『ディア・ハンター』(78)
ベトナム戦争を描いた映画で「たったひとつ」を選ぶことは出来ない。
あらゆる面で双璧と評価出来る作品があるためで・・・
だから自分は、『地獄の黙示録』(79)と『ディア・ハンター』のふたつを挙げる。
捕虜にされたことから精神を病んでいくクリストファー・ウォーケンばかりが評価される作品だが、デ・ニーロの抑えた演技も、メリル・ストリープの切な過ぎるキャラクター造形も素晴らしいと思う。
いちばん好きなシーンは、やっぱりここ。
まだベトナムの地獄を知らぬ面々が、『君の瞳に恋してる』を大合唱する。
ベトナムへ行くまでの過程が、「ちょっと」長過ぎるといったひとが居る。
いやいや。
ベトナムから帰還してからの対比のためにも、あの「のどかな」日常風景は必要だったんだよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(17)』
ベトナム戦争を描いた映画で「たったひとつ」を選ぶことは出来ない。
あらゆる面で双璧と評価出来る作品があるためで・・・
だから自分は、『地獄の黙示録』(79)と『ディア・ハンター』のふたつを挙げる。
捕虜にされたことから精神を病んでいくクリストファー・ウォーケンばかりが評価される作品だが、デ・ニーロの抑えた演技も、メリル・ストリープの切な過ぎるキャラクター造形も素晴らしいと思う。
いちばん好きなシーンは、やっぱりここ。
まだベトナムの地獄を知らぬ面々が、『君の瞳に恋してる』を大合唱する。
ベトナムへ行くまでの過程が、「ちょっと」長過ぎるといったひとが居る。
いやいや。
ベトナムから帰還してからの対比のためにも、あの「のどかな」日常風景は必要だったんだよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『やっぱり「ここ」が好き(17)』