Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(94)ジェームズ・ウッズ

2023-09-09 00:10:00 | コラム
47年4月18日生まれ・76歳。
アメリカ出身。

主に80~90年代、米映画の代表的なクセモノ俳優といえばウッズでした。
メインもサブもお任せ、
ただどちらかというと「ド」メジャーというよりは、作家主義の監督が撮った映画で輝くひとかな。


※今年、リマスター版が公開。
自分も初めて、この奇怪な傑作をスクリーンで拝むことが出来ました^^



<経歴>

名門、マサチューセッツ工科大学中退。
じつはIQ180の知能指数を持ち、MITで学んだのも頷ける。(中退なのは、すでに舞台デビューを果たしており、そのキャリアを優先させたことによる)

映画俳優デビュー作は、72年の『突然の訪問者』。
『追憶』(73)や『ナイトムーブス』(75)、『クワイヤボーイズ』(77)などしばらく端役がつづき、82年のクローネンバーグ監督作『ヴィデオドローム』で初めて注目を受ける。

84年、セルジオ・レオーネ入魂の大作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で「すぐキレる」マックスを熱演する。


『カリブの熱い夜』(84)、
オリバー・ストーンが監督、戦場ジャーナリストを演じ評価された『サルバドル/遥かなる日々』(86)、
『ザ・コップ』(88)。

この88年、『ブレードランナー』(82)のレイチェルで知られるショーン・ヤングからストーカー被害に遭ったと彼女を告発。(のちに和解)
そう、この事件でいうのもアレなんですが、モテるんですよね。とても^^


『ハード・ウェイ』(91)、チャップリンの伝記映画『チャーリー』(92)、甘くはなったが嫌いにはなれないリメイク・アクション『ゲッタウェイ』(94)、スライ&シャロン・ストーンが共演した『スペシャリスト』(94)、『KILLER/第一級殺人』(95)。

『カジノ』(95)ではスコセッシ組に初参加、しょーもないヒモをリアリティたっぷりに演じる。


『ニクソン』(95)、
数々の演技賞に輝いた『ゴースト・オブ・ミシシッピー』(96)、


ジョディ・フォスターの『コンタクト』(97)、『トゥルー・クライム』(99)、『ヴァージン・スーサイズ』(99)や『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』(99)、『エニイ・ギブン・サンデー』(99)。
『サンキュー、ボーイズ』(2001)、『ジョンQ ―最後の決断―』(2002)、
リメイクに縁があるのか『わらの犬』(2011)などなど、滅多に主演は張らないものの、安定の演技で映画をしめる。

近作に『スティーブ・ジョブズ』(2013)や『ホワイトハウス・ダウン』(2013)など。


年齢も関係あるのか、最近はぜんぜん見かけなくて寂しいです。。。


次回の列伝は、ジェームズ・カーンさんから。

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明日のコラムは・・・

『DOPING PANDA』
コメント
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