ワケあって、3週間ほど髪を伸ばしていた。
ヒゲも、毎日剃っていた。
きのうから元の坊主姿に戻り、ヒゲも剃らずに済んでいる。
♪ あぁ自由ってすばらしい ♪
と、その程度のことでハッピーなんだから、我ながら可愛いヤツだと思う。
たった3週間のことなのに、その違和感・不快感ったらない。
枕に触れる頭の感触が、いつもとちがう。
シャンプーの泡立ち加減が、いつもとちがう。
帽子かぶるときのフィット感が、いつもとちがう。
汗のかきかた流れかたも微妙に変わるし、なんかもう自分ではないみたい。
中途半端に伸びたので「タワシ的な感触」も失せ、これでは「気持ちいい~♪」とかいって女子に撫でられることもなくなっちまう。
そこで思った、かなり大袈裟にいうが、
単に「モミアゲが嫌いだから」という理由から始めた坊主スタイルが、いまでは自意識と直結するくらい大事なものになっているのだと。
それはヒゲにもいえることで、まさにあれだ、デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』(90)で、ニコラス・ケイジが蛇革のジャケットを指し「俺って人間のシンボルだ」といったのに似ている。
シンボルねぇ。
映画にAVに格闘技にアイドル、Tシャツやハーフパンツ、チャリ、煙草、ビール、エロ本、自慰、ジョギング、そして坊主とヒゲ。
多いのか少ないのかフツーなのかは分からないが、自分はそういうもので出来ている。
20年前はツーブロックで前髪だけ染めていたこともあったのだから、髪型なんて・・・と思ってはいるが、いまではそれが欠けるだけで牧野光永の15%くらいを失った気分になる。
ちょっと繊細に過ぎるよな。
そこで考える。
このまま死ぬまで坊主なのかと。
その可能性は、かなり高い。
そもそも? 頭の形がいいので坊主が似合うし。
しつこい? が、女子に撫でられたいし。
もっといえば、ハゲた薄くなった……という問題とは無縁の存在になるし。
手入れは(長髪より)大変なのだが、見た目は清潔感が漂うといわれるし。
ただ清潔感をアピールし過ぎるのもつまらない? ので、アクセントとしてヒゲを生やしているわけで、、、というのは生やすための口実か、単にヒゲが似合うと思っているから剃りたくないだけなのだ。
チャリの買い替え数には負けるが、バリカンも現在ので(たぶん)6つ目。
風呂場で全裸になり、鏡を見ながら髪を刈っていくと、そのときの自分の体積? も質量? も、落ちていく髪の分だけ減るはずなのに、減れば減るほど自分らしさに満たされるという不思議。
落ちた髪をシャワーで流し、はい出来上がり。
これを、週に1度のペースでおこなう。
女子の髪型の好みとして黒髪ロングやツインテールを挙げるのは、たぶんその反動? なのだろう。
※トップ画像は、ツインテール美女のひとり「栗田恵美」@『日本ツインテール協会』より
※※奇抜なヘアスタイルも印象に残る映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001)より、
アニメーションが素晴らしい『The Origin Of Love』を。
しかし名曲だなぁ、涙出てくる。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(19)』
ヒゲも、毎日剃っていた。
きのうから元の坊主姿に戻り、ヒゲも剃らずに済んでいる。
♪ あぁ自由ってすばらしい ♪
と、その程度のことでハッピーなんだから、我ながら可愛いヤツだと思う。
たった3週間のことなのに、その違和感・不快感ったらない。
枕に触れる頭の感触が、いつもとちがう。
シャンプーの泡立ち加減が、いつもとちがう。
帽子かぶるときのフィット感が、いつもとちがう。
汗のかきかた流れかたも微妙に変わるし、なんかもう自分ではないみたい。
中途半端に伸びたので「タワシ的な感触」も失せ、これでは「気持ちいい~♪」とかいって女子に撫でられることもなくなっちまう。
そこで思った、かなり大袈裟にいうが、
単に「モミアゲが嫌いだから」という理由から始めた坊主スタイルが、いまでは自意識と直結するくらい大事なものになっているのだと。
それはヒゲにもいえることで、まさにあれだ、デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』(90)で、ニコラス・ケイジが蛇革のジャケットを指し「俺って人間のシンボルだ」といったのに似ている。
シンボルねぇ。
映画にAVに格闘技にアイドル、Tシャツやハーフパンツ、チャリ、煙草、ビール、エロ本、自慰、ジョギング、そして坊主とヒゲ。
多いのか少ないのかフツーなのかは分からないが、自分はそういうもので出来ている。
20年前はツーブロックで前髪だけ染めていたこともあったのだから、髪型なんて・・・と思ってはいるが、いまではそれが欠けるだけで牧野光永の15%くらいを失った気分になる。
ちょっと繊細に過ぎるよな。
そこで考える。
このまま死ぬまで坊主なのかと。
その可能性は、かなり高い。
そもそも? 頭の形がいいので坊主が似合うし。
しつこい? が、女子に撫でられたいし。
もっといえば、ハゲた薄くなった……という問題とは無縁の存在になるし。
手入れは(長髪より)大変なのだが、見た目は清潔感が漂うといわれるし。
ただ清潔感をアピールし過ぎるのもつまらない? ので、アクセントとしてヒゲを生やしているわけで、、、というのは生やすための口実か、単にヒゲが似合うと思っているから剃りたくないだけなのだ。
チャリの買い替え数には負けるが、バリカンも現在ので(たぶん)6つ目。
風呂場で全裸になり、鏡を見ながら髪を刈っていくと、そのときの自分の体積? も質量? も、落ちていく髪の分だけ減るはずなのに、減れば減るほど自分らしさに満たされるという不思議。
落ちた髪をシャワーで流し、はい出来上がり。
これを、週に1度のペースでおこなう。
女子の髪型の好みとして黒髪ロングやツインテールを挙げるのは、たぶんその反動? なのだろう。
※トップ画像は、ツインテール美女のひとり「栗田恵美」@『日本ツインテール協会』より
※※奇抜なヘアスタイルも印象に残る映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001)より、
アニメーションが素晴らしい『The Origin Of Love』を。
しかし名曲だなぁ、涙出てくる。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(19)』