某日―。
映画好きの友人とサシで呑み。
ネットでのやりとりも「ほぼ」していなかった状態での「7年ぶりの」再会なので、観てきた映画の感想をいいあうだけで4時間くらいが経過する(^^;)
自然と、2010年代~2020年代はじめの映画史総括が出来たかな。
彼は庵野フリーク、しかしエヴァを除いた「シン」シリーズに強い不満を抱いていた。
曰く「シンって再構築じゃないの? いつまで昭和の世界やっているの?」
たとえば『シン・仮面ライダー』(2023)の緑川ルリ子(浜辺美波)のキャラクター設定はどうだろう。
綾波臭が漂っているのは同じ作家だから仕方ないとはいえ、
泣くときに男の胸を借りたり、着替える際の描写とか、実際そんな子は居るのか?という。
オタク、、、訂正「古い」オタクが喜ぶ女性像。いまは令和だぞって。
それは『シン・ウルトラマン』(2022)の、長澤まさみ(=尻を叩いて気合いを入れる)にもいえること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7b/59503ac5c7a8d8d2215e5398e78284bd.jpg)
フツーに描けないのか―そう思うらしい。
なるほど、すごく分かる。
そこで、理想の、自立した、ヒロイン像とは?みたいな話になる。
『エイリアン』シリーズ(79~)のリプリーや、『ターミネーター』シリーズ(84~)のサラだと、ちょっと強過ぎるかもしれない。
彼が挙げたのは、クラリス・スターリング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/75/93a4da20c015c190c6c72e3fa9568fb3.jpg)
あぁ、分かる分かる。
強いけど、弱さもある。
いろいろと成長段階にあって。
男からの好奇な視線や、それに不快感を覚えながらも「いつものこと…」と、少し諦めているようなところが見える。
91年の映画なのに、アンノさんの視点より現代的じゃね??
自分が挙げたのは、「真の平等主義」という意味で・・・
①成龍映画に出ていたころのマギー・チャン、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/55/a2757847760595ea523a16fc5db66293.png)
成龍と同様に、身体・精神とも傷つくからね。
そして、
②塚本晋也の映画におけるヒロイン、とくに『TOKYO FIST』(95)の藤井かほりと『六月の蛇』(2002)の黒沢あすか。
ジェンダーの壁を意識しつつ、そこに抗ったり、折り合いをつける姿勢が少しくらいはないと!!
そんな話を展開していたら、いつの間にか終電を逃してしまった、、、というオチなのであります(^^;)(^^;)(^^;)
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『日本女優別10傑(80)樋口可南子』
映画好きの友人とサシで呑み。
ネットでのやりとりも「ほぼ」していなかった状態での「7年ぶりの」再会なので、観てきた映画の感想をいいあうだけで4時間くらいが経過する(^^;)
自然と、2010年代~2020年代はじめの映画史総括が出来たかな。
彼は庵野フリーク、しかしエヴァを除いた「シン」シリーズに強い不満を抱いていた。
曰く「シンって再構築じゃないの? いつまで昭和の世界やっているの?」
たとえば『シン・仮面ライダー』(2023)の緑川ルリ子(浜辺美波)のキャラクター設定はどうだろう。
綾波臭が漂っているのは同じ作家だから仕方ないとはいえ、
泣くときに男の胸を借りたり、着替える際の描写とか、実際そんな子は居るのか?という。
オタク、、、訂正「古い」オタクが喜ぶ女性像。いまは令和だぞって。
それは『シン・ウルトラマン』(2022)の、長澤まさみ(=尻を叩いて気合いを入れる)にもいえること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7b/59503ac5c7a8d8d2215e5398e78284bd.jpg)
フツーに描けないのか―そう思うらしい。
なるほど、すごく分かる。
そこで、理想の、自立した、ヒロイン像とは?みたいな話になる。
『エイリアン』シリーズ(79~)のリプリーや、『ターミネーター』シリーズ(84~)のサラだと、ちょっと強過ぎるかもしれない。
彼が挙げたのは、クラリス・スターリング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/75/93a4da20c015c190c6c72e3fa9568fb3.jpg)
あぁ、分かる分かる。
強いけど、弱さもある。
いろいろと成長段階にあって。
男からの好奇な視線や、それに不快感を覚えながらも「いつものこと…」と、少し諦めているようなところが見える。
91年の映画なのに、アンノさんの視点より現代的じゃね??
自分が挙げたのは、「真の平等主義」という意味で・・・
①成龍映画に出ていたころのマギー・チャン、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/55/a2757847760595ea523a16fc5db66293.png)
成龍と同様に、身体・精神とも傷つくからね。
そして、
②塚本晋也の映画におけるヒロイン、とくに『TOKYO FIST』(95)の藤井かほりと『六月の蛇』(2002)の黒沢あすか。
ジェンダーの壁を意識しつつ、そこに抗ったり、折り合いをつける姿勢が少しくらいはないと!!
そんな話を展開していたら、いつの間にか終電を逃してしまった、、、というオチなのであります(^^;)(^^;)(^^;)
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明日のコラムは・・・
『日本女優別10傑(80)樋口可南子』