Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

美女狂い

2013-05-16 00:15:00 | コラム
先日は13年度上半期の映画についてまとめたので、
映画の次は美女っしょ? と、誰に同意を求めているのか分からんが、気になった女子を挙げてみたい。

外国人まで加えると30人を「軽く」超えるので、日本人に限定。

さらに、毎度のこと? だが、perfumeかしゆかと、夏目三久、それから、しょこたん中川翔子は殿堂入りとする。
・・・って、なんか、エラソーだな自分。


(1)秋篠宮佳子ちゃん

「さま」はイヤだけど、敬称略っていうのも、ちょっとちがう気がする。
だから、いちおう「ちゃん」をつけておく。

ひじょうにイヤらしい書きかたをするが、どんな男と一緒になるのだろうかと思う。

(2)橋本愛

女優。

去年からの好調をキープ。

ドコモのCMや『あまちゃん』効果で、知名度もかなーりアップ。

(3)北乃きい

女優。

現在、Eテレの『中国語講座』に出演していて、彼女観たさに毎週録画している。

彼女目当てなので、当然、中国語はぜんぜん覚えていない。

(4)能年玲奈

女優。

『あまちゃん』主役。

この起用が決定した時点で、本年の飛躍は確定だった。

(5)菊田真衣子(まいまい)

女子大生モデル。

フェイスブックでコメントすると、ちゃんと返信してくれる。
なんかもう、それだけでうれしかったりする。

(6)高尾祥子

女優。

『戦争と一人の女』に出演。

(7)尾野真千子

女優。

去年末の放送だが、いまごろになって清張原作の特別ドラマ『疑惑』(フジテレビ)を観た。

女優だなぁ! いい女だなぁ! と思った。
彼女を発掘した河瀬直美は、えらい!

(8)西川ゆい

デビューしたばかりの、現役女子大生AV嬢。

かわいい!

(9)重盛さと美(トップ画像)

タレント。

最近、取材をした。

イライラする馬鹿と微笑ましい馬鹿っていると思うのだが、彼女はまちがいなく後者。

(10)枡田絵理奈

TBS女子アナ。

TBSに取材に行ったとき、偶然すれ違う。

すっげいいニオイがして、なんにもしてないけれど、直後にトイレの個室に入った。

いや、だから、なんにもしてないって!!


※映画『桐島~』用の主題歌PV@高橋優、『陽はまた昇る』




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初体験 リッジモント・ハイ(42)

2013-05-15 01:30:00 | コラム
きのうの「映画と自転車」で、うっかり忘れた作品がふたつある。

これ忘れちゃダメじゃん! という、『自転車泥棒』(48)と『明日に向って撃て!』(69)。
ニューシネマ礼讃人間なので、後者のほうが好きかな。

歌でいうと、おニャン子の『真っ赤な自転車』。

これ創ったというだけで、秋元さんのことを尊敬する、、、くらいに好き。





さて。
チャリダー歴「そこそこ」のオメーは、事故ったことがないのか―だって?

あるあるある、そりゃあ、ある。

自転車が破壊されるほどの事故―自動車との衝突―はないが、チャリダー同士の衝突は、けっこう多い。

小さな事故まで数えると、20回くらいはあったのか。

いちばんよく覚えているのは、坂道で自分が上り/相手(同年代男性)が下り、というシチュエーション。

ブレーキが甘かったのかな、相手は軽い叫び声? を発しながら自分の自転車に突っ込んできて、スピードも出ているから避けられなかった。
で、ふたりとも転倒。

そのときに乗っていたのが15万くらいする自転車で、詳しくないひとだって一目で「そこそこ高いもの」であることが分かる、、、からだろう、相手は出血/こっちは無傷なのに、

「大丈夫ですか、大丈夫ですか、自転車」
「・・・まぁ、大丈夫かと。あなたは?」
「自分はいいんです、だって見るからに、いい自転車だから」
「(笑う)まぁ、安くはないですけど、見た感じ、どこにも傷は」
「ほんとうですか、壊れてないですか」
「大丈夫っぽいですね」
「よかったー」

