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履くだけで背の高さが○センチUPのあれ(その1)

2016-01-30 19:55:00 | インポート

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年末年始に世間を騒がせたジャニーズ事務所のス○ップ中○やキム○ク、

シンガーソングライターのGA○TOなんかが使ってるなんて噂のある

シークレットシューズなる代物があるのをご存知だろうか。

日本の芸能界だけでなくお隣の国では常識なんて話もよく聞く話だ。

 

底の嵩上げした靴の総称で女性のハイヒールのような物の男性版であるが、

似て非なるのは前者がその形状が外観で明らかになっている事で

ファッションとして認知されているのと違い後者はシークレットの名の通り

他人に気づかれない為のコンプレックス補正商品である点だろう。

 

いつ頃からあるのかは定かではないが古くはあのナポレオンも使用していた

なんて話もあるくらいでそうなると200年以上の歴史ある商品という事になる。

では何故最近になってそんな物が目に付くようになったのだろう。

 

第二次対戦後の食糧事情が欧米化し日本人の体格が急速に良くなって来たのが

影響していると思うのは考えすぎだろうか。

戦後70年で成人男性の平均身長は10センチ以上伸び171センチとなっている。

 

普段何気なく使う言葉「平均」というの実はも曲者、怪しい気がするのだ。

統計学的な指標値である平均値は例えばA、B、Cの3名がいて夫々の身長が

背が高い順に180センチ、175センチだとすると残りのCが158センチだった

場合に平均値が171センチとなるのです。

面白いのはこの場合平均値の男性は一人もいない話になる訳ですね。

あくまで説明上の例えなので母数の少ないのは無視してもらいたい。

 

全体的に皆の体格が立派になっているのは間違いのないところですが、

そうなればその格差も大きくなってくる訳で、

身長に限らず「自給率」とか「年収」とか何でも同じでその報じられる

「平均○○」とその実態は多分イメージ的にはかなり違う気がするのです。

学者でも専門家でもないただの素人の個人的な感覚ってだけなのだけど・・・。

 

その指標としての平均が一番多い層かどうか判らないのに

「普通」だとか「当然」なんて刷り込みがされるのもあって

余計にそうでない者にとってコンプレックスとなっているからではと思うのがその理由なのである。

 

170センチの中肉(?)中背の私としてはもう少し背が高ければ良いな、

足が長ければ嬉しいだなんて若い自分には思ったことも

あったかも知れないが振り返ってみれば平均値云々というよりは

女性にモテたいとかカッコ良い男に見られたい的な単純な理由でしたね。

 

まあしかしもうエエ歳のおっさんになった今では必要のないアイテムですな。 

実は今回の記事は私自身の話ではなくオヤジ号。

 

 

今月末で乗り換えて調度丸1年。

走行距離も乗り出し当初は月3500キロのペースでしたが現在積算25000キロ。

月平均2000キロ強は一般的には多い方ですが今後もペースダウンは必至です。

 

これからものんびりとオヤジ号と楽しみたい中で数少ない不満が更なる乗り心地と

モデリスタエアロ装着による地上最低高の少なさでした。

特にフロントはオーバーハングのせいもあり下り坂から平坦地、

平坦地から上り坂に向かう際に干渉するのがとても鬱陶しいのです。

然程遠くはないものの通勤に使っていた道も底擦りするのが嫌で迂回する毎日なのだ。

 

対策として車高を上げたりショックを硬めにする(若しくは両方)のは

すぐに思いついたものの良い製品がなかなかないのよね、これが。

 

今の世の主流はローダウン、昔の言い方ならシャコタン(車高短)なんていう物ばかり。

 

ショックについては以前アップしたように車高調(低い方に車高調整可能)タイプが多く、

唯一興味を持ったエナペタル特注品は価格が20万弱(工賃別)は簡単には手が出ません。

 

そんな中、昨年価格もリーズナブルなノーマル互換タイプがKYB(カヤバ)から発売されました。

何と言っても純正部品メーカーが出した物だけに信頼性は抜群だろう。

http://www.kybclub.com/products/street/newsr/index.html

 

kyb_newsr.jpg 

 

開発者のブログ記事も載せておきましょう。

http://blogs.yahoo.co.jp/prospec_works/67672460.html

http://blogs.yahoo.co.jp/prospec_works/67921439.html

「Lowfer Sports」と「NEW SR SPECIAL」の2種類ある内で私が選ぶなら無論SRの方になります。

 

 

残る問題は高さを決めるサス、スプリングの方でした。

こちらもショック同様殆どがローダウン用の純正より短い物しかありません。

ノーマルのサスにKYBを組み合わせるしかないのかと暫く悩んだままでしたが捨てる神あれば拾う神ありでしょうか。

心待ちにしていた物がついに発売されました。

 

チューハツの「プラスマルチロード」という物です。

http://www.chuhatsu-plus.jp/avv50.html

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チューハツ(中央発條)はれっきとしたトヨタ系の上場会社で

