ガラスのランプたち と 8月に読んだ本

2024-09-02 | 本が好き

記録的な猛暑と台風の影響で遠出する機会がなく、外出先といえば図書館くらいだった8月。

『光る君へ』『源氏物語』の関連本に囲まれて、マイブームはまだまだ続きそうです。

 

図書館に隣接する公園で

 

 

『牛車で行こう

貴族や皇族など身分の高い人が乗る牛車

そんな牛車にも、上は高級外車から下は一般的な国産車クラスまで、格があります。

平安時代が舞台のドラマに牛車がお目見えしないのは、ストーリーにさほど関係ないのに、

一瞬しか映らない場面で、豪華絢爛な牛車を用意するのが困難だからではと推察します。

上座と下座があり、反りの合わない人と乗り合わせると気詰まりなど、今も昔も。。

牛車のスピードや牛の種類にまで一家言ある清少納言のエピソードなど、興味深い一冊です

 

 

さて、ガラスが大好きな私のコレクションですが、形あるもの いつかは姿を消します。

自分の記憶と記録として載せましたので、よろしければご覧くださいませ。

 

磁器に見えるかも知れませんが、半透明な乳白色で「ミルクガラス」といいます。

普通のガラスより強度があり、質感は「ヤマザキ春のパンまつり」のイメージです 

1950年代のアメリカ製で、ハンドペイントの薔薇と、鍵の形のスイッチが気に入っています

隣のマリア像は「東京カテドラル聖マリア大聖堂」(文京区)のショップで求めました。

こちらは陶器ですが、雰囲気が似ているので並べています

 

 

見上げれば、遠くフランスからお船に揺られてやって来たランプシェード

窓の真ん中に吊るしてあるのは、友人の手作りサンキャッチャー

 

 

大きく写しますと、こんな感じ。

風が吹くとキラキラと揺れます。

 

 

ピアノの上のランプは古い物なのですが、いつどこで求めたのか失念

 

アンティークとはいえ、私でも手の届く品ばかりですが、ふと目を遣ったときに、

好きな物、心が豊かになる物がある暮らしも良いのではないかと、そんなふうに思っています。

 

 

ご覧くださいまして、ありがとうございました。

いつぞやご紹介した、1950年代のキャンドルスタンド に、

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リュウゼツラン と 7月に読んだ本

2024-08-07 | 本が好き

友人から「『100年に一度』咲きました」という新聞記事が LINE で送られてきました。

 

日比谷公園の「アオノリュウゼツラン」は高さ7.7メートル

7月10日に開花が確認され、1ヶ月ほど咲き続けるそうです

画面左のビルは「東京ミッドタウン日比谷」(2018年開業)

リュウゼツランの背後は「帝国ホテル 本館」

 

 

スマホの限界

 

私の行動パターンを熟知している友人が、

「帝国ホテルに行った際に日比谷公園にお立ち寄りください」

と、メッセージを添えてくれましたので、順序は逆になりましたが、仰せの通りに

 

 

「帝国ホテル 本館」(3代目)

大阪万博が開催された昭和45年(1970年)に開業して50余年。

2031年度に解体工事が始まり、新本館(4代目)は2036年度に完成予定。

100年後には、何代目の本館がリュウゼツランを眺めることでしょう。

 

 

 

図書館の児童書コーナーで、くまさんとツーショット

 

話題の本『笑う森』(著:荻原 浩)

森で迷子になった ASD(自閉スペクトラム症)の5歳男児。

しかし1週間後に救出されたとき、なぜか体重があまり減っていなかった。

誰かが食べ物を与えてくれた?

そこには、名乗ることの出来ない事情のある男女4人が、図らずも男の子の命を繋いでいた。

しかし、確かに居たであろう「5人目」が分からない。

子供から目を離したと SNS で誹謗中傷される母親と叔父が、匿名の投稿者を探し出す。

暑い夏には、スリルとサスペンス、スカッとしてほっこりする一冊を

 

 

『ショートケーキ』を読みながら味わうアフタヌーンティー

 

 

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帝国ホテルのロビー装花(~ 8月22日) に、

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青く透き通ったクリームソーダ と 6月に読んだ本

2024-07-02 | 本が好き

秘書検定が終わり、定期試験が始まるまでの束の間、ちょっと気になっていた喫茶店に参りました。

 

涼しげなブルーの世界を求めるお客様でいっぱいの中、ひとり用の小さな席に通されました。

 

