Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

DOPING PANDA

2023-09-10 00:10:00 | コラム
先日―格闘技団体RIZINの記者会見がおこなわれ、木村“フィリップ”ミノルのドービング検査(の結果)が陽性であることが発表された。

以前から「肉体の、異様な変化」について多くの言及がなされ、疑惑の目が向けられていた選手。

検査のきっかけとなったロクク・ダリ戦。

ダリは立ったまま失神、その数秒後に倒れた。


格闘技を観慣れているファンからしても、ちょっとフツーではないKO劇だった。

少し遡って矢地祐介戦。

開始からわずか数秒でKO、


ヤッチくんは死んだかのように失神していた。



木村はこの2試合の前後に禁止薬物を摂り入れていたことを認めたものの、
疑いの目を向けられ始めたK-1時代の後期については服用を否定している。

それが真実かどうかは分からないが、ちょっと万引きGメン時代を思い出した。

「(今回が)初めてかどうか」の問いに対し、「いえ、何遍もやってます」と答えるものは少ない。
いい切ってしまえば、皆無といっていい。
確認も実証も出来ない罪を背負うことはないものね。

しかし、その証言を信じるGメンは「もちろん」居ない。
とりあえず聞いてみたに過ぎない、、、のだが、こころのどこかで、正直に告白してくれないかな~。とも思っている。

この書きかたで分かるだろうが、ほとんどの格闘家、ファン、そして自分も、木村のソレを信じていない。

だって「あるときから突然、異様に強くなった」のだもの!!
しかもK-1脱退後、ボクシングへ転向するはずだったのに、そうしなかった。
つまり検査が厳しいから?
検査がゆるいほう、ゆるいほうへと向かっていったのではないか―そう思われても仕方ないキャリアを築いているのだった。

同業者たちはいう、
ドーピングした選手は、武器を持ってリングにあがったに等しい、、、と。

上の2試合はノーコンテストとなったが、ダリややっちくんに後遺症が「残っていない、とはいい切れない」。
だってムダに失神したんだよ、多くの観衆の前で。
恥の意識?もあって本人が主張出来ないのであれば、周りがもっといってよいかもしれない。
ダリはもちろん、ヤッチくんなんて彼女は川口春奈ちゃんなんだよ、すごい影響力のある子だから、彼女がなにかいえば、もっと保障金というか、そういうものが出る可能性だってあるし。


ちなみに木村への処分は半年間の出場停止・・・これに関しても「甘い」とブーイングの嵐。
いちど躓いたものへのセカンドチャンスは自分も「あるべき!」だとは思うが、さすがにこの期間は短過ぎる!!と思うなぁ白けるなぁ!!!


※DOPING PANDA…このバンドのドラムのかたと、バイト先が一緒でした^^



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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(77)原田知世』
コメント (2)
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