純正部品をトヨタ系を中心に各自動車メーカーに納入しているのもKYBと同様。

つまり合法的で信頼出来る会社の商品なのである。

 

特許SASC(Side Action Spring by CHUHATSU)と呼ばれる異型の形状は

バネ同士が伸び縮みした際に接触しない構造の物で

ノーマルでもプリウスを始め数多く採用されている優れものである。

 

専門的なことは不明ながらしなやかなバネの動きで至高の乗り心地と

快適な走行性が実現するらしい。

AVV50用もローダウンタイプは以前から発売されてたものの、

最近になってようやく車高を(15mm~20mm)アップしたプラスマルチロードが発売されたのです。

車高を上げる方のタイプではこの商品しか私は見たことがない。

また見た目もチューハツー製の商品中でこれだけは至ってノーマルな黒色がシークレットシューズ並みに渋い。

 

アフターマーケットのアイテムといえば、ビルシュタインの黄色、コニーの赤に代表される

メーカーのコーポレートカラーやイメージカラーにペイントされたハデな商品が多いが

マルチロードSASCは黒系のカラーで純正パーツといった佇まい。

だが、実はココにも秘密があるという。

 

高濃度の亜鉛微粉末を使った下塗り「ジンクリッチ塗装」をベースに、

柔軟剤を添加したエポキシとポリエステルを混合した上塗りによる2コート粉体塗装を採用。

平均膜圧は480μmと同社の基本ペイントの約6倍もの厚さを実現しており、

SST試験と呼ばれる塩水を使ったテストでは2000時間以上をクリアしているらしい。

凍結防止剤への防錆対策も十分にされているということだろう。

 

元々この商品は積雪地帯などの荒れた路面や干渉対策に開発された物のようだが、

結果的にダンパーのストローク量を十分に確保した上、

ロールセンターが重心に近づく為に乗り心地やコーナリング性能が向上、

SASCのお陰でアーム角は適正化され突き上げ感も軽減されているらしいのだ。

 

受け売りを宣伝通りに信じるならば文句どころかもういたせり尽くせり。

こりゃもう私の為に開発されたような商品ではないの。

最強の組み合わせはこれだとばかりにSRとマルチプラスを即購入してしまったのである。

 

今回の投稿をじっくりを読み直すとメーカーの提灯記事みたいになってしまったようだ。

決して肩入れするつもりでも宣伝でもなく私の期待、願望だけなのも最後に付け加えておきます。

ウレシカルカル気分で来週ディーラーに持ち込んでの交換をする前に思わずアップしてしまいました。

 

当然ですが人柱的意味も含め実際に装着してどうだったかは後日報告させていただきます。

素直で正直に書くつもりなのは自信があるものの主観入りまくりが十分に懸念されるところではあるのだが。

 

ではではまた次回。

 

(続く)


目くそも鼻くそも互いに一緒に笑いまひょ

2016-01-24 12:00:00 | インポート

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ご無沙汰の上、新年明けて初の投稿がこれでは恥ずかしいという思いと

まあ所詮その程度のレベルの者であるとの開き直りで尾篭な話題で恐縮ですがご勘弁。

 

今朝の日経新聞の裏一面に直木賞作家の姫野カオルコのコラムが載っていた。

内容は渡航留学もした文豪森鴎外がドイツの公使から鼻くそをほじるのは

日本人だけで西欧人はそんなみっともない行為なんてしないと言われて

憤慨し車中で観察するも結果は0で非常に不満に思ったという話の紹介で、

 

姫野女史によると近年の日本は鴎外を擁護するつもりではないだろうが

図書館であろうと電車の車内であろうとお構いなしにほじる者たちがかなりいて、

それも男だけでなく妙齢の女性が恥ずかしげもなく堂々としているのが何とも嘆かわしいと言う。

 

推測するその理由は笑いを誘うウケ狙いでも恥を忘れたのでもなく、

単にスマホを操作する、新聞や書籍を読むなどの日常の生活に没頭していて

他人の目がある場所が自室にいるのと同じ感覚になっているからだろうという訳だ。

因みに姫野カオルコは自室で一人の場合でもそんなはしたない行為はしないらしく、

近年少なくなった礼節をわきまえた非常に貞淑な女性のようである。

 

彼女の話はさておき、私の場合はどうかと言う前に

ここからは当方の品性や人格の問題は別としても少なくとも他人様に対して

わざわざ公言するような事では決してないのも承知の上で

建前匿名のブログだからとお許しいただこうと勝手に考えているだけなので

姫野派の方々にはここから先を読み続けるのを止めていただくことを切に願うのみである。

 

 

で話を戻すと私の場合例えば自室やオヤジ号車内ではやりますな。

無論それには自分一人だけという条件が付加されるのは書くまでもない。

多少の疑問の余地はあるものの人前とか公共の場では意識してそんなことはしていないはず、

い、いやそのつもりである。

 

但し鼻くそはほじっても鼻水はティッシュでかむのだ。

あくまで私の中の意識では「鼻くそ」と「鼻水」というのはかなり違う認識なのである。

無論風邪気味だったり気管支系を患った場合も出るだろうが、

 

