今日は冬至。
夜が最も長い日。
古代では、一年の始まり。
北極周辺は、極夜である。
日によって、月によって、年によって変化する星空だが、北半球では北極星は常に変化しない星として、特別の存在であり、航海者にとっても、重要なマーカーであった。
日本のたいていの神社では、北は神聖な方角であり、北辰神社を設ける神社も多く信仰の対象になった。
北極星は、中国、インドなど、北半球にある国々の文化でも別格のものだ。
移ろいゆく世の中。
いつの世も、不動なるものを求める心は、変わらないのかも知れない。
年末年始。
神社詣でに行かれる輩は、北の方角を意識して観ると、新たな発見があるかも知れません。