弁償とか、そういうことが頭に浮かんだのだろう。
よほどひどいことがないかぎり「吹っかける」つもりはない、だから、お互い気をつけましょうといって別れた。


ネットニュースで、自転車に轢かれた老人が死んだという記事を読んだ。

そうなんだよなぁ、死ぬこともあるんだよなぁ・・・。

もちろん自動車ほどではないけれど、歩行者にとっては自転車だって凶器で。
気をつけたいよね。みんながみんな、成龍のようにはいかない(トップ画像)のだから。


自転車「初体験」の話。

最初に買ってもらったのは、保育園の年長さんのころだったと思う。
青い自転車、、、としか覚えていない。

庭で散々乗り回し、遊び疲れた自分は自転車をきちんとかたすことを忘れて夕飯を食べに家に戻った。
その直後のことである、会社から帰ってきた父親の自動車が、自分の自転車を粉砕したのは。

その衝撃音だけは、今でもはっきりと覚えている。

ぐわっしゃーーーん!

とかではなく、

もっと鈍い、そして、あまりにも短い絶命の音だった。

メリッ、、、みたいな。
あれだ、『ターミネーター』の一作目(84)、完全に潰されたT―800のような感じ。

たぶん死角で、とーちゃんはまったく見えてなかったのだろう、なにが起きたのか理解出来ていないようだったし。

ほとんど自分の所為なのに、泣きじゃくる自分。
よく分かっていなかったと思うが、ごめんごめんと謝るとーちゃん。

泣いた子どもは強い・・・かどうかは分からんが、翌週の日曜日、新しい自転車を買ってもらった。
『自転車泥棒』の主人公のようにならずに済んだわけだが、すぐ新品を買い与えられたということは、そういう意識はなかったけれど、それなりに裕福? な家庭だったのかな。

そんな恵まれた家庭に育ったにも関わらず、自転車窃盗を繰り返すガキになる―のが自分の少年期なのだが、それはまたべつの話だ。


おわり。

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初体験 リッジモント・ハイ(41)

2013-05-14 00:15:00 | コラム
喫煙者で、チャリダー。

もう少し詳しくいえば、
そこそこのスモーカーで、筋金入りの自転車好き。

だからまぁ現代では、なかなかのキラワレモノってことで。

煙草は分かるが自転車も? というひとも居るかと思うが、毎日運転しているとそう感じる、
ルールどおりに乗っていても、車道では自動車に邪魔扱いされ、車道が狭い場合、歩道をゆっくり走ることにしているが、歩行者優先を心がけていても、その心がけ以上に肩身の狭い思いをすることが多い。

うーん。
仲良くいきたいんだけれどね、それは無理な話ってか。


ブームに関係なく、ずっと自転車が好きだった。
どのくらい好きかっていうと、新聞奨学生になったとき、所長から「免許取得の費用を貸してあげるから、原付の免許を取れ。自転車の配達っていうのは、はっきりいって現代にあってない。君自身が苦労することになるんだよ」と諭されても、「いや、自転車が好きなもので」と返すくらいに。

面白いのは、よく自転車に乗るひととそうでないひとの「距離」「時間」の感覚のちがい。

極端な話をすれば、30分以内の移動なんて乗っているうちに入らない、だから60分を越えてやっと「乗った感」を抱くというのに、「ここまで90分くらいを要した」とかいうと、自転車乗らないひとは苦い顔なんかする。なかには「信じられない!」というひとまで。

