車好きオヤジのブログ

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超極上濃厚ぷれみあ~む!

2013-11-24 17:00:00 | 日記

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かなり古びた建物の狭い外段階を上がり扉を開けるといきなりそこはアメリカングラフィティの世界。

流れてくるイーグルス「Take It to the Limit」が自然に耳に馴染んでくる。

 

ウッド調で統一された店内にはダーツや無造作に置かれたミニサイクルやコインゲーム、

ずらりと並べられているヴィンテージギターや革ジャンなんかの上着類も

単なるディスプレイでないというのかオーナーの拘りが伝わるようで只のバーではないのが判る。

何だか日本じゃないような錯覚に陥りそうになるが、ここは大阪ミナミのバーなのだ。

 

不慣れな都心部ミナミにまで俺がわざわざ出向いた理由は竹田和夫の演奏を聴く為なのさ。

今回のジャパンツアーでは関東中心でこの夜だけが大阪なのだった。

また今回はライヴ専門の会場じゃなくこういった粋なバーで行われるのも非常に洒落ている。

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それにしても狭いのに驚く。

カウンター10席、ランダムに置かれた丸テーブル6台の周りに椅子が折りたたみ式を入れて

それぞれ3~4脚、座って観れるのは精々30人程だろうか。

チケットの前売りが積極的でなかった理由も頷ける。

 

ビックリするのはまだ早い。

通常のライヴハウスやコンサート会場なら当然ある出演者控室もないのである。

よくよく考えればバーなのだからなくて普通なのだが。

関係者が座るとすればその実質客用の座席数は一体どれくらいになるのだろうか。

 

竹田和夫については今更説明は不要だろうが日本のロック、ブルースを語るには

決して避けて通れない伝説的なミュージシャン、ギタリストである。

70年代に活躍したバンドのクリエイションは音楽好きには広く認知されているかと思う。

彼はそのリーダー、ギタリストだったのだ。

今回はベースの大森成彦(しげひこ)、ドラムの高阪照雄の関西最強リズム隊ユニットなのも嬉しい限りだ。

 

彼等3人で演奏され既に廃盤となったDVD「ONE&ONLY」は、

思わずオシッコちびりそう、いや失礼少々下品になってしまったが、

鳥肌が立つくらいの強烈なインパクトだった。

その彼らの演奏を生で聴けるのなら少々無理をしても行かねばなるまい。

 

その竹田氏とは全く音楽とは関係のないひょんなことから知り合って以来

何故か非常に懇意にしてもらっているのだ。

仲良くなって実感するのはとてもギターの演奏能力なんてのを遥かに超えた

人情味があり良識ある大人の男、人生の先輩だということなのだ。

何の利害関係のない一音楽ファンの俺にさえここまで優しく出来るのでも

只者でない一端が判るだろう。

 

仕事を早めに切り上げ現地に向かうも土地勘のない分、

余裕を見すぎたのもあって開場1時間前に到着してしまった。

 

ミナミの繁華街の端っこだけに周辺をウロウロすれば喫茶店でもありそうなものだが、

夜間営業が多いのかどこもシャッターが下りてしまっている。

 

時間つぶし用に持参した東野圭吾の新刊でも読もうとショルダーから取り出したその時、

見覚えのある黒のワンボックスが目の前を通り過ぎ店の隣のタイムズに入っていった。

 

バックドアに(プラモデルメーカーの)タミヤステッカーを貼ってあるそのVOXYこそ

ベースの大森氏の愛車だ。

実は彼、毎年富士の裾野にある田宮本社を訪ねるくらいのオタクなのだ。

去年までは俺も同じ車種だったのもあって勝手にVOXY仲間を標榜していたのだ。

職業柄あちこちに移動するのに楽器運びにはワンボックスは欠かせないだろう。

 

今日のようなロック、ブルース用のエレキベースだけでなくジャズや

スタンダード等の場合はウッドベースも弾くのでかなりの大きさになるからね。

あらゆるジャンルの演奏活動をこなす合間には音楽学校でベースを教える先生でもある彼には

真面目、寡黙、職人という表現がピタリと当て嵌まりそうに思う。

一旦プレイしだすと人格が変わったかのようにノリノリになるギャップがまたGOOD!

