散歩の途中で野ばらを見つけていました。小さな茂みだったので、開花を見つけたらあの群落のある川端に行こう、今年こそ見逃さないぞと、咲くのを待っていました。
やっと一綸開きかけていたので、よしっ!と心構えはできていたのですが、コンデジが壊れ落ち込んだのです、それでもしまっておいた古いカメラが動いてバッテリーも十分使えることがわかりました。
7日は週末の買出しの日です。どんよりした空から小雨が降り出したのですが、好都合、今だ!とビニール傘(いい物があるんです)をさして行ってみました。
薔薇は綺麗に咲きそろった時期が短くて、少し遅れると花のなかに枯れた花びらが混じります。
今年はタイミングよく揃って咲き始めの瑞々しい白い色をしていました。
これが待ちかねた野ばらだと川に沿ったガードレールに片手をかけて写してきました。
今まで何度も写してきた野ばらですが改めて調べてみました。
《和名の由来は、とげが多い木であることから、元々有棘の低木類のバラを茨(いばら)と呼んでいて[4]、野生であることから「野」がついてノイバラとなったものである[3]。別名ノバラ(野バラ)とも呼び親しまれ、日本のバラの代表的な原種である[5]。身近に見られるいわゆる「野バラ」は、大半が本種である[6]。古名はウバラあるいはウマラで、転じてノバラになったとされる[7]。イバラは棘がある小低木のバラ類の総称であったが、次第に特定植物の名称になった》
学名(小種名) multiflora の由来は、白い花を房状に沢山つけるところから、ラテン語で「花が多い」を意味する。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
この実がローズヒップになるのかと思ったのですが違いました。乾燥させてお茶にして飲むローズヒップティーはイヌバラと呼ばれる淡いピンクの野ばらでした。薔薇園などで、豪華な新作バラを見た後、この原種の素朴なピンクの薔薇がとても美しく思えます。
今の庭の整理が済んだら、一鉢かって育てたいと思います。
イヌバラ
《バラの原種の一つ。接木の台木などに利用されることも多い。イギリスでは"Wild rose"といえば、この品種を指すのが一般的。夜間に匂いが強くなる性質がある[1]。土壌安定・被覆植物などの目的で用いられることもある。
多くの栽培品種がある。Rosa canina 'Assisiensis'は棘のない品種である。果実にはビタミンCなどの抗酸化物質が多く含まれ、シロップ・ジャムなどに用いられる。詳細はローズヒップを参照。学名・英名ともに”犬のバラ”を意味する。この”犬”はおそらく、「栽培種のバラと比べて無価値」という意味合いが込められていると考えられる[4]。だが、18-19世紀に狂犬病の治療に用いられたことに由来している可能性もある[5]。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
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