こうしたお宮の徴収票が来ると、一体何の為に隣組の世話があるのかな?と大きな疑問とイライラを感じてしまう。
”神事お礼代1000円、大祭費800円、お礼代1000円、暦代300円”
(神を信じる)お金持ちにとっては些細な金額かもしれない。しかし(無神論者の私がいうのも何だが)、もし神様が存在するのなら姿を表して、これら”寄付金”の詳細を1つ1つ説明して欲しいもんだ。
CO2削減や消費税やゴミ袋有料化もそうだが、こうした神事にまつわる怪しげな徴収金は今後徹底究明すべきだと、私は強く思う。
でないと(中世の教会税じゃないが)、曖昧で些細に思える出費に我ら貧乏人は一生苦しめられる事になる。
そこ今日は、お寺に投げ入れる”お賽銭”についてのお話です。
お賽銭ってそもそも必要なのか?
お賽銭とは、願い事が成就した際、そのお礼として神仏に捧げる銭”お金”の事だ。
お賽銭の”賽”という字には、”神仏へのお礼参り”、神仏から受けた恩恵に対し、お金や物でお礼をするという意味がある。
古くはお金ではなく、お米や布などお礼の供物を納めていたが、いつしか金銭をお供えする様になった。更にお賽銭を入れる事で、穢れをはらい身を清める意味もあった様だ。
お賽銭は神社とお寺ではその扱い方が違う。神社では神様に”日頃の感謝の気持ちを伝える”為に納める物で、一方でお寺へのお賽銭は”自分の欲を捨てる”修行の意味を持ち、”お布施”とされる。
5円や50円硬貨は、穴が開いてるから”見通しが良い”とされ、お賽銭にふさわしい硬貨とされた。反対に10円は、”遠縁”すなわち”縁が遠ざかる”から、また500円は”これ以上の硬貨(効果)がない”とも言われている。
このお賽銭の金額で気になるのが、”沢山お賽銭を入れればご利益があるの?”という単純な疑問だ。
元々、お金のルーツであった貝には穴が開いていて、この世とあの世の出入り口と考えられた。つまり、貝の表がこの世で裏側があの世である。
生きてる人に付いた穢れ(病気や災いなど)は、貝の穴を通ってあの世に吸い寄せられるとされ。その為、自分の持ってるお金(貝)を投げ入れる事で身を清められるという説があり、それが現代のお賽銭を入れる行為に繋がってるという。
結局、お賽銭はお願いの為の代金ではなく、”穢れを清める為”のものだったという訳で、額の多い少ないというのは特に関係ないとされる。
しかし、正月明けの神社やお寺には多額のお賽銭が集まり、有名な所ともなると億単位になるという。
ただそれらのお賽銭で集まったお金は、主に神社やお寺の維持・運営に。また、お守りやお札などの製作や、神職の方や巫女さんなどの給与や生活費、お寺や神社のHPを作ったり広告宣伝費にも使われる。
キャッシュレス時代の波は、(有り難い事に)神社やお寺にも押し寄せ、QRコードを貼り付けたお賽銭箱や看板を設置する寺社仏閣も登場している。(アホ臭な事に)スマホでQRを読み取り、お賽銭を支払う。
近年、現金を持ち歩かない若者や外国人観光客が増えた事から、スマホ決済や電子マネーでのお賽銭の需要が見込まれると見られ、導入に踏み切っている。
以上、「神社やお寺のお賽銭はいくらが適正?」から一部抜粋でした。
神の国ニッポンの悲しい未来
こういうのを聞いてると、とてもアホ臭く悲しくなってしまう。
結局、我が日本島民は”神の国”というよりおとぎの国なのだ。いや、おとぎの国というより(成熟しきれない)子供の国なのだろうか。
たった5円で縁起がいいのなら、心身を清める事ができるのなら、お賽銭だけでなくお布施も香典もご祝儀も、すべて5円玉で統一すべきだった。
そうすれば、神社も(大金持ちの趣味の悪いコンドミニアムみたいに)大きく豪勢になる事もなかったろうし、冠婚葬祭も質素で簡素なまま庶民の負担になる事なく行われ続けてただろうか。
お賽銭が5円から50円になり、バブルの影響で硬貨からお札になり、千円から5千円や1万円にまで高騰し、今では電子マネーに成り上がった。
結局、人間の腐った強欲が神社やお寺を無駄に大きく豪勢なものにしてしまう。
(かつて織田信長が危惧した様に)今では宗教や神社が一つの権力みたいになりつつあるが為に、我ら貧乏な庶民はかつては敬愛してやまなかった神様に、逆に苦しめられる事になる。
神様は、本当に今の日本の豪華絢爛な神社やお寺の在り方が理想的だと、天空から眺めてるのだろうか?それともバブルが崩壊した様に、”お布施バブル”が崩壊するのを望んでるのだろうか?