 

一旦店に入っていってすぐに出てきた大森氏によればオープニングアクト(前座)のバンドが

今リハーサル中でそれから竹田氏のリハがあるので少し時間が掛かりそうな感じ。

 

そんな話をしているところにフードを被ったコート姿の高阪氏が手ぶらで登場。

どうやら前日の奈良のツアーライヴ後、自分の楽器を大森氏に運搬してもらったようだ。

彼には「浪速のファンキーナイスガイ」と呼ぶのが相応しいだろう。

高阪トリビアだが彼が決めのポーズをとる際にVサインならぬ3本指を突き出すのが、
 
子供がよくやるジャンケンで何でもイケル(グー、チョキ、パーの複合技)やつの
 
名残だとは今日初めて知ったことであった。
 
何でも来んかい、受けたるで!の気持ちの表れだろうか?
 
因みにこのことは大森氏でさえ「へぇ~そうやったんか!」と言うくらいなので仲間内にさえ知られてない事なのだ。
 
 

大森氏同様にドラムを叩く者からは先生でもあり腕前は書くまでもない高阪氏だが、

見た目の陽気さ俊敏さからは想像もつかないくらいリアルには腰の低い繊細な男だ。

ようするに竹田氏を中心としたこのユニットは誰もが素晴らしい魅力ある面々なのだ。

少しの立ち話の後、高阪氏も大森氏とセッティングの為店内に入っていった。

 http://youtu.be/rcNqPdJO5kw(因みにJAZZやってるの時の大森、高阪両名はこんな感じ)

 

一人になった俺の目の前に今度はミニサイクルに乗りギターケースを背中に抱えた

一見するとその音楽業界関係者のような男がやってきて何やら店内の様子を伺っている。

 

前座のメンバー一人が出てきたのを捕まえて何やら話をしているのも

聞き耳を立てるつもりはなくても同じ場にいるので聞こえてくる。

どうやらどこかに向かう前に竹田氏に挨拶だけしに立ち寄ったようだが、

まだ来てないと判ってどうするか躊躇しているようだ。

 

店外で俺と自転車男のおっさん二人きりになって互いに咥えタバコでいると、

日頃逆差別を受け肩身の狭い喫煙者同士、妙な親近感が沸いてきてどちらからともなく会話するようになった。

とても低音で響く滑舌の良く軽妙な「エエ声」はどこかのFM局のDJだろうかなんて印象だ。

その彼K氏も実はミュージシャン、それも関西中心にライヴ活動しているプロ。

最近の音楽に疎い俺が知るはずないがローカルではかなりの認知度のようで

今晩も近くでライヴ予定の前に知人の竹田氏に会う為に寄ったとの事である。

演奏や歌唱力は判らないが関西弁のそのエエ声はかなり魅力的だ。

もう時間がないから竹田さんに宜しくと伝言頼まれ、

その後何故かFBの交換と記念写真を済ませた丁度その時ギリギリのタイミングで

御大がマネージャーとタクシーで到着。

 

ライヴ終了後の打ち上げ場所(ミナミではほぼそこに決まってる)を自転車DJ(本当はギタリスト)は

竹田氏に確認して「オヤジさんも来るでしょ?打ち上げでまた会いましょう!」

と言い残して去って行った。

 

おいおいいくら親しくしてもらってるとはいえ分はわきまえてるつもりだぜ。

竹田トリオだけならまだしも公私混同はご法度だろう。
 
確かに個人的には親しく接してもらってはいるがそいつは越えるに越えれぬ大井川みたいなもんだ。
 
その見えない境界線はどんな世界にも存在するのに案外勘違いしてしまうものなのさ。
 
俺みたいな調子良いタイプは特にその自覚、自戒が必要なのよ。
 
例えで判りやすいのなら飲み屋で仲良くなった客とオネエチャンとの関係かな?
 