困るのは雪の日、強風の日くらいで、ペダルを漕ぎ始めれば、暑かろうが寒かろうが雨が降っていようが、あんまり関係ないのだけれども。

強がり? なんて聞かれることもあるが、そんなことで意地張らないっつーの。

あ、ただ買い物時だけは、たとえば米とかビールをケース買いするときだけは、自動車ほしいなぁ、、、と思ったりもする。

それでも自転車が好き。

自転車そのものが好きだから、健康にいいとかエコだとか、そういうことはあまり、、、というか、ぜんぜん考えていない。

こうなったら死ぬまで自転車に乗り続ける―というのは、たぶん東京に住んでいるから宣言(ちょっと大袈裟か)出来ることなのだと思う、
自分の生まれ故郷、群馬の館林でそう豪語出来るのかっていうと、それは難しい。

自転車で飛ばしても、コンビニまで「そーとーな」距離だし。


映画と自転車。

すぐ想起するのは・・・

『あなたがいたら/少女リンダ』(87…トップ画像)
『プロジェクトA』(84)
『クイックシルバー』(85)
『少年と自転車』(2011)
『突然炎のごとく』(61)

あたりだろうか。

制作年度順に挙げなかったのは、『少女リンダ』のエミリー・ロイドが鮮烈だったから。

それほど美人というわけではないが、とにかくあの衣装が映画小僧をドギマギさせたのである。
まだ女人の柔肌に触れたことのなかった自分は、はっきりいうが、あの脚だけで勃起していたのだった。

実際に現代の日本でも、こういう格好で自転車に乗っている女子が居る。
居るっていうか、とても多い。

ありがたいことだ。
こっちに見せるためにそういう格好をしているわけではない―そのことを理解しつつも、軽く礼をして、失礼にあたらない程度に? 「チョイ見」することにしている。


そんなわけで今回のテーマは、「自転車の初体験」。

テレビCMなどでよく見る「後ろをパパが支え、離した途端に転倒する」といった記憶はない。
たぶんそういうことを繰り返して乗れるようになったのだろうが、ぜんぜん覚えていない。

いないのだが、もっと鮮烈な思い出がある。

初めて買ってもらった自転車を、買ってくれた「とーちゃん」に「壊された」のである。


つづく。




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そういえば昔―コンビニのレジ前で告白したっけな

2013-05-13 00:15:00 | コラム
恋愛マスターというわけではない自分に、なぜか後輩が恋の相談を持ちかけてきた。

最寄りのコンビニ店員に、惚れちゃったというのである。

「まぁ、そういうこともあるわね」
「どうしたらいいと思います?」
「でもさ、お前の友達ってイケメン多いじゃん? なんで恋の相談を、こんなザーメン小僧に?」
「(笑う)いや、顔関係ないっす。だって、まっき~さん、いろんなシチュエーションで告白してるじゃないですか」
「なにか話したっけ?」
「本屋の店員さんとか、ひとりで映画を観にきた子にも声かけたって」
「(苦笑)よく覚えているよね」
「コンビニの店員って、、、さすがに経験ないですか?」
「・・・あっ」
「あります?」
「あった、あった」

10年以上も前の話―。

まだパソコンを持っていなかった自分は、シナリオを手書きで仕上げていた。

脱稿して、まずやることといえば、師匠や友人たちに読んでもらうため、250枚もの原稿を10部コピーすること。
コンビニのコピー機を占拠するのだが、正味120分くらいを要する。
だから「ほかの利用者」とかぶらないよう、早朝におこなうのが常だった。

スポーツバッグに原稿を入れ、ポケットには沢山の小銭。

2時間もコンビニに居ると、しかも早朝だからノーゲス(=専門用語かな、ノーゲスト、つまり客ゼロの意味)になることも多く、なんとなく店員さんに話しかけてみたりする。

強盗対策などもあり、ふつうのコンビニは深夜だろうが早朝だろうが「ふたり」は居るはずだが、その最寄りのコンビニ『スリーエフ』は、早朝の時間帯だけ女子大生がひとりで働いていた。

顔はちょっとだけELT持田香織に似ていただろうか、
好みではなかったが、色白長身で清潔感漂い、あぁこういう子もいいなぁ、、、なんて。

「おねーさん、紙切れだってさー」
「はいー、ちょっとお待ちください」
「あれだよ、紙さえ渡してくれれば、こっちでやるよ」
「でもマニュアルでは、、、」
「いいじゃん、ばれないでしょ」
「・・・そうですかね」

