いか「り」→「り」いまじねーしょん
リメイク(=remake)は、オリジナル作品を新たに創り直すこと。
似ているけれど「ちょっと」、いや作品によっては「だいぶ」異なるのがリ・イマジネーション(=reimagination)。
リブート(reboot)という用語もあって、少し前は「リ・イマジネーションとリブートはちがう」などという声もあった気がするけれど、はっきりいって同意だと思う。
rebootとは再起動を意味していて、
リメイクがオリジナルの設定や構造を「どちらかというと」尊重して創作されるのに対し、
リ・イマジネーションやリブートは、そのことに重きを置かず「一から仕切り直す」ことにより、固定ファンだけでなく、新たなファンを獲得することを目的としている。(それだけじゃないだろうけれど)
こういう流れがつづくと「ハリウッドもネタ切れなのか」というネガティブな声も聞かれるようになるが、実際そういうところもあるかもしれない。
それが事実であったとしても、面白いものが出来ればなんだっていい―多くの観客の本音はそんなものだと思うし、自分もそうだったりする。
ただ実際はどうかというと、なかなか「うまくいっていない」。
『ロボコップ』…87年にオリジナルが制作され、シリーズ化もされた。
2014年、リ・イマジネーション化されて公開。
子ども向けに過ぎなかったヒト/サイボーグの物語を、実際の戦場を知るポール・バーホーベンが監督―オリジナルは、だからこそ成功したといっていいでしょう。
悪はとことん悪であるし、それでいて悪側のロボットはなんとなく愛嬌さえ感じられたし。

つまりは、ケレンさえもプラスに働いたと。
2014年版、デザインは洗練されたかもしれないが、洗練がプラスに働かないこともある、、、ということを証明してしまった。
『トゥームレイダー』
2001年―人気ゲームをアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化。
じつは、このオリジナルでさえうまくいってない。
印象に残るのは、U2の主題歌だけだもんね。
2018年―『トゥームレイダー ファースト・ミッション』としてリ・イマジネーション化。
主演の子は頑張っていたし、

オリジナルの評価が「あまり」高くないぶん、本作が不評だったという声もあまり聞かない。
・・・が、だからといって好評だったわけでもないっていう。
『猿の惑星』(68)
SF映画の「大」傑作をティム・バートンが再構築してみせた『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)で、おそらく初めてリ・イマジネーションということばが使用された。
しかしバートン、気負い過ぎたか不発に終わる。
収穫は、エステラ・ウォーレンくらいなもので。

ただ2011年から始まった3部作は「その前夜」を描くという発想が素晴らしく、ここに挙げた映画のなかで最も成功したリ・イマジネーションだと思う。
『猿の惑星: 創世記』
ほかに・・・
『燃えよデブゴン』(78)という邦題を受け継いだのがまずい気がする2020年の『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』(2020)、

『ゴーストバスターズ』(84)のメンバーを全員「女性」にしてみたという発想が逆に白ける2016年度版、
・・・などなど、成功したほうが稀という結果になってしまっている。
それでもやめられないのが映画屋の博打魂というかね、そこに呆れつつ、「次こそ…」と期待してしまう自分らともども、しょーもない奴らだなぁとは思う笑
あすのしりとりは・・・
りいまじねー「しょん」→「しょん」べん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(392)』
リメイク(=remake)は、オリジナル作品を新たに創り直すこと。
似ているけれど「ちょっと」、いや作品によっては「だいぶ」異なるのがリ・イマジネーション(=reimagination)。
リブート(reboot)という用語もあって、少し前は「リ・イマジネーションとリブートはちがう」などという声もあった気がするけれど、はっきりいって同意だと思う。
rebootとは再起動を意味していて、
リメイクがオリジナルの設定や構造を「どちらかというと」尊重して創作されるのに対し、
リ・イマジネーションやリブートは、そのことに重きを置かず「一から仕切り直す」ことにより、固定ファンだけでなく、新たなファンを獲得することを目的としている。(それだけじゃないだろうけれど)
こういう流れがつづくと「ハリウッドもネタ切れなのか」というネガティブな声も聞かれるようになるが、実際そういうところもあるかもしれない。
それが事実であったとしても、面白いものが出来ればなんだっていい―多くの観客の本音はそんなものだと思うし、自分もそうだったりする。
ただ実際はどうかというと、なかなか「うまくいっていない」。
『ロボコップ』…87年にオリジナルが制作され、シリーズ化もされた。
2014年、リ・イマジネーション化されて公開。
子ども向けに過ぎなかったヒト/サイボーグの物語を、実際の戦場を知るポール・バーホーベンが監督―オリジナルは、だからこそ成功したといっていいでしょう。
悪はとことん悪であるし、それでいて悪側のロボットはなんとなく愛嬌さえ感じられたし。

つまりは、ケレンさえもプラスに働いたと。
2014年版、デザインは洗練されたかもしれないが、洗練がプラスに働かないこともある、、、ということを証明してしまった。
『トゥームレイダー』
2001年―人気ゲームをアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化。
じつは、このオリジナルでさえうまくいってない。
印象に残るのは、U2の主題歌だけだもんね。
2018年―『トゥームレイダー ファースト・ミッション』としてリ・イマジネーション化。
主演の子は頑張っていたし、

オリジナルの評価が「あまり」高くないぶん、本作が不評だったという声もあまり聞かない。
・・・が、だからといって好評だったわけでもないっていう。
『猿の惑星』(68)
SF映画の「大」傑作をティム・バートンが再構築してみせた『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)で、おそらく初めてリ・イマジネーションということばが使用された。
しかしバートン、気負い過ぎたか不発に終わる。
収穫は、エステラ・ウォーレンくらいなもので。

ただ2011年から始まった3部作は「その前夜」を描くという発想が素晴らしく、ここに挙げた映画のなかで最も成功したリ・イマジネーションだと思う。
『猿の惑星: 創世記』
ほかに・・・
『燃えよデブゴン』(78)という邦題を受け継いだのがまずい気がする2020年の『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』(2020)、

『ゴーストバスターズ』(84)のメンバーを全員「女性」にしてみたという発想が逆に白ける2016年度版、
・・・などなど、成功したほうが稀という結果になってしまっている。
それでもやめられないのが映画屋の博打魂というかね、そこに呆れつつ、「次こそ…」と期待してしまう自分らともども、しょーもない奴らだなぁとは思う笑
あすのしりとりは・・・
りいまじねー「しょん」→「しょん」べん。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(392)』