何てことのない毎日でわざわざ書くほどの話題じゃないんだけどね。
今の車になって「快適走行化」対策をちょっとずつやってきて
遂にというのか、とうとう禁断の分野にまで足を入れてしまったというお話。
先週アマゾンで本を買うついでにポチっちゃったのよ。
「+PPL」なる物である。
建前はラジエーター添加剤で冷却装置の循環液の交換サイクルを延ばす為の錆止め材なのです。
だけど商品説明によると
○ デジタル燃費計の数値が20パーセントほど良い数値を示すことがある。
○ デジタル水温計の温度が若干下がった。
○ 路面の表面が滑らかに感じるような揺れ心地に変わった。
○ アクセルリリース時の空走距離が伸びた。
○ 空走距離は伸びてはいるがブレーキはカチッと効く。
○ 車内の清涼感が圧倒的に上がる、オートエアコンの風量レベルが下がる。
○ AT車で加速時の回転の上がりと速度の上昇が近しく感じる。
とあり、
その効能は液を投入せずともラジエーターホースにガムテープで巻きつけるだけで
体感できるというのである。
https://www.youtube.com/watch?v=nEBun1T62xs
https://www.youtube.com/watch?v=eSSBDRavLlg
はっきり言えばかなり眉唾と思わざるを得ないわなあ。
実際口の悪い車好きの間では「オカルト系商品」とも言われている物なのだ。
私の場合、この効能の中で乗り心地が良くなるという点に興味を持った訳。
以前より「オカルト系商品」の存在は知っており特に欲しいと思わなかったのに
今回購入したには理由がある。
ある信頼できる知人に勧められたというだけの単純な動機。
決して安いとは言わないが近所の居酒屋に行くのを数回減らせば良い程度の価格で
怖いもの見たさ、いや面白そうだって思っただけのことなんだよね。
この商品自体を信じるというより紹介してくれた人物を信用したって事かな?
注文翌日に届いたこいつを一人で試すのも面白くないじゃない。
それでオヤジ号を購入の販売店に乗りつけてM社長を呼び出し、
車中で目的を告げると彼も乗り気満々。
試走コースまで彼の日常使う近所の荒れた舗装路を走ることになった。
投入前の状態で15分程度走行し使用前の感覚も大体判ってくれたところで
道沿いにあるコンビニ駐車場へ。
ボンネットを開けてボトルごとラジエーターホースに巻きつけていざ出発。
先程通ったのと同じ道を走る。
何となくなのだがマイルドになった気がするぞ。
いやいやプラシーボかも知れんな。
同乗のMはどう感じているのだろうか。
私 「おう、どうや?乗り心地は変わったか?」
M 「うんそうやなあ。あまり変わってないように思うわ。」
続けて「いや、全く変わってないのと違うかなあ・・・。」
残念ながら宣伝のような効果は無かったかも知れないというのが
今回の結論かもね?
でもね・・・。
Mには伝えてなかったので検証しようがない話なのだけど愛煙家の私にとって
車は移動する個室空間であり喫煙場でもあるのは皆さんご存知の通り。
昔と違って標準で灰皿が備えられてないので運転席窓側のエアコン吹き出し口に
カップホルダーをセットしそこにカーショップで買った円筒形の灰皿を置いているのさ。
サスとショック交換前には何ともなかったのに固さから来る微妙な振動からか
ホルダーと灰皿が共振してカタカタ鳴るのがとても気になっていたのが、
ゼロとは言えないまでも何故かはっきりと判るくらいに低減されているのである。
毎日乗って使ってるのでこれは間違いない。
KYBとチューハツが馴染んだからというのも考えてはみたものの装着して
1500キロ程度でどれだけ変わるのかという点と+PPLを入れるタイミングで
急になるのも腑に落ちない気がするね。
と言ってこれのせいでサスが柔らかくなってるのなら更に別の意味で興味深いじゃない。
理由はともかく何にしてもちょっぴり不思議ではないの。
書いて字のごとく「思ったり議論すべきでない」方が単に面白いだろ。
この世には理論、理屈だけで判断すべきでない事もあるというのが私の持論でもあるのです。
人の解明出来た範囲なんてまだまだそれ以外の部分に比べればたかが知れてるってものだろ。
折角大枚叩いて購入した物、Mと別れてから即ラジエーターに入れてみたのは勿論だ。
少なくとも現在までのところこれによる不具合が生じるマイナス面はない。
正直期待が大きかったのもあるし確かにタイヤやサスペンション、シートを交換した時ほどの
劇的変化を見出すことは出来なかった訳だが効果が全くないとも言い切れないのは事実だと思う。
ある意味リジカラ装着と同程度の変化は見出せたようにも思える。
でも余程のことがない限り「オカルト系」に嵌ることはないだろうと思うなぁ。
私にとっては現時点ではコストパフォーマンス面では少々低い印象になるね。
紹介のユーチューブに投稿されてる車の場合、新車じゃなくてなくちょっとくたびれた感じがする。
彼ら皆全員がサクラでないという善意的前提で考えれば、
ひょっとすれば傷んだ車を再生させる機能が優れている可能性もあるかも知れない。
まあこれについても機会があればまた続報をアップしてみようかね。
信じる者は救われる~かな?(笑)
(おしまい)