指導員研修会@銀河。20:30-22:45サブリンク。メインリンクではカーリング研修開催中。
この日は相模原スケート協会指導員の「早朝教室」「ジュニア教室」向け研修会。この2年は初心者指導ばかりだったので(言い訳)、中級上級技術がすっかり劣化していました(大汗)。特に自覚したのは、腰高のストロークとヒザの開いたクロス。
1.講義
・平等に対応すること
平等に接しているつもりだけど客観的に見て自分はどうか?これは難しい問題だ。寄ってくる子には声をかけやすいし、引っ込み思案の子にはその頻度がどうしても下がってしまう。保護者視線ではそれが強調されて感じるだろう。さらに保護者にももっと声掛けする必要ある。
・安全に配慮すること
今シーズンは滑走機会を増やすために整列に時間をとらないでやってきた。幼小児はお互いくっつきたがるので例年より高密度で滑っている。幸い大きな事故は起きてないけど、転んだ子供の道連れで泣いてしまう子もいた(だいたい男の子がこけて女の子が泣くパターン)。混雑期は滑走より整列に時間かけるのが必要な気がする。
転び方、立ち方のレッスンは意外と危ない。もっとお互いに広がって欲しいのだけど、どうしても広がってくれない。子供はくっつくのが好きだ。なんとか広げる妙案はないものか。
・技術を把握する目を養うこと
これはいまだ自信なし。この子上手くなったなと思ってクラスアップさせても、次週には初心者に逆戻りの子が多かったので。一時的な技術判断は出来ても、身についたかどうかの判断は難しい
受講生のクラスアップ希望を断ることがしばしばある。受講者・保護者は「バックやターンがなんとなくできる」と上達感があるようだ。指導員視線では「前進滑走が氷に乗れているか」の一点。受講生と指導員の判断に違いが出るのはあたりまえ。
2.実技
・前進ストローク、スネーク両足片足、スウィズル
・バック惰力&ストローク
・前進&バッククロス。
・両脚スリーターン、交互スリーターン、モホークオープン&クローズ
・イ、ハ、ニの字ストップ。
・腰高の前進滑走、ヒザの開いたクロス、華麗さ不足のスリー、乗り切れないスネーク。自分自身の技術課題多いな。バックのトウストップが苦手で、さりげなく特訓。モホーク、いままお尻プリッとやるのがいいと思ってのだけど、逆だったようだ。気がついたらターンしているみたいな、が良い。
今回は指導員同士の相互是正指導もあった。これはなかなかイイ。見る目を養えるし、上手に指導する言い方や聴き方のトレーニングになる。周囲の指導員の劣化を感じるようになった。本当に劣化しているのか、わたしの目が肥えてきたのか、理由は判然としないけれど。
・手すり組。一回のレッスンで手が離れないのは指導員が悪い!だって。そんなこと言ったってさあ・・・成長速度はひとそれぞれなのに。
初心者クラスではスウィズル教えちゃダメなんだと!。要綱みると曲がる練習もダメみたいだ。前進滑走と惰力滑走だけにしなきゃいけないので、下手すると退屈なレッスンになってしまう。楽しい教室にする工夫をもっと考えないと。
個人的には、初心者から上級まで前進、バック、曲がる、止まる、ターンすべての動作を体験させるべきとおもっているんだけど。
・次回は他県指導員とか相模原協会の別の方とか新たな講師にお願いしたい。多様な意見を聴くことに成長の糧がある。この夏の日体協講習で実感したので。
こたつでオリンピック開会式生視聴・・・のつもりが一瞬で爆睡。