この場合一応カウンターの内外という境界が見えてる訳だがそのバリアの存在は大きいだろう。
 
それくらい供給側と需要側の立場は違うってことさ。
 
話を戻して打ち上げなんてのは共に頑張った者同士のお疲れさん的な会なのだから
 
単なる客の一人の俺が場違いに参加するほど厚顔無恥でもないつもりだ。
 
まあK氏にはそれくらいノリの良い男と思われたと良い方に解釈しておきましょう。

 

有難かったのはリハの為に階段を上がりかかった竹田氏から一言。

「外は寒いしオヤジさんも関係者みたいなものだから始まるまで中にいれば良いじゃない。」

マネージャーの冷ややかな(多少自意識過剰かも)視線を感じつつも

鶴の一声では誰にも異論はなくこれは有難く甘えさせていただくことにするか。

 

中にはマスター、女性店員、前座のメンバー7、8名これに竹田ユニットがマネージャー含めて4名。

それだけで10数人になる。

 

冒頭に書いた店内の様子はその時の印象である。

カウンターの隅で借りてきた猫のように大人しく座っている俺の満足度は言葉には到底表現出来ない。

 

敢えて野暮を承知で書かせてもらうが全く採算性度外視のこのライヴ。

このメンバーをこの料金、この人数で味わえるのははっきり言って考えられない事なのだ。

関東メインのジャパンツアーで急遽決まった大阪で大きな会場を抑えられない諸般の事情には

本番で俺の隣に座ったマネージャーは触れてほしくはなさそうではあったがね。

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何度も定番である「スピニングトーホルド」のサビを繰り返したりPAの調整やドラム、ベース、

ヴォーカルマイクの音量を設定しているところは本番ではまず見ることの出来ない光景だ。

 

リハーサルだけで帰ったとしてももう十分な気持ちになっちゃうぜ。

勿論帰るはずもなく本番も絶好調の彼等の演奏を堪能したのは言うまでもない。

 

毎回不思議に思うのは同じ会場、(PAなどの)設備でこうも音が違うものなのか?

前座には悪いがどうしても比較してしまう、

というより彼らの卓越した演奏能力が素人の俺にもはっきり際立って判ってしまう。

当たり前にプロの仕事をしているだけと一笑に付されるだろうが、

この世に真に職業意識の高い社会人が俺を含めてどれだけいるのかなんて考えると

当たり前に当たり前のことを行うのがどれほど大変なことだろうか・・・?

 

気づけば立ち見を入れても30名程度、関係者を除けばおそらく観客20人だけの為の

誰かの自宅で行われたホームパーティのようなプライベートライヴだった。

 

珠玉のライヴを体験できた20名にとっては大半の日本人を敵に廻したとしても

先日の京セラドームのマッカートニーの何十倍も貴重な一夜であったと断言するぜ。

それは「当たり前田のクラッカー」てもんだ!
 
もう夏から一気に秋を通り越して初冬の寒さが身に滲みるこの夜だったが、 
 
興奮冷めやまぬままの俺にはかいた汗が帰宅するまで渇くことはなかったのである。
 
生涯忘れることの出来ない貴重で熱いミナミの一夜はこうして終わってしまった。

たまには冠り子寝た

2013-11-19 17:15:00 | インポート

001.jpgとんと車の記事を書けなかったので少しだけカムリネタをば。

と言っても僕の車の事じゃないけどね。

こんな企画(サイト)を見かけたのでご紹介。

勿論知っている方には周知の事実でしょうからご勘弁を。

http://shimakosaku.jp/clubgent/index.html

まさか島耕作の愛車がカムリだとはね。

このサイトクイズとか色々と面白いコンテンツがありますよ。


ワレ無事に帰還セリ

2013-11-15 21:46:00 | 日常

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「人の世ハ別れるものと知りながら別れハなどてかくも悲しき」

