「映画をひとりで観ても悲しくならないテクとは?~独女時間の正しい過ごし方」というウェブ記事が批判を浴びているという。
まぁ、たしかにハァ? と思うし、感覚が古いなぁと。
時代を捉えようとする批評が、時代遅れっていうね、さすがに恥ずかしいだろう。
タイトルで分かるが、これは女性を対象とした記事。
いちおう読んでみたが、ここ10年、映画館に行ってないひとが書いているのではないか、、、というような内容だった。
ひとりで観にきている女子、いっぱい居るぜ。
しかも「ひとりで観ても悲しくならない」解決法として、館内が暗くなってから入場する/明るくなる前に退場するって、バカじゃなかろうか。
同業者(=文章で金もらってるひと)の作品に対してヤンヤいう男ではないけれど、この駄文には心底腹が立った。

なんだか気分が悪いが。
先日、「(映画館の)どこに座るか問題」を取り上げたので、きょうは「(映画を)誰と観るのか問題」を展開してみよう。
もちろん家などではなく、映画館限定の話である。
何遍もいっているが、あまり器用な人間じゃあない。
映画を複数で観ると、映画以外のことが気になってしまうので、極力ひとりで観ることにしている。
期待している作品であればあるほど、ひとりで観たい。
(しつこいが)このあたりのことを、冒頭のライターさんは理解していないのではないか。
「映画は複数で楽しんで観るもの」という先入観、くだらねーし恐ろしいぜ!!

基本はひとりだが、デート・コースの一部として映画館を使うときだってある。
43年の人生で、20回くらいかな。
これだけだと多いか少ないか分からないが、年100以上の映画館利用数を考えると「えれー」少ない、、、ということになるのか。
映画好きの友人と観るときもある。
デートより少し多く、30回くらいか。
どちらにしても少ないが、それ以上に少ないのが「家族と」になると思う。
18歳以降、独り暮らしというのが効いているわけだが・・・
(1)父親と たぶん10回くらい
『プロジェクトA』(83)、『お葬式』(84)、『ベスト・キッド』(84)、『プラトーン』(86)、『レインマン』(88)、『カクテル』(88)、『マイ・レフト・フット』(89)、『シラノ・ド・ベルジュラック』(90)などなど。
(2)姉と 15回くらい?
『プロジェクトA』、『お葬式』、『ベスト・キッド』、『グレムリン』(84)、『チ・ン・ピ・ラ』(84)、『グーニーズ』(85)、『ファースト・ミッション』(85)、『プラトーン』、『レインマン』、『カクテル』、『もののけ姫』(97)、『交渉人』(98)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(99)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)などなど。
(3)母親と なんと! いちどもなかった涙!!
かーちゃんのことを記したからだろうか、昨晩、久し振りにかーちゃんの夢を見た。
かーちゃんは夢のなかで、しくしく泣いていた。
なぜ泣いていたかは分からないけれども、あぁいちどくらいは、かーちゃんと席を並べて映画を観たかったなぁ、、、などと「ひとり派」の自分でも思ったわけですよ。
皆さんは、(子ども時代を除いて)家族のかたと映画を観ることがありますか―?
※トップ画像と動画は、カルト映画『ドニー・ダーコ』(2001)。
観終えたあと、「何度でも繰り返し観たくなる作品だ」という感想を抱いたのに、そういえば「いちどしか」観ていない笑
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(9)』
まぁ、たしかにハァ? と思うし、感覚が古いなぁと。
時代を捉えようとする批評が、時代遅れっていうね、さすがに恥ずかしいだろう。
タイトルで分かるが、これは女性を対象とした記事。
いちおう読んでみたが、ここ10年、映画館に行ってないひとが書いているのではないか、、、というような内容だった。
ひとりで観にきている女子、いっぱい居るぜ。
しかも「ひとりで観ても悲しくならない」解決法として、館内が暗くなってから入場する/明るくなる前に退場するって、バカじゃなかろうか。
同業者(=文章で金もらってるひと)の作品に対してヤンヤいう男ではないけれど、この駄文には心底腹が立った。

なんだか気分が悪いが。
先日、「(映画館の)どこに座るか問題」を取り上げたので、きょうは「(映画を)誰と観るのか問題」を展開してみよう。
もちろん家などではなく、映画館限定の話である。
何遍もいっているが、あまり器用な人間じゃあない。
映画を複数で観ると、映画以外のことが気になってしまうので、極力ひとりで観ることにしている。
期待している作品であればあるほど、ひとりで観たい。
(しつこいが)このあたりのことを、冒頭のライターさんは理解していないのではないか。
「映画は複数で楽しんで観るもの」という先入観、くだらねーし恐ろしいぜ!!

基本はひとりだが、デート・コースの一部として映画館を使うときだってある。
43年の人生で、20回くらいかな。
これだけだと多いか少ないか分からないが、年100以上の映画館利用数を考えると「えれー」少ない、、、ということになるのか。
映画好きの友人と観るときもある。
デートより少し多く、30回くらいか。
どちらにしても少ないが、それ以上に少ないのが「家族と」になると思う。
18歳以降、独り暮らしというのが効いているわけだが・・・
(1)父親と たぶん10回くらい
『プロジェクトA』(83)、『お葬式』(84)、『ベスト・キッド』(84)、『プラトーン』(86)、『レインマン』(88)、『カクテル』(88)、『マイ・レフト・フット』(89)、『シラノ・ド・ベルジュラック』(90)などなど。
(2)姉と 15回くらい?
『プロジェクトA』、『お葬式』、『ベスト・キッド』、『グレムリン』(84)、『チ・ン・ピ・ラ』(84)、『グーニーズ』(85)、『ファースト・ミッション』(85)、『プラトーン』、『レインマン』、『カクテル』、『もののけ姫』(97)、『交渉人』(98)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(99)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)などなど。
(3)母親と なんと! いちどもなかった涙!!
かーちゃんのことを記したからだろうか、昨晩、久し振りにかーちゃんの夢を見た。
かーちゃんは夢のなかで、しくしく泣いていた。
なぜ泣いていたかは分からないけれども、あぁいちどくらいは、かーちゃんと席を並べて映画を観たかったなぁ、、、などと「ひとり派」の自分でも思ったわけですよ。
皆さんは、(子ども時代を除いて)家族のかたと映画を観ることがありますか―?
※トップ画像と動画は、カルト映画『ドニー・ダーコ』(2001)。
観終えたあと、「何度でも繰り返し観たくなる作品だ」という感想を抱いたのに、そういえば「いちどしか」観ていない笑
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明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(9)』