うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

2009-04-22 | Yoga
すべては『縁』で結ばれます。
そして、縁が切れれば離れて行きます。

出会いや別れには、喜びとか悲しみとかの感情が芽生えますが、この出会いと別れを客観的に見てみると、『必然』としか言えないタイミングで出会いと別れが行われているように思います。

僕は、最近、身の回りの縁を意識的に切っています。もちろん慎重に考えての事です。

お互いのことを客観的に考えると縁を切った方が良い場合があるように思えるからです。

YOGAスートラで言う『カイヴァルヤ』(独存位と訳されている事が多い)と言う状態の反対の日本語は、依存、共存です。

人間は共存しながら生きているわけですが、人と人との縁は、欲や情と言ったもので依存しあってる関係がままあるもので、そんな関係の場合、感情的になかなか別れにくいものになってしまいます。

依存してても良い関係であるか、そうでないかを客観的に観察すると、意外と縁を切ってしまった方がお互いのためのように思える事がままあります。

欲や情にまみれた縁を切る事で、新しい縁が繋がり、自分をもっと発揮出来る『時間と空間』に移り変わってゆくことが多いものです。

縁を切る前には、たった一人になるような気がするかも知れませんが、その怖さは、すぐに来る新しい出会いによって打ち消されてしまうはずです。

『カネの切れ目が縁の切れ目。』と良くいいますが、そんな縁ならお金があるうちに切ってしまう方が良いように思えます。

自分に相応しい縁だけが残って、生きやすくなるはずです。

yama@mayura