おきな「わ」→「わ」ーぐなー
映画とクラシックの幸福な結婚―というものがあり得るということを力強く証明した作品は、やはりウォルト・ディズニーによる『ファンタジア』(40)でしょう。
その28年後に発表された『2001年宇宙の旅』(68)における、シュトラウスの『美しき青きドナウ』あたりは「まちがいなく」その影響下にあるのでは?
と思っているのだけれど、どうですかね^^
以下、自分の好きな「映画×クラシック」3選。
①ヴィヴァルディ『マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425 第1楽章』…『クレイマー、クレイマー』(79)
②バッハルベル『カノン』…『カノン』(98)
③バツハ『管弦楽組曲第3番より 「G線上のアリア」』…『セブン』(95)
このお題でアンケートを取った際に、必ず上位に食い込むであろうと思われるのがワーグナーの『ワルキューレの騎行』を使用した『地獄の黙示録』(79)でしょう。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー、19世紀の音楽界を代表するドイツの「大」作曲家。
亡命やら、
バイエルン国王(=狂王!)ルートヴィヒ2世との関係性など、
このあたりの知識がないと難しいところはありますが、濃ゆい、じつに濃ゆい69年の人生でした。
その生涯は置きっぱなしにしておいて(!!)、
『ワルキューレの騎行』がインパクト強過ぎて、それ以外はどんな?と思っているひとも多いのでは?
でもほかのクラシック作曲家と同様に、我々は知らぬ間にワーグナーの作品に「けっこう」触れていて。
その最たるものが、『ローエングリン』つまり「結婚行進曲」です。
そう、アレのことねアレ。
『昼下がりの情事』(57)で使用された『トリスタンとイゾルデ』、『独裁者』(40)のラストで使用された『ローエングリン』も有名かな、
個人的には『タンホイザー』を取り上げた『ミーティング・ヴィーナス』(91)が好きです。
この楽曲は、そういえば唐沢版『白い巨塔』(2003、フジテレビ)でも使用されていましたね。
ワーグナーという「ヒト」について興味を抱いた向きには、ヴィスコンティによる怪作『ルートヴィヒ』(72)をおすすめしましょう。
やや極端なキャラクターとして描かれていますが、まぁ、史実には忠実であるようです。
次回のしりとりは・・・
わーぐ「なー」→「なー」とぅ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『サラなのか、クラリスなのか・・・』
映画とクラシックの幸福な結婚―というものがあり得るということを力強く証明した作品は、やはりウォルト・ディズニーによる『ファンタジア』(40)でしょう。
その28年後に発表された『2001年宇宙の旅』(68)における、シュトラウスの『美しき青きドナウ』あたりは「まちがいなく」その影響下にあるのでは?
と思っているのだけれど、どうですかね^^
以下、自分の好きな「映画×クラシック」3選。
①ヴィヴァルディ『マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425 第1楽章』…『クレイマー、クレイマー』(79)
②バッハルベル『カノン』…『カノン』(98)
③バツハ『管弦楽組曲第3番より 「G線上のアリア」』…『セブン』(95)
このお題でアンケートを取った際に、必ず上位に食い込むであろうと思われるのがワーグナーの『ワルキューレの騎行』を使用した『地獄の黙示録』(79)でしょう。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー、19世紀の音楽界を代表するドイツの「大」作曲家。
亡命やら、
バイエルン国王(=狂王!)ルートヴィヒ2世との関係性など、
このあたりの知識がないと難しいところはありますが、濃ゆい、じつに濃ゆい69年の人生でした。
その生涯は置きっぱなしにしておいて(!!)、
『ワルキューレの騎行』がインパクト強過ぎて、それ以外はどんな?と思っているひとも多いのでは?
でもほかのクラシック作曲家と同様に、我々は知らぬ間にワーグナーの作品に「けっこう」触れていて。
その最たるものが、『ローエングリン』つまり「結婚行進曲」です。
そう、アレのことねアレ。
『昼下がりの情事』(57)で使用された『トリスタンとイゾルデ』、『独裁者』(40)のラストで使用された『ローエングリン』も有名かな、
個人的には『タンホイザー』を取り上げた『ミーティング・ヴィーナス』(91)が好きです。
この楽曲は、そういえば唐沢版『白い巨塔』(2003、フジテレビ)でも使用されていましたね。
ワーグナーという「ヒト」について興味を抱いた向きには、ヴィスコンティによる怪作『ルートヴィヒ』(72)をおすすめしましょう。
やや極端なキャラクターとして描かれていますが、まぁ、史実には忠実であるようです。
次回のしりとりは・・・
わーぐ「なー」→「なー」とぅ。
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明日のコラムは・・・
『サラなのか、クラリスなのか・・・』