Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

bravoシネマ

2015-07-19 05:38:52 | コラム
『スターウォーズ エピソード7』の公開まで、いよいよ半年を切った。

基本がインディーズ支持、ビッグバジェット映画についての言及はほとんどしない自分でも、このシリーズはべつでね。

「スターウォーズ展」が開かれたり、ビックリマンチョコとコラボしたり、先方? も、だいぶ前からアレヤコレヤと仕掛けを用意し、映画ファンたちのワクワクを煽っている。

ネット文化が浸透したから―という理由もあるのか、99年から始まった「エピソード1~3」発表時より今回のほうが盛り上がっている気がする。
前回はルーカス自身が監督、今回はちがう、、、のにねぇ。


「エピソード1」の思い出といえば、劇場で度々拍手が起こったこと。

ルーカスフィルムのロゴが表示されたとき。
タイトルがクレジットされたとき。
オビ・ワン=ケノービ(ユアン・マクレガー)の初登場シーン。
そして、アナキン・スカイウォーカーがレースで勝った瞬間。

計4回も、拍手が起こった。
自分の映画体験でも、これを超える拍手の回数はない。

そこできょうは、劇場で拍手が起こった映画の10傑を展開してみたい。


(1)『スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』(99)

場所は、いまは亡き新宿プラザだった。

(2)『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)

インド産、いわゆるマサラムービーが日本でヒットするきっかけを作った作品。

シネマライズ渋谷という洒落たミニシアターが、ちょっとしたダンスフロアと化した。

(3)『カノン』(99)

公開初日、監督が来日していた―というふたつの要素がそろわなければ、こんなキチガイ映画で拍手が起こることはない。

(4)『スピード』(94)

先々行オールナイトだったから、、、という理由もあったのだろうか。
ものすごい盛り上がりだった。

(5)『ワイルド・アット・ハート』(90)

公開時ではなく、デヴィッド・リンチのオールナイト上映で拍手が起こった。

場所は渋谷パンテオン。
入場者プレゼントで「リアルゴールド」が配られたが、日本コカコーラ社の協賛とはいえ「リンチの映画は疲れるから、これでも飲めや」といわれているようで、なんか笑えた。

(6)『マトリックス リローテッド』(2003)

第1作目のヒットを受けての公開だったため、期待値が異様に高かった。

(7)『ツイン・ピークス劇場版』(92)

前日譚がつまらなかったため、ローラ・パーマーが登場する中盤で「やっとだ…」というような拍手が起こった。

(8)『用心棒』(61)

黒澤の特集上映にて。

拍手が起こったのは、もちろん「あばよ!」のシーン。

(9)『トレインスポッティング』(96)

スパッドがドラッグをキメて面接を受けるシーン。

(10)『ダイハード』(88)

妻ホリーが、テレビリポーターを殴るシーン。

前橋の文映レッドで鑑賞―これが、自分にとって生まれて初めての「劇場での拍手体験」だった。


※ハン・ソロは老けたのが一瞬で分かるが、チューバッカはぜんぜん分からない




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『accidentシネマ』
コメント (1)
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