Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Playback ’90 ~日本映画~

2017-05-14 00:10:00 | コラム
【すでに東京に帰還したけど、きょうまでサボりコラム】


『TOKYO FIST』

95年・海獣シアター。

監督:塚本晋也
音楽:石川忠
出演:塚本晋也、藤井かほり、塚本耕司


ふたりの男と、ひとりの女の、壮絶な愛の格闘技が始まった―。
(公開時のキャッチコピーより)

ボクシングを扱っているが、ボクシングを描くわけじゃない。
都市と肉体、という独自のテーマを追究しつづけてきた塚本の「20世紀における」集大成のような作品であり、21世紀に突入したいま、塚本はべつのテーマで映画と格闘しつづけている。

物語は、あってないようなものだが、観るという行為そのものに、これほど覚悟を迫る映画も珍しい。





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明日のコラムは・・・

『花の名前』
コメント (1)
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