

出来の悪い子供や生徒ほど可愛いものだと解釈いただき話を続けようと思いつつ、

いつもの悪い癖でだらだらとした長文になってしまったのに今気づいた訳だ。

そろそろ「もうエエ加減長過ぎるで」の声を聞く前に今日の所はひとまずこれにて終わるとしよう。

はやこまさんではないけど俺自身酩酊状態で実のところこれ以上書くのも不能なのである。

 

有る無しは別として単に個人的な嬉しさだけで期待してもらうような内容ではないので、

続編があるかどうかの保証の限りではない。

 

ただ言えるのは一言。

ご隠居今回はおおきにでした。

引き続き無事の旅行を祈念しているというだけです。

くれぐれも負けると判っている相手に喧嘩を売らんようにね!


若隠居さん危機一髪?

2013-09-02 18:09:00 | インポート

タイトルだけ見たらご隠居何事かと思うでしょうね。

今朝のテレビでたまたま見かけたニュースです。

 

当然若隠居さんはもう既にニュークラウンオーナーですから心配はありません。

念のため!

それにしても最初の一撃で瞬間真横に飛ばされたのが

結果的には良かったと思えますね。

ちゃんとエマージェンシーランプも灯火されてますな。​