なんてな具合で会話が始まり、客が入ってくると会話中断・・・みたいなことを繰り返していた。

「しかし、すごい量ですね。卒論かなにかですか」
「俺、大学生に見えて?」
「・・・」
「いいよ、はっきりいって」
「あんまり、見えないかも」
「素直でよろしい」
「あはは!」

「シナリオ」
「シナリオ?」
「映画の、シナリオ」
「わぁすごい!」
「素人だよ、コンクールに出すの」

「でもすごいです、それぜんぶひとりで書かれたんですよね?」
「書くだけなら、好きなヤツは出来るんだけれどね、こっから選ばれないことには」
「頑張ってくださいね」

「映画、好き?」
「たぶん、ヒトナミには」

その日の会話はそこまでだったが、彼女のことがなんとなく気になり始めたので、翌日以降も「早寝早起き」を心がけ、わざわざ同時間帯に買い物をするようになった。

ただ「大量のコピーをする」というイイワケ? がないために、それほど長時間の滞在? は出来ない。
ノーゲスになった瞬間を狙い、弁当を持ってレジ前に。

そこでヒトコトフタコト交わし、最後にジョークを行って店を出る、、、みたいな。

それを毎日、3ヶ月くらい続けていたら、完全に好きになっていた。

で、いてもたってもいられないくらいに恋情が大きくなったころ、告白することにした。

いつものようにノーゲス時間帯を狙って、レジ前に立つ。

「Aさんって、付き合っているひととか、居るの?」
「あたしですか? 居ないです」
「居ないの? そんなに素敵なのに?」
「(笑う)ありがとうございます、女子大ですし、出会いの機会がないっていうか」
「合コンとかは?」
「苦手なんです、よく誘われはするんですけど」
「自分は・・・出会いっていうのに、入らない?」
「え?」
「単なる話好きの客人っていう感じ?」
「・・・」

―と、ここまで持ってきたときに、タイミング悪く客が入ってきた。

「い、いらっしゃいませ~♪」

こうなると、展開を戻すのが難儀で。

「(小声で)答え、あした、聞きにきます」
「えっ」
「もし、イヤな感じがしないのであれば、こんどデートにでも」
「・・・」
「その答えを、あした聞かせてね」
「・・・」

なんか自信満々っぽく感じるかもしれないが、精一杯格好つけてみたというわけである。


「すごいっすねー、で、どうなりました?」
「これがね、信じられないんだけれど、辞めちゃったのよ」
「え!」
「自分の所為かどうかは分からないけれど、でもさ、告白した翌日に居ないっていうのは、あきらかに自分の所為だわね」
「・・・わー」

イヤだったのかなー、やっぱり。

「だからね、自分に適切なアドバイスが出来るとは思わないけれど、とにかく足繁く通ってさ、ちょっとずつ親しくなっていくっていう」
「それがベストですかね」
「でもね、気をつけなくちゃいけないことがある」
「なんすか?」
「バイトってさ、仲間内の恋愛も多いから」
「社内恋愛ってやつですね」
「この前ね、セブン・イレブンで可愛い子が居たから、清算時に馴れ馴れしく話しかけてみたのさ」
「馴れ馴れしく(笑う)」
「そうしたら男性店員ふたりが、ギロッと俺を睨んだ」
「えっ」
「間違いない、あのふたりは確実に彼女に惚れてるね」
「あー」
「そういう関係性のなかに飛び込んでいく自分っていう存在は、紛れもなく異端なんだから」
「はい」
「その覚悟がなくちゃいけない」
「なるほど、いろいろ難しいな~」


