子供も私も昆虫が好きなので図鑑など昆虫関係の本は沢山ある。
昨年暮れに、本屋さんでこの本を見つけてまた買ってきた。
虫嫌いの方には申し訳ありません。
人類は地球を凌駕する勢いで増え続けていますが、数で言えば昆虫は100万種以上が認められているそうです。
昆虫好きの方にとっては目新しいことではないかもしれませんが、昆虫の生態は知るたびに面白く興味深いものです。
ーーー私たちのやっていることのほとんどは、昆虫に先にやられてしまっている。狩猟採集や農業、牧畜、建築。あるいは恋愛、嫉妬、異常な交尾・・・。そして戦争から奴隷制、共生まで。あらゆることを彼らは先取りしてきた。もはや”虫けら”なんて呼べない、昆虫の営みの凄さと巧みさを痛感する、常識が覆る一冊!ーーー
と裏表紙に書いてある。
写真と読みやすい文章で改めて昆虫は美しく面白く、題名のように凄い!ことが分かった。
ゴキブリ嫌いの方もビックリの一枚です。↓
http://dantyutei.hatenablog.com/entry/2014/05/07/194336
こどものころ山で見たタマムシやミチシルベ、カミキリムシなどは故郷の山でも見ることがなくなりました。
葉っぱを丸めて道に落とす、オトシブミなんていう名前もあったなと思い出しながら読みました。
フェンスに絡まっているモッコウ薔薇で、毎年テントウムシがたくさん孵化します。春先になると、子供が枝を切らないでと言います。
暫くするとフタツボシテントウからナナホシテントウなどいろんな点々がついたテントウムシが花の陰にいるようになります。
どこか近くで越冬して出てくるのでしょう、さなぎは少しグロテスクですが、すぐに羽化してアブラムシを食べてくれ、白いモッコウ薔薇が咲き乱ます。