スケートよた日記

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「銀盤のトレース」 碧野圭

2011年12月23日 | 本や漫画、TV、映画
「銀盤のトレース age15転機」 碧野圭

 女子高生フィギュアスケート選手を題材にしたヤングアダルト小説。本屋の文庫新刊に並んでいたものを衝動買いした。フィギュアスケートの熱烈なファンという訳ではないのだが、スケートネタの本には手が出てしまう。

 コーチとのやりとり、学校での生活など普通の小学生中学生とは一味ちがうフィギュアスケート選手の日常がよく描かれていた。名古屋が舞台。中京大付属中京を模した学校生活、大須リンクでのフィギュアクラブ生活。
 技術的なこともしっかり記載されていて、なかなか読みごたえがあった。時計回りジャンプがレアだとか、小学生時代に修得したトリプルジャンプが成長期を迎え大人体形になると出来なくなることとか。
 引退した選手は極端にスケートしなくなるというエピソードは、生涯スポーツとは反する行動で残念に思った。主人公の目標ができるだけ長い期間ジャンプを飛びスケートを続けるというのが良い。

コメント
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