で、その後輩はどうなったのかというと、
親しくなる前に彼氏が居ることが判明し、撃沈したらしい。

まぁ、そういうこともあるべさ。

なんの話かっていうと、乙女だけじゃなく、ザーメン小僧だって命短し、どんどん恋せよって話である。


※コンビニを舞台にした映画、、、といえば、これか




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しびれるたたかい

2013-05-12 02:10:03 | コラム
少々気が早い気もするが、基本「先走り」なので、映画界13年度上半期の総括を。


М体質なのだろうか、自分が映画に求めるもの、映画を観る理由というものは「ガツンとやられたい」、それに尽きる。

現実を忘れさせてくれるビッグバジェットや、ひたすら笑わせてくれる能天気なコメディも悪くないと思う。
思うが、それだけでは、

あー、映画を観た!

とか、

映画だ! これが映画だ!!

という感慨には、もはや浸れない。

ガツンとやられ、
実際に行動するかどうかはともかく、観終えた直後くらいは「このままじゃいかんな、自分・・・」とか、そういう気持ちにさせてほしい。

観るものを巻き込むくらいの気迫。
こっちは戦っているんだ、なんでオメーは座席にふんぞり返っているんだ!? という煽り。

そういうものを体感したくて、映画館まで行っている。


国産映画が好調とはいえ、じつはスクリーン数は「微妙に」減少している日本の映画界。
動員記録から「ひとりあたりの年間劇場鑑賞数」を割り出してみると、1.3本くらい、、、なんだそうだ。
米国や韓国は「少なくとも」3本以上で、あれ? と思ってしまう。

ぜんぜんダメじゃん!! みたいな。
シネコン活況って嘘? みたいな。


※うちのとーちゃん、フェイスブックの投稿より

「しかし、劇場映画ってみられない。去年の年末の『のぼうの城』、『黄金を抱いて翔べ』、『レ・ミゼラブル』、『ライフ・オブパイ』、『リンカーン』、そして『藁の楯』だ・・・。少ない・・・」

※それに対する、自分のコメント

「いえいえ、だいぶ観ているほうだと思います、かなりのひとが、いまネット視聴かDVDを選択していますから」


劇場に行かないのではなく「行けない」ひとも多いと思われ、アアダコウダはいえないけれど、
そんなヘンクツな映画小僧が上半期の映画から5本を選出すると、こうなる。

『戦争と一人の女』(トップ画像は、その関係者たち)
『ザ・マスター』
『ジャンゴ』(副題は気に入らないので、勝手にカット)
『セックスの向こう側 AV男優という生き方』
『愛、アムール』

順不同ではなく、ランキングと捉えてもらって構わない。

それにしてもエロスと暴力の要素「濃厚」な映画が多い・・・というか、『愛、アムール』以外は「それがすべて」みたいな作品ばかりだなぁ、ぶれてないぜ自分っ!! なんて思ったり。

ともかく。
これら5本の映画は別々の角度から、しかし同じ身体部位―頭部―を狙ってパンチを放ち、自分をぐらつかせてくれたのである。


そして。
先走りにもほどがある! と突っ込まれそうだが、来年に撮影開始、おそらく15年度中に日本上陸するであろう映画について、少しだけ言及しておきたい。

スコセッシの最新作、『サイレンス』。

遠藤周作の『沈黙』である。
巨匠にとって念願の企画であり、何度も制作のニュースは流れたが「単なるガセ情報」も多く、その度に映画小僧は落ち込んだものだった・・・が、今回は信憑性が高い。
まだ正式発表されてはいないものの、渡辺謙とイッセー尾形の出演は「当確」らしい。

10歳くらい歳を取っても構わないから、15年度にワープしたいくらいである。

なぜそんなに期待出来るのかって、そりゃスコセッシが自分の神だからで。
神からのパンチだよ、KO覚悟で正面から受け止めるべさ。


館内に明かりが戻った瞬間、スクリーンに向かって「効いたよ、そのパンチ」と呟いてみせる快楽、
これってほんとうに、射精以上に気持ちいいものなのだった。





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『そういえば昔―コンビニのレジ前で告白したっけな』

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