これはある人物の辞世の句だ。
決して名のある歌人でもない市井の青年が書き残したものである。
上原良司と聞いてもおそらく誰も知らないだろう。
勿論俺自身も知らなかった。

彼は第2次大戦末期に散っていった特攻隊の大尉さんなのです。
この日俺は薩摩の地に来ていた。
以前にも1度来たことがあったが単に戦争の悲惨さや
国家、家族を守るために戦った英霊の有難さを感じても何となくだけど
斜に構えるというのか面と向かう気持ちになれなかったように思う。

弁解がましいのは本位じゃないけどきっとそれは堂々と目の当たりにする
勇気がなかっただけだからかも知れない。
正直今回出来たかといえば半分も出来ていないところだ。
何がとかどれがとか理屈抜きに全てを受け入れるだけの冷静さが保てない。
胸が込み上げて目頭が熱くなる前にその場を離れてしまった。

戦争を賛美するとか良かったというのじゃないのは書くまでも無い。
だけど上原大尉を初めとする多くの日本人がいたからこそ
今の日本の平和があり俺がいるのは間違い事実なのだ。
そのことにはただ感謝するのみと手を合わせるだけしか出来なかったのである。

他人様に偉そうに言える俺ではないが今の自分や日本人の多くは
過去の歴史に対してもっと真剣に考え、
どう未来に向かうべきかに思いを馳せる必要があるのじゃないだろうか。

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なんて柄にもない真面目モードはこれまでとしてバイザウェイ、
話は変わって先日11日のポール来日初公演である。

 

img_1165703_39845231_2.jpg「ウーアィニーヂュァラーヴベイブ、ゲシューノゥイットゥルー♪」
いきなりビートルズのアルバム「フォーセイル」に収録されている
「エイトデイズ・ア・ウイーク」からスタート。

当然ほとんどの観客は最初からもう総立ち状態。
俺はと言えば超少数派、決して天邪鬼でもないんだぜ。
仕事が終わって急いで帰宅し女房と会場入りしたのは開演19時の10分前。
どこかで夕食を済ませる時間も無く京セラドーム内のケンタッキーで
ハンバーガー、フライドチキン、ソーセージとドリンクを2人前購入し、
食いついたところで演奏が始まってしまったのだった。

ポールを観るかそのまま食べ続けるかの瞬時の判断は
食べる派(俺)とスタンディング派(嫁はん含む多くの観客)に
分かれる事になっただけなのだ。
コンサートは始まったばかり、まあ急いで食べりゃ2曲目か3曲目には
食べ終えることが出来るやないの、そう思いませんか?

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京セラドームは初めてだけどS席のアリーナAブロックは
普通に考えりゃかなりの良席だろう。
それでもライヴハウスが普通の俺には遥か向こうに見えるだけ。(写真4枚目参照)

たとえAブロック最前列であってもステージとは20メートル以上は離れている。
そのスペースは観客席側には柵がしてあり内側の警備員まではセキュリティ上の事と
ぎりぎり許容範囲であるが更にそのステージ側には後日DVD化、
若しくはテレビ番組にでもするつもりなのか
先にカメラの付いた遠隔ロボットのアームが数台縦横無尽に
蠢いているからなのだ。

アリーナAブロックでさえそう感じるのだから
大半の後列からはポールは豆粒ほどにしか見えないだろう。(写真5枚目参照)

大会場のコンサートに慣れた者なら常識かも知れないけど
もっと離れた座席に対する対策なのかステージ両サイドには
約5mx20mの巨大モニターがカメラからの映像を映し出しており
俺が着座姿勢のままでも辛うじてそれが見えるのが救いではあった。
食いながらモニターを見るとしよう。