昭和レトロな雰囲気に合わせてレコードプレーヤーから流れる曲は、聖子ちゃん。

透明なソーダのように初々しく瑞々しい、若き日の姿が思い出されます

 

 

東京 谷中の新名所と言われる喫茶店は、器屋さんの二階にある、その名も「ニカイ」

 

 

レジの横には NHK『虎に翼』トラちゃんこと伊藤沙莉さんの直筆サイン入り似顔絵

 

 

個人的に「日本語強化月間」とした6月に読んだ本

 

に勤めていた私は、コロナ禍において STAY HOME を忠実に守りつつ、

こんな時だからこそ出来ることはないかと考えて、放送大学に入学しました。

卒業を目指す「全科履修」ではなく、好きな科目だけを選んで学ぶ「選科履修」で、

「日本語リテラシー」と「日本語学入門」を選択し、「韓国語」の単位も取得しました。

ただひとつ残念だったのは、せっかく「花の女子大生」になって学生証を手にしましたのに、

美術館や博物館が軒並み休館となり、学割が使えなかったこと。

そんなことやあんなこと。。学んだ内容だけでなく、当時の気持ちも思い出しながら、

日本語の知識をリフレッシュする6月でした。

 

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ローズの日 と 5月に読んだ本

2024-06-02 | 本が好き

 今日6月2日は語呂合わせで「ローズの日」

あいにくの で 、春バラの見納めとなった地域も多いことでしょう。

 

降り始める前に避難させた薔薇(名前不明)

ささやかながら、我が家の玄関前でかれこれ30年ほど咲いています

 

 

こちらは毎度おなじみ帝国ホテルのロビー装花

クリスマスシーズンからバレンタインデーまで、訪れる人を魅了します。

 

誰が名付けたか「ローズの日」

ミモザの日(3月8日)」と「スズランの日(5月1日)」しか知りませんでしたが、

季節の花に思いを寄せる日があると、なんだか心が豊かになるような気がしませんか。

ちなみに お次は「紫陽花の日(6月6日)」

紫陽花には魔除けの効果があり、昔から「6」の付く日に吊るすとよいと言われているそうですよ。

そう考えますと、雨の季節もよいものですね

 

 

『まいまいつぶろ』

8代将軍吉宗の嫡男は言葉が不自由で、失禁して歩く跡はさながら「まいまいつぶろ」

唯一言葉を聞き取れる小姓 大岡忠光が口となり、二人三脚で9代家重を襲職。

第7章は二人の別れ。

「もう一度生まれても、私はこの身体でよい。忠光に出会えるならば」

歴史小説はあまり読まないのですが、これは涙誘う一冊です。

 

 

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『あさきゆめみし』 と 4月に読んだ本

2024-05-02 | 本が好き

 風薫る五月を迎え、お休みの方もお仕事の方も、爽やかにお過ごしのことと存じます。

さて、先月は「読んだ本」の投稿が遅れたため、今月は早々に載せることとします。

 

『完全保存版 あさきゆめみしの世界』(著:大和和紀)

 

『源氏物語』の世界を美しい漫画で表現した、大和和紀先生の『あさきゆめみし』全十巻。

14年の歳月をかけて完成した作品は実に読み応えがあり、今なお余韻に浸っています。

登場人物の、とりわけ女君たちの顔が似ているのは、母娘や姉妹や姪だから。

区別がつかず巻末の「人物紹介」と「相関図」を確認しましたが、その回数も徐々に減り、

原作を紐解く NHK の関連番組も理解できるようになりますと、面白味が増します。

 

関連番組といえば、この連休中に再放送された NHK『いいね!光源氏くん し~ずん1』

現代にタイムスリップした 光源氏 と 頭の中将 が繰り広げる、笑いあり涙ありの物語。

(し~ずん2 は、5月5日の午前1:10~(5月4日の深夜)に一挙再放送されます)

 

京都 宇治にある「源氏物語ミュージアム」を訪ねて「早わかり源氏物語」の年表を見てしまい、

自分たちが紫式部によって描かれた架空の人物であることを知って困惑する二人。

(オレンジ色のコートの女性は、NHK 朝ドラ『虎に翼』のヒロイン 伊藤沙莉さん)

先日、同じ場所を訪れただけに、いっそう楽しく視聴しました。

 

宇治川のほとりにある「夢浮橋ひろば」

連休中は大勢の人でにぎわっていることでしょう。

 

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抹茶パフェに夢中になる光源氏とスマホを使いこなす頭の中将 に、

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