Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(283)水川あさみ

2021-09-21 00:10:00 | コラム
83年7月24日生まれ・38歳。
大阪出身。

公式サイト


水川あさみ(みずかわ・あさみ)さん、飾らない感じがよいですね。

クールビューティっぽい雰囲気ではありますが、


その実、ノリがよさそうで。

人気絶頂期は2010年代の中盤であり、結婚して以降は少し落ち着いた―というのが一般的な評価かもしれませんが、いやいや、じつは「いま現在」が最も好調なんじゃないか、、、自分はそう見ています。

その一本が、こちらです



<経歴>

夫は俳優の窪田正孝。


第3回ミス東京ウォーカー。

96年―中学生のころ、『ヘーベルハウス』のCMに出演し芸能界入りを果たす。

映画俳優デビュー作は、97年の『劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』。
堂本剛、ともさかりえ主演。
水川さんはオーディションで、キーパーソンとなるヤン・レイリー役を勝ち取りました。

『ときめきメモリアル』(97)、『走れ!イチロー』(2001)、
劇場公開時には存在を知らず、DVDで観返したときに気づき驚いた『GO』(2001)の、チマチョゴリの少女。


『仄暗い水の底から』(2002)、『ラストシーン』(2002)、『サル』(2003)。

2003年、『渋谷怪談』で初主演を飾る。

『69 sixty nine』(2004)、『深紅』(2005)、『絶対恐怖 Pray プレイ』(2005)、『スクールデイズ』(2005)、『殴者』(2005)、『まだまだあぶない刑事』(2005)、『同じ月を見ている』(2005)、『明日の記憶』(2006)、『西遊記』(2007)、『アイ・アム I am.』(2008)、『カメレオン』(2008)。

そして。
『のだめカンタービレ最終楽章』「前編」(2009)と「後編」(2010)、『彼岸島』(2010)、『今度は愛妻家』(2010)―この3本の映画が立てつづけに公開され、「おっ、水川さんの時代が来そうだな」と思うようになりました。

主演も出来るけど、どちらかというと助演で輝くひとだなぁと。
もっとこのひとの演技を見てみたいなぁと。

『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(2011)、『RETURN ハードバージョン』(2013)、『バイロケーション』(2014)の「表」と「裏」、『太陽の坐る場所』(2014)、『近キョリ恋愛』(2014)、『福福荘の福ちゃん』(2014)、『後妻業の女』(2016)、『ホペイロの憂鬱』(2018)…うん、目立ってきましたね。

2020年―前述したとおり、「ほんとうの」絶頂期が訪れます。
『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(2020)、濱田岳との息もぴったりだった『喜劇 愛妻物語』(2020)、草彅剛の俳優としての可能性が広がった佳作『ミッドナイトスワン』(2020)、『滑走路』(2020)、

『アンダードッグ』(2020)、


最新作は、オムニバス『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(2021)の「バックヤードにて」篇。

今後もマイペースで楽しませてくださいね、
Are You Gonna Go My Wayでね!!

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(284)水野真紀』
コメント
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