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今回のライヴの最大の目的は先月末の妻への誕生日プレゼントなのである。
つまり俺がどう思うより山ノ神が良ければ大満足なのだ。
比べちゃいかんがある意味上原大尉以上に平和を守る為だけの強固な意志が必要だな。

退社前に帰宅予定時刻を伝え、尚且つ帰った際にすぐに外出出来るか
確認の上で大丈夫だったはずなのに、
俺が着替えて仏壇に手を合わせ2階から降りてきても彼女の準備は未だなのよ。
「どないなっとんねん、すぐに出かけられるのと違うんかい!」と
心に思っても決して口には出さず大人の対応で、
先に玄関先に出て待っていても一旦出てきて扉の施錠後も
冷蔵庫は閉め忘れてないかなぞと再度家の中に戻っていくのも
念には念を入れる実に用心の深い人なんだろうと心中は別として表面上穏やかに
思い直したりしてきた心がけを無にする訳にはいかないのである。
平和維持活動は大変なのであった。

コンサートの内容は来日初公演だったのもあって新聞、ネット、テレビ等で
報道されているので詳しくは書かなくても良いだろうが、
個人的にはとても良かった、頑張ってくれたというのは正直な印象だ。
前座なしの約3時間歌い放しのライヴには値段以上にマッカートニーの
プロらしさを感じるものだったね。
因みに演奏された曲目は以下の通り。

<2013年11月11日 京セラドーム大阪 セットリスト>
1. 「Eight Days A Week」 (ザ・ビートルズ)
2. 「Save Us」 (新作『NEW』収録)
3. 「All My Loving」(ザ・ビートルズ)
4. 「Listen To What The Man Said」 (ウイングス)
5. 「Let Me Roll It」(ウイングス)
6. 「Paperback Writer」 (ザ・ビートルズ)
7. 「My Valentine」 (ソロ)
8. 「Nineteen Hundred And Eighty-Five」 (ウイングス)
9. 「The Long And Winding Road」 (ザ・ビートルズ)
10. 「Maybe I'm Amazed」 (ソロ)
11. 「I've Just Seen A Face」 (ザ・ビートルズ)
12. 「We Can Work It Out」 (ザ・ビートルズ)
13. 「Another Day」 (ソロ)
14. 「And I Love Her」 (ザ・ビートルズ)
15. 「Blackbird」 (ザ・ビートルズ)
16. 「Here Today」 (ソロ)
17. 「NEW」 (新作『NEW』収録)
18. 「Queenie Eye」 (新作『NEW』収録)
19. 「Lady Madonna」 (ザ・ビートルズ)
20. 「All Together Now」 (ザ・ビートルズ)
21. 「Lovely Rita」 (ザ・ビートルズ)
22. 「Everybody Out There」 (新作『NEW』収録)
23. 「Eleanor Rigby」 (ザ・ビートルズ)
24. 「Being For The Benefit Of Mr. Kite!」 (ザ・ビートルズ)
25. 「Something」 (ザ・ビートルズ)
26. 「Ob-La-Di, Ob-La-Da」 (ザ・ビートルズ)
27. 「Band On The Run」 (ウイングス)
28. 「Back In The U.S.S.R.」 (ザ・ビートルズ)
29. 「Let It Be」 (ザ・ビートルズ)
30. 「Live And Let Die」 (ウイングス)
31. 「Hey Jude」 (ザ・ビートルズ)
32. 「Day Tripper」 (ザ・ビートルズ)
33. 「Hi, Hi, Hi」 (ウイングス)
34. 「Get Back」 (ザ・ビートルズ)
35. 「Yesterday」 (ザ・ビートルズ)
36. 「Helter Skelter」 (ザ・ビートルズ)
37. 「Golden Slumbers」~「Carry That Weight」~「The End」 (ザ・ビートルズ)

確か33曲目の「Hi,Hi,Hi」で一旦終了しアンコールで出てきて
「Get Backで」終わると思いきや再度「Yesterday」「Helter Skelter」
再々度のアンコールで締めるというアンコール3回登場にはちょっぴり驚きましたね。

結局19時開演の22時終了は予想外の長丁場となった。
俺以上に当然伴侶も大々満足であったのは書くまでもない結果であった。

大成功!!

