Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

もう、誰を買うかを決めている。まだ8月だというのに。

2012-08-25 00:12:00 | コラム
朝日新聞の文化面で、「アイドル」ももいろクローバーZが取り上げられていて「ここまできたか」と感慨深くなると同時に、そこに書かれていることに納得しかねる点があって、
そういう意味で彼女たちは、メインカルチャーでなくサブカルチャーが似合う、つまり雑誌『クイック・ジャパン』の特集は「おおいにあり」だが、朝日が学者に意見を乞うのには違和感を覚えるのだった。

室井尚・横浜国立大教授(哲学)曰く「大津波が都市を一瞬で押し流し、人間の築いた文明がフェイクだったとあらわにした。ショックが消えない中、純粋な愛と連帯のメッセージが強く響く」。

気持ちは分かるが、彼女たちには荷が重い。
ももクロとはあくまでもアイドルの世界の突然変異であり、その魅力は「パロディ精神」にある、、、というのが、自分の捉えかた。
PRIDEの演出を真似てみたり、ネクタイ鉢巻きをしてみたり、スクール水着を模した衣装を着てみたり。
そういうものを、演じているほうも観ているほうも「面白がればいいのだ」―という風に思っていたのだが、先日の夏フェス『サマーソニック2012』の2日目を生で触れて、その思いをさらに強くした。(しかしトップ画像の、リーダー「でこちゃん」による驚異的なエビぞりジャンプ、いつも「怪我しませんように」と祈ってしまうほどにヒヤヒヤする)

この日に観たのは、ももクロとPerfumeの日本製アイドル、ピットブルとニューオーダーの洋楽組。

どれも楽しめて満足だが、ももクロに「のみ」危うさを感じた。


Perfumeに性的高揚を覚えることはあるが、ももクロにはそれがない。

年齢のちがい?
確かにPerfumeは20代で、ももクロは10代である。
しかしAKBの多くは10代だが、彼女たちを「日替わりで」オカズにする自信が、自分にはある。(実際は、「まゆゆ」だけヘビーローテーションだが)
そんな自分でも「さすがに、ももクロでは・・・」と思い留まる、、、というか、そういう気にさせてくれないのだ。

くだらねぇ?

いや、ここすごく重要。
性的記号の欠落こそ、ももクロが伸びた一大要因のような気がするから。

だったら、それでいいんじゃね?

そうなのだが、サマソニで観た彼女たちの生脚が、いよいよ女性らしくなってきた・・・そこに危うさを感じたわけである。
やばいぞやばいぞ、「女」になっちまうと。

アイドル好きならではの気が触れた危惧だが、「そう、そう!」と頷いた男子、東京で10人くらいは存在していると思うのだけれどなぁ!


さて、本題はここから。
アイドル好きはこの時期あたりから、来年のカレンダーのことを考えるようになる。

まだ8月だというのに。

自分は20歳のころから、自分にとっての「旬、ふたり」を選出してカレンダーを購入してきている。


4年前は、オシリーナ秋山莉奈

3年前は、オシリーナと小野真弓

2年前は、オシリーナフォンチー

去年は、オシリーナ小松彩夏

そして今年は、高橋愛柏木由紀


では来年、どうしようか・・・という話である。

ひとつはもう決まっていて、それが、ももクロの日めくりカレンダー。

べつに彼女たちの顔が365枚つづくわけじゃない、
彼女たちが発した格言? などが、印刷されているもの、、、なんだそうだ。


もうひとつは夏目三久あたりが出してくれれば即買いだが、たぶん出さないだろう、
急上昇中の橋本愛は出してくれそうだが、散々迷って「まゆゆ」あたりを買っちゃうのかもしれない。


なに?

38歳でそういうの、気色悪い?

バカヤロウ、日本の経済の一部は、アイドルと、そのオタクたちが支えているんだ。

だいたいみんな、いまどきカレンダーで2000円とか出さないでしょう?

ウチら? は平気で出すんだ、だから尊敬の念を抱きながら気持ち悪がってほしい、、、せめて。


※泣けてしょうがない




…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『当たったら、ポータビリティってやつを』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする