Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

花の名前

2017-05-15 00:10:00 | コラム
帰省中のあれやこれやを、写真多めで振り返ってみる。


(1)「海なし県が誇こる鮨 ~群馬の名店~」と高評価を得る、『鮨 恵三』で寿司を喰う。






『銀のさら』の寿司が最高最強と思っている自分の馬鹿舌には上品で優し過ぎる握りではあったが、たまにはこういうランチもいいなぁと思った。

しかしいちばん驚いたのは、アンジャッシュ渡部ちゃんもプライベートで訪れていたということ。

片田舎にひっそりと建つ寿司屋までチェックする男なんだから、佐々木希を落としたのも頷けるというものだ。


(2)『あしかがフラワーパーク』で、ちょうど見ごろになっていた藤に触れる。




上京1年目のころ、かーちゃんがここで買ったというテレホンカードを沢山送ってくれた。

電話を待たぬ自分は感謝するも、花を見るのがそんなに楽しいことなのかねぇ、、、などと思ったものである。

自分はそのくらいの花音痴であり、いい当てられる花の名前はたぶん、20に満たない。

今回の藤だって、その美しさに感動を覚えたものの、10年くらい前であれば「これは、なに?」と問われても「藤じゃん」と答えられなかったはずで。

モノカキは知らなくていいことなんか、ないはずなのにね。

ただ・・・
歳を取ったから、なのだろうか、花のよさ? が、少しだけ分かってきた(ような気がする)。


(3)姉夫婦へのお土産に、ハニーが働く店のケーキを持っていった。




パティシエゆえに、いわゆるフツーのケーキを選ぶわけにはいかない、、、という勝手なプレッシャー。

これを持って電車に乗るとなると、崩れないようにするのは「そーとー難儀」なのだけれども。。。


(4)実家の隣りの畑を眺め、クソガキだった過去を想う。




なんの変哲もない畑だが、40年くらい前はビニルハウスで。

ある日曜日、自分は草刈り鎌を用いてビニルを裂いて回ったんだ。

なにが楽しかったんだか分からない、いやクソガキというものは、破壊そのものに快楽を感じるイキモノで。
つまりは、そういうことだったのだろう。

この日の夕刻、自分はチヘド吐くまで殴られた。飛ばされた。蹴られた。

大袈裟ではなく、障子まで飛んだのではなかろうか。


自分が生まれて初めて父親に殴られた日―そのきっかけを作った畑を見て、あぁそんなクソガキ、自分だったら殺していたかもしれないなぁ・・・などと苦笑したのである。

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明日のコラムは・・・

『俳優別10傑 海外「さ行」女優篇(6)』
コメント (2)
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