Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(392)

2021-09-28 00:45:51 | コラム
りいまじねー「しょん」→「しょん」べん

洗濯機のことを「せんたくき」ではなく「せんたっき」といってしまうのと同様、
小便を「しょうべん」ではなく「しょんべん」といってしまうひと、、、訂正、基本は男だよね、男が多い。

あっ、洗濯機とは少し意味合いがちがうか。
なぜなら「せんたっき」は単なる「いいまちがい」に過ぎないが、「しょんべん」は俗語として「認められている」から。

自分も「しょんべん」というし、長渕の歌詞にだって「しょんべん」とあるし、

♪ 泣きっ面にしょんべん、ひっかけられた夜 ♪

※みんないうけど…
70年代との見た目の差が・笑


それにほら、ションベン横丁(現・思い出横丁)だってあるじゃないか!


しょうべんしょんべんうるせーな! 下品だよ!!
あぁそうさ自分は品がないさ、それのなにが悪い!?

と自分ツッコミをしたところで(^^;)、映画の話を。


『どこまでもいこう』(99)

友達と「連れしょん」しにトイレに入ったはいいが、結局は「くそっ、出ないよ!」となる男子あるある的描写。

こういう、なんてことないシーンを描けるかどうかで、じつは映画のリアリティって決まってくる。



『メジャーリーグ』(89)

罰則など契約ににないことを指摘する選手に対し、監督はその契約書を地面に放り、その上からしょんべんをひっかける。

「くそ」ではないが、「くそくらえ」描写として最高のひとつ。




『皆月』(99)

花村萬月の小説を映画化、奥田瑛二・吉本多香美・荻野目慶子、そして北村一輝が出演。

吉本多香美が「野しょんべん」する姿を奥田が覗き、吉本が恥ずかしがるというポルノチックなシーンがあって、けっこうゾクゾクする。

とはいえ最も印象に残るのは、北村の「鬼」「キチガイ」っぷりだろう。
演技賞モノですよ。



この3つが、映画のなかで印象に残る「しょんべん」シーンかな。

映画好きでも、こんな3傑を挙げる「しょんべん小僧」は自分くらいなものでしょう。

いやいや、そんなことないよね。
みんな隠しているだけで、こういうことが好きなはずだから。


次回のしりとりは・・・
しょん「べん」→「べん」とう。

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明日のコラムは・・・

『「芯」が抜けたぜ!!』
コメント
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