もうすぐ亡き母の49日法要である。
もし、(御縁がいい筈の)たった5円という”お布施”だったら(笑)、お坊さんはブチ切れて逃げ出すだろう。
しかし、神様はどう思うだろうか?
”坊さんの強欲を捨て去るには、一つの荒行事かもしれんの”と慰めてくれるのだろうか?
そういう事を半ば本気で思う(無神論主義の)私がいるが、神様が存在するのなら、ぜひ(お布施に関する)模範解答を教えてほしいもんだ。
因みに、お布施の金額の相場も葬儀屋や地域やお坊さんによっても異なるから、(慣習に従う事なく)色んな情報を集めてから決めるのも悪くはないと思う。
バブルによって全てが高騰したんでしょうか。
特に昭和バブルに生きてきた人たちは良い時代がいつまでも続くと疑わなかったんでしょうね。
修行に励んでるお坊さんや神父さんもいるとは思うのですが、一旦お布施(寄付)という大金を手にしたら強欲から抜け出すのは難しいでしょうか。
ということでお布施に五円玉という提案に座布団五枚です。
ネット上のアイドルへの”投げ銭”と同じで
噂によると
コロナの影響で大赤字に陥ったJリーグの某チームも投げ銭システムを導入して
ファンからの課金を募ってると聞いたけど
OnlineGiftingEventって呼ぶそうだけど
最近では一部のプロ野球チームや芸能人の間でも流行ってるらしいわ
相場は千円ほどらしいけど
お賽銭と同じで多額の取引もあるらしく総額で1億を超えることもあるとか
これなんかも転んだサンが指摘する人間の腐った強欲が露呈した結果なのよね^^;
あれで殆どの日本人が浮かれてしまった。
でも今の若い者も調子に乗って、貢いだり投げ銭を打ったりするんでしょうか。
言われる通り、今のままではお坊さんも神父も腐っていくのは必然とも言えますね。
座布団有り難うです。
昔は”おひねり”と言って、紙かなんかに包んで渡してたらしいですが、今も健在みたいですね。
私も少し調べたんですが、ライブ配信等でファンが投げ銭を送るケースが増えてるそうで、巨額の収入を得る”ライバー”達が次々と登場してるそうですね。一方で、未成年者が親のカードで送金するトラブルも相次いでるとか。
全ては人類の腐った強欲と浅はかな好奇心から始まるかもですが、ここまで来たらどうしようもないですね。
そのライバーを支える愚かなサイバーたち。
NHKでも特集にしてましたが、コロナ自粛による長引く影響がこういう所にも深く根を下ろすなんて誰が想像できたでしょうか?
まるでイイネを押す間隔で投げ銭を送る。ユー
チューブでもスーパーチャットという投げ銭機能が搭載され始めてますが、私には理解し難い。
まるでネット上に蔓延るペテン軍団を目の当りにしてるようで、<ライバー・アズ・ライヤー>って叫びたくもなる。
お賽銭(いやライバー)に溺れる愚民たちでブログが書けそうです。
こういうのもいい時はいいんですが、最後にはトラブルになるんですよね。
言われる通り、ペテンと言えばペテンですよね。私も同感です。
相場は半分返しとされてますが、7割以上の品は包もうと思ってます。でもそうなると商品券しか選択肢はなくなるんですよね。
因みに母もお布施はケチらない人でしたが、香典返しはケチってました(笑)。
結局、人それぞれに考え方があるんですよね。
それと(葬儀の時もバカ受けだったんですが)、読経の長さを変える事は出来ないらしく、読む速度を変える事で時間を調整できると言ってましたよ。
慣習とはいえ
庶民が苦し紛れに出した貴重なお金は
無駄にはできませんもの
香典もそのほとんどは
ド派手な化粧箱に包まれたギフトや
葬儀費やお布施に消えていきます
そういうシステムを知ってれば尚更
単なるケチなんですよね私は。
だからこういう曖昧で些細な出費には腹が立つんですよ。
神や仏という名を使えば、いくらでも金を出す日本人。
やはり日本はこれからも神の国で、最後には神風みたいに神と共に死滅するんですかね。