Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(80)樋口可南子

2023-09-29 00:10:00 | コラム
~樋口可南子のキャリア10傑~

奇人?だよね、
奇人・糸井重里夫人の可南子さん64歳。


「脱ぎっぷりがよい」という表現があるけれど、俳優は身体性を伴う職業だから、そのあたりは当然じゃね?
むしろ、もったいぶっている若手はどうなんかね?と思っている自分なのでありました^^


(1)『ときめきに死す』(84)

タイトル(原作小説は丸山健二)よし、キャスティング(沢田研二×杉浦直樹×可南子さん)よし、天才モリタの演出もキレがあってよし、
80年代を代表する映画かと。



(2)『ベッドタイムアイズ』(87)

山田詠美の小説家デビュー作を神代辰巳が映画化、黒人米兵との同棲生活を送るヒロインの日常を描く。



(3)『戒厳令の夜』(80)

映画俳優デビュー作。
チリ・クーデター(=73年9月)を背景とした、五木寛之の小説を映画化。


(4)『浪人街』(90)

マキノ正博の代表作、4度目のリメイク。
監督は黒木和雄、主演は原田芳雄。


(5)『女殺油地獄』(92)

近松門左衛門モノだが、演出は五社英雄なので、よい意味でも悪い意味でも五社ワールド全開。近松臭は微塵も感じられない・・・が、可南子さんと藤谷美和子が艶やかでそんなことどうでもよくなる。



(6)『アキレスと亀』(2008)

北野武が迷走期に撮ったひとつ。
とはいえ、そのなかでは及第点だろうか。



(7)『明日の記憶』(2006)

渡辺謙主演、若年性アルツハイマー病をテーマとした物語。
可南子さんは、妻役。


(8)『座頭市』(89)

勝新の演出版。
真剣事故により、作品そのものの評価は正当になされなかった。



(9)『北斎漫画』(81)

演出は新藤兼人、葛飾北斎の伝記映画。
北斎を演じるのは、緒形拳。


(10)『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』(85)

シリーズ35作目。
天涯孤独な若菜を演じた可南子さん、すごくよかった。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『バンダナ、外します^^』
コメント
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