空気の汚れている場所で時間を過ごした後とか腹式呼吸を連続して行った、

睡眠や長距離走など意識無意識にかかわらず鼻から呼吸する状態で

ふと異物感があるなんとなく気持ち悪いような時にほじるって感じだろうか。

 

ティッシュペーパーの性能もよくなって最近はふんわり柔らかな物も見かけるように

なったけど子供の頃は新聞紙を切った物や便所紙と呼んでいたゴワゴワした

いわゆるちり紙だったじゃない。

ティシュも日本語では今でも「チリガミ」でしょ。

わざわざそんな物を使う必要もなく指という便利なものがあるではないの。

 

息苦しいくらいに詰まった時にボロンと取れた時の爽快感は経験したものにしか

いくら事細かく書いたとしても判ってもらえないだろうと思う。

それが大きかったりすると妙な達成感があったりするからこれまた不思議。

 

同様の行為でも鼻水の場合は衛生上の問題ではなくて手がベトベトになるのも嫌だし、

第一そのスッキリ感が全く違うのですることはない。

 

鼻水の場合ちょっぴり羨ましいのは「手鼻」ってやつ。

書きながら益々お下劣な方向に行ってしまうのを恐れる私である。

 

普通にティッシュで行う鼻をかむ行為を手だけを使いその手を一切汚すことなく

恙無く行えることなのだ。

 

厳密には紙を使用しなければ手を汚したり濡らしたりしたって行為自体は手鼻ではあるが、

私が凄いと認めるのはキレがよく鼻水だけを一気に体外から放出する剛の者達で

もうこれはある意味技ではないかと思うくらいに見事で感心してしまうのである。

傍目で見ていてもこれは気持ち良いだろうね、多分。

直後にその相手と握手する気にはなれないのだけは書いておきます誤解なきよう念の為。

 

人前でするのは常識や公衆道徳に欠けると思うのは私だけでなく多くの方から同意を

得られるだろうと確信するところですが、

マラソンのTV中継を観ていると男女問わず結構多くの選手が手鼻しているのに気づく。

欧米系、東洋系、アフリカ系などの人種もまちまちなのだ。

少なくとも鴎外に偉そうに言ったドイツ公使の説は既に覆ってると思うのだけど。

まさか鼻くそは駄目だけど鼻水は仕方ないなんて言わないでしょう。

それこそ「目くそ鼻くそを笑う」だもんな。

 

唾や痰を道路に吐くのと同様な行為を全国何百万人、

いや五輪などの国際競技なら何十臆人の面前で堂々とするだけでなく、

中継する側も観る側もまたマスコミも一切報じないのはどういうことなの?

また彼らの多くはゴールインと同時に係員や関係者に抱えられたり抱きついたりするのに

不潔だきたないなんて論評も聞いたことがないじゃない。

 

これについては姫野女史にも伺いたいですね。

まさか国際的なアスリートだから許されるなんて言わないとは思うのだが。

 

しとやかな大和なでしこの女史には彼女の作品を読んだこともなく

増してや面識もないお方なので恨みつらみもないけれど、

要は礼儀とか礼節なんてのは程度の問題でわざわざ鴎外を持ち出して全否定するような

大袈裟な話ではなく公衆の面前でしてはならないって事だけやと思うんだよね。

 

因みに引用された鴎外の「大発見」では鼻をほじる話だけでなく鼻をかむ話も出てくるのだが、

日本人は紙でかんでそれを捨てる、欧米人はハンカチでかんでポケットに仕舞う。

どちらが衛生的なのだと鴎外は憤慨する訳です。

どうせならそこまできちんと紹介してもらいたいものですね。

公序良俗とか文化、風習なんてのは場所によって違うし時代と共にに変化もしていくものだけど、

偶然ながら私は鴎外派なんでしょうね。

 

悪い癖で横道に逸れちゃいました。 

自宅ではステテコ一丁のお父ちゃん、下着のままでウロウロするお母ちゃんがいても良いではないの。

外出する時はスーツにネクタイやばっちり化粧して出てりゃ十分でしょ。

 

別に私の意見が正しいだなんて主張する気はないけれど

人知れず(多分)誰に迷惑掛けることのない程度の行いは決して誇るべきでないながらも

十分許されるべきことだと申しておきましょう。

 

通勤電車の車中で若い女性が平然と鼻をほじるのは単に興ざめするだけですね。

これは普通列車内でのファーストフードなどの飲食や化粧につても同様に思いますね。

 

この類の話は書き出すとキリがないというか本音で言えば耳くそ編へと移りたいのはやまやまながら

いつも長すぎるとご批判いただく某ご隠居や潔癖症の皆様を不快にする気もありませんし、

第一お里が知れる(もう知れてるでしょうが)のもあってここら辺りで終わらせてもらいましょう。

 

皆々様、本年もこんな私ですが宜しくお願いいたします。

 

(了)