おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の413ページ「第 2-6-16 図 企業分類別に見た競争環境変化の認識」をみましたが、今日は414ページ「第 2-6-17 図 企業分類別に見た経営者の成長への意識」をみます。
下図から、経営者の成長に対する意識を企業分類別に見ると、「利益率を高める必要がある」への回答割合は、どの企業も高いことから、企業が成長に向けて利益率を高めることへの意識が高いことがうかがえます。
白書は、他方で、成長に向けた手段に対する意識を確認すると、「積極的に投資していく必要がある」や「成長には、リスクが必要であるし、積極的にリスクを取るべきだ」といった、成長に向けた積極的な姿勢は、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」において高い傾向が見られる。
逆に、「自己資本比率の高い企業(③)」は、「自社の成長は市場の成長に依存している」への回答割合が他の企業よりも高い。
以上から、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」は、収益力が高く、成長への積極性も高いことが見て取れた一方で、「自己資本比率の高い企業(③)」は、成長への意思はあるものの、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」と比較すると、その姿勢は保守的な傾向が見られる、とあります。
私は経営コンサルタントとしては積極的な姿勢を取りたいですが、経営者としては保守的な姿勢になってしまうので、この結果も強く共感しますね。。。
昨日は中小企業白書(2016年版)の413ページ「第 2-6-16 図 企業分類別に見た競争環境変化の認識」をみましたが、今日は414ページ「第 2-6-17 図 企業分類別に見た経営者の成長への意識」をみます。
下図から、経営者の成長に対する意識を企業分類別に見ると、「利益率を高める必要がある」への回答割合は、どの企業も高いことから、企業が成長に向けて利益率を高めることへの意識が高いことがうかがえます。
白書は、他方で、成長に向けた手段に対する意識を確認すると、「積極的に投資していく必要がある」や「成長には、リスクが必要であるし、積極的にリスクを取るべきだ」といった、成長に向けた積極的な姿勢は、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」において高い傾向が見られる。
逆に、「自己資本比率の高い企業(③)」は、「自社の成長は市場の成長に依存している」への回答割合が他の企業よりも高い。
以上から、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」は、収益力が高く、成長への積極性も高いことが見て取れた一方で、「自己資本比率の高い企業(③)」は、成長への意思はあるものの、「稼げる企業(①)」や「経常利益率の高い企業(②)」と比較すると、その姿勢は保守的な傾向が見られる、とあります。
私は経営コンサルタントとしては積極的な姿勢を取りたいですが、経営者としては保守的な姿勢になってしまうので、この結果も強く共感しますね。。。