とりせ「つ」→「つ」き(月)
作品そのものにきっちり触れたことはないが、漫画『美少女戦士セーラームーン』の、
「月にかわって、お仕置きよ!」
というのは、素晴らしいフレーズだと思う。
「じっちゃんの名にかけて!」より、好きだなぁ。
あ、実写版は小松彩夏が目当てで観たことはあったっけ。
太陽を見つめつづけるのはけっこう難儀だが、不思議なことに、月はずっと見つめつづけることが出来そう。
明るさという点で、ちょうどいいからだろうか。
宇宙との距離感なんて実感することは不可能なので、見上げているだけだと、なんとなく簡単に月に行けそうな気がする。
しかし。
当然のことだが、ほとんどのひとは「自らの足で」月面を踏むことはない。
ないけれども、地球に最もちかい天体であるし、あれだけはっきりと見えるものだから、いろんなことを想像し易い。
スピルバーグが関わるふたつのプロダクション、アンブリンとドリームワークスのデザイン・ロゴには、どちらにも月が登場している。
前者は満月、後者は三日月というちがいはあるが。
映画史のなかで最も有名な月は、おそらく『月世界旅行』(1902)だろう。
鬼才メリエスによる、映像トリックが満載の楽しいSF映画。
※著作権切れなので、安心して最後までご覧ください(11分48秒)
個人的に印象に残る「月の映画」は・・・
『TOKYO FIST』(95)
竹中直人「―今夜の月が、あんまりすごいんで」
『皆月』(99)
吉本多香美「―みんな月でした。がまんの限界です」
『月はどっちに出ている』(93)
タイトルが印象的なだけで、じつは本編では、月はそれほど・・・いや、ぜんぜん重要ではないのだが。
そして、アンケートにも上位に入りそうな『月の輝く夜に』(87)。
シェールがあまりにも魅力的で、少しオーバーにいえば、月でさえ「その引き立て役」に過ぎないのだが。
ときにロマンチックに、ときに不気味に―月は、抜群の雰囲気を作ってくれる小道具、、、ともいえそう。
で。
ロマンチックな月という、自分に似つかわしくない視点で捉えると・・・
ケビン・クラインとシガーニー・ウィーバーの『デーヴ』(93)になるだろうか。
この映画の月に触れると、自分のようなヤツだって、きゅんきゅんきちゃうわけですよ。
ん?
気持ち悪い?
放っておけって。
次回のしりとりは・・・
つ「き」→「き」ちがい。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『血が出ても好き。』
作品そのものにきっちり触れたことはないが、漫画『美少女戦士セーラームーン』の、
「月にかわって、お仕置きよ!」
というのは、素晴らしいフレーズだと思う。
「じっちゃんの名にかけて!」より、好きだなぁ。
あ、実写版は小松彩夏が目当てで観たことはあったっけ。
太陽を見つめつづけるのはけっこう難儀だが、不思議なことに、月はずっと見つめつづけることが出来そう。
明るさという点で、ちょうどいいからだろうか。
宇宙との距離感なんて実感することは不可能なので、見上げているだけだと、なんとなく簡単に月に行けそうな気がする。
しかし。
当然のことだが、ほとんどのひとは「自らの足で」月面を踏むことはない。
ないけれども、地球に最もちかい天体であるし、あれだけはっきりと見えるものだから、いろんなことを想像し易い。
スピルバーグが関わるふたつのプロダクション、アンブリンとドリームワークスのデザイン・ロゴには、どちらにも月が登場している。
前者は満月、後者は三日月というちがいはあるが。
映画史のなかで最も有名な月は、おそらく『月世界旅行』(1902)だろう。
鬼才メリエスによる、映像トリックが満載の楽しいSF映画。
※著作権切れなので、安心して最後までご覧ください(11分48秒)
個人的に印象に残る「月の映画」は・・・
『TOKYO FIST』(95)
竹中直人「―今夜の月が、あんまりすごいんで」
『皆月』(99)
吉本多香美「―みんな月でした。がまんの限界です」
『月はどっちに出ている』(93)
タイトルが印象的なだけで、じつは本編では、月はそれほど・・・いや、ぜんぜん重要ではないのだが。
そして、アンケートにも上位に入りそうな『月の輝く夜に』(87)。
シェールがあまりにも魅力的で、少しオーバーにいえば、月でさえ「その引き立て役」に過ぎないのだが。
ときにロマンチックに、ときに不気味に―月は、抜群の雰囲気を作ってくれる小道具、、、ともいえそう。
で。
ロマンチックな月という、自分に似つかわしくない視点で捉えると・・・
ケビン・クラインとシガーニー・ウィーバーの『デーヴ』(93)になるだろうか。
この映画の月に触れると、自分のようなヤツだって、きゅんきゅんきちゃうわけですよ。
ん?
気持ち悪い?
放っておけって。
次回のしりとりは・・・
つ「き」→「き」ちがい。
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明日のコラムは・・・
『血が出ても好き。』