『ジャッキー・ブラウン』(97)
QTタランティーノの映画のなかでは「比較的」人気の低い作品だと思うが、個人的には『イングロリアス・バスターズ』(2009)の次に好きな作品。
この映画を機に、QTは「映画小僧」から「映画監督」へと成長を遂げた。
若い男女の恋もきらきらして眩くて素敵だけれど、もう若くない男女の恋も味わい深い。
いちばん格好いいシーンは冒頭のクレジットで、これは何度もリンクしている。
ただ、いちばん好きなシーンとなれば、終幕を挙げる。
反復されるテーマ曲『110番街交差点』(ボビー・ウーマック)が、冒頭よりも「深い意味」を持つところが素晴らしい。
この生活から抜け出したい。
自分を変えたい。
そうやって、必死にもがく市井のひとびとの物語―トラビスもキャリーもそういうキャラクターだったわけで、どうやら自分、そんな物語がいちばん好きみたいだ。
♪ Across 110th Street
110丁目を越えれば
Pimps trying to catch a woman that’s weak
女衒どもが弱みを持った女をひっつかまえようと狙ってる
Across 110th Street
110丁目を越えれば
Pushers won’t let the junkie go free ♪
売人どもはただじゃヤクをよこしゃしねえ
※和訳引用…『komasafarina’s』さんのブログより
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(16)』
QTタランティーノの映画のなかでは「比較的」人気の低い作品だと思うが、個人的には『イングロリアス・バスターズ』(2009)の次に好きな作品。
この映画を機に、QTは「映画小僧」から「映画監督」へと成長を遂げた。
若い男女の恋もきらきらして眩くて素敵だけれど、もう若くない男女の恋も味わい深い。
いちばん格好いいシーンは冒頭のクレジットで、これは何度もリンクしている。
ただ、いちばん好きなシーンとなれば、終幕を挙げる。
反復されるテーマ曲『110番街交差点』(ボビー・ウーマック)が、冒頭よりも「深い意味」を持つところが素晴らしい。
この生活から抜け出したい。
自分を変えたい。
そうやって、必死にもがく市井のひとびとの物語―トラビスもキャリーもそういうキャラクターだったわけで、どうやら自分、そんな物語がいちばん好きみたいだ。
♪ Across 110th Street
110丁目を越えれば
Pimps trying to catch a woman that’s weak
女衒どもが弱みを持った女をひっつかまえようと狙ってる
Across 110th Street
110丁目を越えれば
Pushers won’t let the junkie go free ♪
売人どもはただじゃヤクをよこしゃしねえ
※和訳引用…『komasafarina’s』さんのブログより
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(16)』