にっぽん女優列伝（２８０）松嶋菜々子

７３年１０月１３日…わっ同級生になるのか知らなかった、４７歳。
横浜出身。

公式プロフィール


１７３ｃｍの長身、ヤマトナデシコな容姿を誇る松嶋菜々子（まつしま・ななこ）さん。

人気なのは分かりますし、自分も「おっ…」と思わないこともないのですけれど、映画俳優さんとしては「それほど…」だったりします。

初期代表作のこちらは映画史にも残ると思うのですが、


たとえば個人的にものすご～く期待していた『ホワイトアウト』（2000）なんかは、まぁ出来が悪いのは監督の所為だとは理解するものの、とくに松嶋さんの描きかたがひどかったので、松嶋さん本人に対する印象も悪くなってしまったり。

『家政婦のミタ』（2011、日本テレビ）などの当たり役もありますし、テレビドラマにおける打率のほうがよい印象です。


自分は、『Ｓｗｅｅｔ Ｓｅａｓｏｎ』（98、ＴＢＳ）が好きでしたね。

＜経歴＞

夫はポイズン反町隆史（バカにしてません(^^;)

お子さんがふたり。

旭化成水着マスコットガール、アサヒビールのイメージガール、２代目『きれいなおねえさん』などを務める。



スカウトされて芸能界入りを果たし、『とんねるずのみなさんのおかげです』（94～、フジテレビ）の無茶なパフォーマンス（？）で話題を呼ぶ。

映画俳優デビュー作は、９７年の『恋と花火と観覧車』。

翌年の『リング』（98）と『らせん』（98）でヒロインを熱演、映画もＪホラーブームを作り出すほどのヒットを記録する。

前述した大駄作『ホワイトアウト』、
『犬神家の一族』（2006）、『眉山 ―びざん―』（2007）、
「なぜ創った？」と開いた口が塞がらなかった『ゴースト もういちど抱きしめたい』（2010）、
『犬とあなたの物語 いぬのえいが』（2011）、

『リング』とともに代表作と呼べるであろう『藁の楯』（2013）、


『祈りの幕が下りる時』（2018）、『町田くんの世界』（2019）、『ＡＩ崩壊』（2020）、
最新作は公開中の三池崇史監督作『妖怪大戦争 ガーディアンズ』（2021）。

・・・まっ、並べてみると、けっしてダメなわけではない映画キャリアです。
ただ「２回ほど」の躓きのダメージが、ひとによってはかなりのインパクトを残してしまった、、、というわけで。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝（２８１）松雪泰子』