千葉県 佐倉市にある「川村記念美術館」が来年3月で休館になると報道され、
美術館もさることながら、あの自然散策路にも立ち入れなくなるのかしらという思いから、
電車とバスを乗り継いで行って参りました
駅から無料送迎バスで30分の道のり 平日の午前中にも関わらずバスは満席でした。
1990年5月 DIC株式会社(旧社名 大日本インキ化学工業)総合研究所敷地内にオープン
あら、番の鳥さん
夏になると、池にはモネの作品を思わせる睡蓮が浮かぶそうですよ。
柵の向こうに美術館が・・・もう少し近寄ってみましょう。
何しろ広いので、もう少し近くへ。
美術館に到着
二代目社長である川村氏は、ビジネスに勤しむ傍ら、絵と語らう時間を大切にしていました。
その充実したコレクションを、盟友である建築家 海老原一郎氏に託した美術館に展示。
最後の企画展となる、西川 勝人氏の『静寂の響き』を展示中。(~来年1月26日)
お茶席で休憩(要予約)
展示中の西川氏の作品にちなんだ「ほおずきの上生菓子と抹茶のセット」
3万坪の庭園には、里山の名残りを留めるなだらかな起伏が広がります。
美術館建設の遥か前から自生する木々と、そこに暮らす生き物たちを守りながら、
訪れる人々が気持ちよく過ごせる、見渡す限りの庭園と散策路。
左側のオブジェは『ブロンズの形態』(ヘンリー・ムーア作)
ちいさい秋 みつけた
休館が決まったとき、美術館存続の署名をしました。
その後、当初は来年1月までの予定だったところ、3月まで延期されたものの、
決定が覆ることは、どうやらなさそうです。
「作品」「建築」「自然」が調和し呼応する美術館を、目に焼き付けてきました。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
帰り口に咲いていた 愛らしい薔薇さんたち に、
お手数をおかけしますが、クリックをお願いいたします。