川村記念美術館

2024-12-12 | おでかけ

千葉県 佐倉市にある「川村記念美術館」が来年3月で休館になると報道され、

美術館もさることながら、あの自然散策路にも立ち入れなくなるのかしらという思いから、

電車とバスを乗り継いで行って参りました  

駅から無料送迎バスで30分の道のり 平日の午前中にも関わらずバスは満席でした。

 

1990年5月 DIC株式会社(旧社名 大日本インキ化学工業)総合研究所敷地内にオープン

 

 

あら、番の鳥さん

夏になると、池にはモネの作品を思わせる睡蓮が浮かぶそうですよ。

 

 

柵の向こうに美術館が・・・もう少し近寄ってみましょう。

 

 

何しろ広いので、もう少し近くへ。

 

 

美術館に到着

二代目社長である川村氏は、ビジネスに勤しむ傍ら、絵と語らう時間を大切にしていました。

その充実したコレクションを、盟友である建築家 海老原一郎氏に託した美術館に展示。

最後の企画展となる、西川 勝人氏の『静寂の響き』を展示中。(~来年1月26日)

 

 

お茶席で休憩(要予約)

展示中の西川氏の作品にちなんだ「ほおずきの上生菓子と抹茶のセット」

 

 

3万坪の庭園には、里山の名残りを留めるなだらかな起伏が広がります。

 

 

美術館建設の遥か前から自生する木々と、そこに暮らす生き物たちを守りながら、

訪れる人々が気持ちよく過ごせる、見渡す限りの庭園と散策路。

左側のオブジェは『ブロンズの形態』(ヘンリー・ムーア作)

 

 

ちいさい秋 みつけた 

 

休館が決まったとき、美術館存続の署名をしました。

その後、当初は来年1月までの予定だったところ、3月まで延期されたものの、

決定が覆ることは、どうやらなさそうです。

「作品」「建築」「自然」が調和し呼応する美術館を、目に焼き付けてきました。

 

 

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