「トラトラトラ」ワレ奇襲に成功セリ。 

 

こうして我が家の平和は保たれたのである。


真紅の竿

2013-11-09 22:56:00 | 日記

1296206973524_1.png太公望で訪問いただいた方には紛らわしいタイトル、写真で申し訳ないが、
内容はこの後最後まで全く釣りには関係ない話なのでそのままお引き取りお願いたい。

 

ウェナゲッオールダー、ルージンマイへァ、
メニイィヤーズ、フロムナウ♪

知ってる人は知ってる(知らない者には当然不明)
ビートルズのヒット曲のひとつ「When I'm Sixty-Four」ので出しの歌詞だ。

http://youtu.be/fDt26gJYVB4

ビートルズは殆どの曲は口ずさめる位のお気に入りなんだけど、
僕が小学生の時に来日しすぐに解散してしまったので、
好きになった時にはグループとしてはもう二度と生で観る機会はなかった。

丁度ブルースリーの「燃えよドラゴン」もアチョーと奇声を上げて
ヌンチャクを振り回してた時に彼は既にこの世にいなかったみたいなものかな。
この場合はひょっとしたらご隠居、はげおやじさん、settaiさんクラスなら
「グリーンホーネット」の運転手&助手の加藤として覚えてたかも知れないが。

おっといかん、いつもの悪い癖でついつい脱線してしまうな。
話はビートルズなのだがオリジナルヒット曲の殆どは
ジョンレノンとポールマッカートニー二人のどちらかで作られた物で、
ビートのジョンかメロディのポールかではっきりと曲調が違うのも
ファンには好みが分かれるかも知れないね。
どちらも甲乙つけ難いくらいに素晴らしいと思うのが正解かな?

ただ単に当時の僕にとって特にポールこそ音楽も見た目もビートルズという
雰囲気がしていたのは間違いないところだった。
まだ当時はエレキバンドや長髪イコール「不良」のイメージがあって、
その音楽性の素晴らしさより若い女の子が黄色い声でキャーキャー騒ぐ
親や大人からすればちょっとケシカラン奴等と思われていた気もする。

歌謡曲全盛の時代だったのもあって一括りに洋楽(ロックでもフォークでも
カントリーでもブルースでも外人がやってるのは皆同じ扱いね)、
若しくはポップスなんて言われ方していたのだった。

遅ればせながらビートルズの虜になった僕はせっせとLPを買い求め、
またカセットテープに録音して聞き続けていたものです。

今ではどこにあるのかさえ判らないけどオリジナル版に飽き足らず
ブートレッグ(海賊版)も結構購入したものだ。
今とは違ってネットもない時代で輸入物専門のレコード屋まで何度も足を運び
少ない小遣いを貯めた金で1枚、また1枚と増やしていったのよね。

一度に1枚しか買えないので数ある中でどれを買うか、
また次に来た時に売れ残っていてくれよと願かけたのも懐かしく思い出される。

ブートレッグと言っても馬鹿にしたものでもないんだぜ。
著作権とかコンプライアンスなんてのが
然程うるさくなかった時代だったのもあるし、
ビートルズ初期の録音のリバプールやハンブルグ時代の物の音質は
決して良いとは言えない(正直酷い)けど、
リンゴが加入前のピートベストがドラマーの分はマニアにとっては
垂涎のお宝物だし解散直前のアップルレコードの屋上での演奏、
映画「レット・イット・ビー」でやっていた分のなんてのは音はステレオで
おそらく関係者から流出したとしか思えない上物だからね。

