菅内閣の支持率が30%を切った事は先にも述べたが、同じ様に私のブログもその支持率?は急降下している。
今から思えば、一昨年に「アグネス・チョウ」をネタにしてから、急落が始まった様な気がする。
AKB系アイドルを揶揄したつもりで記事にしたが、不思議と大当たりした。しかしその結果、日本のネットオタクには全面拒絶されたのだろう。
ブログを始めて4年目になるが、思った以上に記事が拡散しない。逆に、書く程に収束してる様な気がする。
一方で、アクセ数を集める記事はすぐに忘れ去られるし、この記事がってのがフォロワーの心を貫く。
場の空気を読んだり、フォロワーのご機嫌を伺いながら書こうという気は毛頭ないが、大まかな傾向くらいは掴みたい。でも、大衆心理とはそう単純でもない。
一貫性がないから嫌われる?
大体において、贔屓の著名人や政治家にケチを付けると、アクセ数は伸びるが自分に跳ね返ってくる。
嫌われるというのは、そんな取るに足りない理由からかもしれない。
アフリエイトが嫌われるのは、ウザい公告をベッタベタと貼り、それで稼ぐという当然の理由がある。
一方、フリーのブログが嫌われるのは、ある漠然とした不透明な理由があるみたいだ。
しかし、色んなサイトを見てもいい加減な理由ばかりで、好かれる記事と嫌われる記事の明確な境界線はない様な気がする。
つまり、好かれる奴は何しても好かれるし、嫌われる奴は何を書いても無視される。
正直、好かれる為に書いてる訳でもないし、かと言って嫌われる為に書いてる筈もない。
しかし私は捻くれてて、あえて裏(逆)をつく記事を書き、周りがどう反応するかみたいと思う時がしばしある。
アグネス・チョウにしても、”可愛すぎる民主化の女神”と煽てたら何処までアクセ数が伸びるのか?逆を言えば、彼女を”淫売アイドル”呼ばわりすれば、何処までアクセ数が落ち込むのか?
こういうのヤッてみないと判らない。
でも結論から言えば、思い切ってケチを付けた方がイイねや支持はしてもらえないが、一時的にだがアクセ数は伸び、拡散する。
しかし、この人はこういう考えの人だと誤解を受け、ネット上での信頼は失墜する。
つまり、書いてる事に”一貫性がない”と判断されるからだ。
裏を返せば、一貫性がないという事は”多貫性”があるという事で、いい意味に捉えれば多様な価値観を持つ人種となる。
私が一番嫌うのは、”アイツはこういう考え方をする奴”とか、”アイツは保守派とかリベラル派”とか決めつけられる事である。
人間の特性は、スペクトルと次元の2つの尺度で考えるべきだ。
スペクトルとは数直線上の尺度で、例えば右に傾けば右翼になり、左に傾けば左翼になる。
同じ様に、状況によっては攻撃的にも平和的にもなる。臨機応変に保守に傾いたりリベラルに寄り添ったりと、人の心は常にバランスを取りながら、左右に揺れ動いている。
一方で次元というのは、二刀流の大谷翔平みたいに、複数のポジションを同時にこなす選手を例えれば、把握しやすい。
つまり、3つのポジションを同時にこなせば3次元となり、N個の価値観を同時に持てばN次元となる。
故に、一貫性のある記事というのは、判断基準が”いいか悪いか”や”好きか嫌いか”だけの一方通行で一次的な記事に成り下がるのだろうか。
支持されない人種
確かに、私のブログは”好きか嫌いか”の一次的な基準で見れば、”理屈っぽくてやたら長いから”とか”批判が多く愚痴っぽいから”とかの理由で嫌いとなる。
事実、私の記事にイイねが突き始めたのは、2年ほど経ってからだ。数は少ないが固定したイイねを貰う様になったのは、何と4年目に入ってからである。
つまり私の記事は、読んでも賛同しないか?理解できないか?見向きもされないか?のどれらかだろう。
哀しいかな、それが私のブログに対するリアルな評価なのだ。
数理系の小難しいテーマを書いても、そこそこのイイねが集まる時もあるが、理解して読んでる人は殆どいない筈だ。
いたとしたら、不備や不足を見つけ出し、補足を入れるかケチを付けるかするだろう。
私は、そういった少しイタズラな目的も込めて、少し難し目の記事を書く。そうする事でフォロワーの信頼度を計る事は出来る。
結局、大半のフォロワーは記事を読む事なくイイねを押し、そのイイねの跳ね返りを期待する。
つまり、日本人とはそういう生き物なのだろうか。いや、それこそが日本人の長く受け継がれた礼儀作法というものだろうか。
菅首相を支持する人種は、安倍前首相からの固定層だろうし、何の理由もなく支持するというのがホンネだろう。
だが政策においては、打率ゼロ&打点本塁打もゼロで、防御率100点台の戦力外な選手を誰がどう評価できるのか?
それでも国民の30%は菅を支持してるし、菅にすれば、日本人の総有権者数49,084,613×30%=14,725,383人のフォロワーに支えられてると、勘違いしてるのかも知れない。
”理由はわからないけど何となく”
これこそが日本人の支持を集める不可思議な理由でもあり、憐れな現実でもある。
ネタにするからいけないの
四則演算がやっとの頭で
民主化デモが成功するはずがないわ
アイドル路線で多くの純朴なオタ支持者を担ごうとしたけど
逆に自分が民主化の女神と担がれちゃって
人気のグラビア娘と同じで
捨てられるのもあっという間よ
そー思いません?
路線が定まってブレないBlogは安心感はあるかもしれませんが、内容がないことが多いですから、辛口コメンターにはお花畑とか言われて軽蔑される。
転象さんのBlogは少なくとも軽蔑されることはない。難しいから敬遠されることはあっても…。
これからも「我道をゆく」で続けてください。
まるでバブル崩壊後の日本みたいで、人気のグラビア嬢の如く一気に衰退する。
大衆心理ってのは単純じゃないんですよね。
励ましのコメント有難うです。
特に、記事を十分に咀嚼する事なく脊椎反射的に反発する人にはそういうタイプが多いみたいで・・・
日本人は思う以上に、純朴で繊細で愚鈍なんでしょうか。
コメント有り難うです。
読んでる人は読んでる筈だけど理解となると別もん、理解されなければ賛同もない。
いいねがつくのに2年掛かったというのも、誰もが簡単に追いつける記事じゃないという事だ。
テーマ色が色濃く特異に渡るから理解されないという不運もあるけど、一度理解できればこれほどエキゾチックな記事もない。
SNSやツィーターも既に時代遅れの感はあるし、高度なネットコミニュケーションのあり方を模索する時期に来てるんじゃないのかな。
奇才というより、奇怪なブログですよね(笑)。
幅広く読んでもらえる様に、テーマを広げてるのも足かせとなってる気もしますが・・・
大衆心理ってのは私が思う以上に単純じゃないです。
でもどんな過疎ブログでも主張と発信は出来ますんで、これからも宜しくお願いします。