こうして書き綴ってると今にも公式アルバムと別テイクで歌う
ポールの「ゲット・バック」が聞こえてくる気がするなあ。
ジョジョワズァマン、フーゾーヒワズァロナー♪

時代は便利になってその時の動画が普通に観れるので紹介しておきましょ。  

LP収録版でないまさしく当時の海賊版で聴いたゲットバックがこいつだ。

http://youtu.be/8TgRM22H8Lc

いつもながらの長い前振りで恐縮。
そのポールマッカトニーが今日11年ぶりに来日、
語呂も良い11月11日に京セラドームのコンサートに行って来るって話だ。

冒頭の歌の64歳どころか御年71歳の爺ちゃんなので
今回が最後の日本公演になるやとの噂もチラホラ。


実はこれ先日誕生日だった家内へのプレゼントにしようかと、
電話予約するとすぐに繋がり2枚ゲット出来た物なんだ。
加えて幸運だったのはそれがただのS席にあらず発券されたのは
アリーナのAブロックというプレミアつくくらいのかなりの良い場所なのだ。

個人的には仕事で翌12日、13日に九州とタイトなスケジュールなのだけど、
デブ症、いやもとい出不精の家人に対し子供も出て行った二人だけの家庭としては
夫婦円満、家内安全、世界平和と胡麻も擦らねばならぬのは
先の3大重鎮の皆様も経験していることと思う。

最近は専ら小さなライブハウスだった僕には大きな会場は2年前に
エリッククラプトンを観に行って以来のことになる。
彼も40年くらい前に世界3大ギタリストの一人として賞賛されたアーティストで
今でも度々日本で公演に来る息の長さと人気ぶりのギタリストなのだ。
確か来年早々2月にも来日公演が予定されていたように思う。
参考ながら残りの2大ギタリストはジェフベックとジミーペイジである。

因みにビートルズの後期、通称ホワイトアルバムに収録されている
「ファイルマイギタージェントリーウィープス」はジョージハリソンの曲として
有名だけど実際にあの曲でギターを弾いているのがクラプトンなのは
ファンには周知の事実なのである。

閑話休題(ご隠居は洒落で先日記事タイトルにしてたけど本来の使い方で)

今回のポールの公演は「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー 」と銘打たれ
11月12日大阪京セラドーム、15日福岡ヤフオクドーム、18日、19日、21日が
最後に東京ドームで行われる予定でどこも即日完売状態。

まあ興行だけに固い話をする気は無いし、そのお陰でチケットもゲット出来た
訳なのだけど先月末に突然11日大阪の追加公演が発表され、
それが来日して一番最初の公演になるのは何とも奇妙で面白い。
何だか12日の切符を早々に入手した人達にすまないと思う気持ちと
お先に的な優越感が半々て感じになるね。

最近のポールのツアーではビートルズナンバーが多く演奏されていたのもあり、
今回の日本公演でもおそらくそうではないかと予想されているので
楽しみにしているのよね。

ふと気づけばいつものようにダラダラと書き綴ってしまい、ご隠居あたりから
「もう長すぎて読む気がしないぞ~!」の声も聞こえてきそうだな。
今回はここらで終わるとしようか。

そうそう記事タイトルについては最初に断りを入れたように釣りに一切関係ない
のは昨年もあったパターンを覚えている方はお解かりかと思う・・・。

真紅の竿、真っ赤な竿(ポール)、ポ、ポール、ママッカ~トニニい・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。。

ばば・バババ、バンザ~イ!万歳!!万歳!!!

(バンザイ追記)

131110_kak_yamanaka_21.jpg 

本日10日ボクシングWBCバンタム級タイトルマッチで先日紹介の山中慎介が

見事10回挑戦者のアルベルトゲバラをKOで防衛しました。

これで世界戦4連続KO勝ちとなりました。

強烈な左パンチはここ最近では神の左(ゴッドレフト)と称されるくらいになって

益々ボクシングファンの期待も大きくなってきているように思う。

早く彼の夢であるラスベガスでのタイトルマッチが実現すれば良いなと願います。

バンザ~イ!バンザ~イ!!万歳!!!