Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

注意も命がけ

2022-07-21 00:10:00 | コラム
少し前―。

映画館ではいつも「かな~り」前方に座っているので気づかなかったが、後方でモメゴトが発生、途中から映画に集中出来なかった。

終映後すぐに係員さんがやってきて喧嘩?の仲裁に。

上映中にスマホでLINEをやっているひとが居て「明かりを灯すのやめてください」と注意したお客さんに当人が喰ってかかった、、、ということらしい。

そもそも電源切らないひと、3割くらいは居そうかな。

自分も歩きタバコやポイ捨てで注意すること多いので実感している、
1対1なら素直に謝ったりすることも多いのに、公衆の面前で注意されたことの恥ずかしさも手伝ってか、逆ギレというか喧嘩ごしに返してくるひとも多くて。

車内喫煙しておいて高校生ぶん殴った狂人の判決が下って実刑2年らしいが、まぁいっちゃうと2年では変わらんよね。
変わるひとは数日で変わるだろうし変わらないひとは10年でも変わらないはずだけれど、
悪いが、あの目つきと連行されていくときの歩きかたで、あぁもう終わっているなぁと。。。

映画館のほうは「そーとー」揉めてたようで、注意したほうが「もういいですよ。どうだって…」なんていってる。


ごねたほうが勝ち、曲げないほうが勝ち、開き直ったほうが勝ち…というのは、光が見えてこなくてイヤだなぁ!

でも揉めたら恫喝したり殴ったり武器を持ち出すヤツも居るから。
腕力に自信があるひとがそれに立ち向かい、成敗すると喝采とか送られることもあるが。

根本の部分で、どれもちがうよなぁ!!とは思うよね・・・。


※そんな連中は、ほんとうはこうしてやりたいのだが^^


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明日のコラムは・・・

『DCあるある^^』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(422)

2022-07-20 00:10:00 | コラム
びりーわいる「だー」→「だー」れんあろのふすきー

高名な哲学者のようでもあり、モノスゴ強いロシア系の格闘家の響きもあって。

ダーレン・アロノフスキー53歳は、ロシア系ユダヤ人の血を引く映画監督。
映像の強度は「そーとー」なもので、いろいろと誤解されそうなひとではあるのだけれども、「映像の力」を信じる根っからの映画っ子なのでは? と思ってます。

とりあえず、この4本をおさえておけばまちがいないでしょう^^
それと敢えてもう一本、賛否分かれた問題作も挙げておきます。


※公開順で

『π』(98)

長編デビュー作。


世の中のすべての事象は数式化出来る、、、みたいな考えに取りつかれた狂人の物語。

ミニシアターのブームに乗って日本でもスマッシュヒットを記録、
渋谷駅から上映館「シネマライズ」まで、導線としての「π」があちらこちらにペイントされていたっけ。


『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)

現時点における最高傑作。
ドラッグに溺れ破滅していく人々を、あらゆる映像技術を駆使して描く。

「人間やめますか」の広告もインパクト大だが、あわせてこれを観ると「ドラッグ、いいや…」と思えるのではないかな。



『レスラー』(2008)

プロレスラーの復活劇と、それを演じるミッキー・ロークの俳優としての再起がリンクして感動。



『ブラック・スワン』(2010)

ナタリー・ポートマンを「おとな」にしたとされるスリラー映画。
そうこれは、スポ根物ではなくスリラーでしょう。

監督本人は否定しているものの、今敏による傑作『PERFECT BLUE』(97)の影響はあきらかで、ぜひ両方を見比べてほしい。



『マザー!』(2017)

物語の展開に拒否反応を起こす観客が続出!とされた珍品。


監督曰く「この映画は一般の観客に向けて作られたわけではなく、ある特定の人たちへ向けたものである」。

日本でも公開予定だったものの「なにかの影響?」を恐れてか配給側が上映中止を決定、ビデオスルーに終わってしまって残念。

だって・・・そこまで「なんじゃこりゃ!?」とは思わなかったんだよね、つまり自分は「ある特定の人たち」のひとりだった、、、ということ?


次回のしりとりは・・・
だーれんあろのふす「きー」→「きー」ふぁーさざーらんど。

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明日のコラムは・・・

『注意も命がけ』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(421)

2022-07-19 00:10:00 | コラム
いん「び」→「び」りーわいるだー

ストーリーテリング(厳密にいえばちがうけど、本稿では「作劇」の意)が巧いといえば・・・
橋本忍あたりが関わっていたころの黒澤映画、そしてビリー・ワイルダー。

そう、自分が嫌いな三谷幸喜が笑 師と仰ぐ脚本家・映画監督。


新聞記者からスタートさせたキャリアが効いているのか、21世紀を生きる我々が観ても巧いなぁ!と思わせるほど語り口が完璧。

結局、重要なのは物語の内容でなく、それをどう語るのか・なにを語るのか・なにを語らないのかの「選択のセンスと技術」であると思うのです。

面白い物語でも、才能のないひとが紡ぐと面白くなくなったり。
その逆に、つまらない物語なのに不思議と面白かったり。

ビリー・ワイルダーの映画を観れば、それがどういうことか分かります。

詳しい経歴はウィキに任せるとして、ここでは5つの代表作を紹介しておきましょう。
すべて有名な作品だけどね!!


『情婦』(58)

これに関しては事前に情報を入れないほうが楽しめるし驚けるかな。

法廷劇のお手本のような傑作。



『サンセット大通り』(50)

50年代を代表するフィルムノワール。

ハリウッドの光と影をきっちり描いたバックステージ物であり、サイレントからトーキーへと移行する時代に乗り切れなかった「スターの性」を描いた悲劇でもある。

主演グロリア・スワンソンの狂気、そして哀切・・・。



『お熱いのがお好き』(59)

モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン共演のコメディ。

この時代はカラーも可能だったのに、なぜモノクロームで撮ったのか。

それはトニー&ジャックの女装を「けばけばしく」見せたくなかったから!!



『失われた週末』(45)

ワイルダーのなかで深刻度が最も高い問題作。

アル中の主人公が自死を決意し、彷徨う日々を描いた。


『麗しのサブリナ』(54)

ボギー、ヘプバーン共演のロマンス映画。

腹が立つほど練られた描写がつづき、創り手を目指すものとしてじつは嘆息しか出てこない笑

あまりよいヘプバーンのファンではないと自覚しているが、この映画の彼女にはやられてしまうよ!!



あすのしりとりは・・・
びりーわいる「だー」→「だー」れんあろのふすきー。

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・・・あすより、通常コラムに戻ります^^

2022-07-18 00:10:00 | コラム
繫忙期終了!
なんとか走り抜きました^^

・・・ふぅ疲れた、というわけで、あすより通常コラムに戻りますのでよろしくです。


ひとつ宣伝、
天心VS武尊の舞台裏も含めた2時間の特別番組が、東京MXで放送されますので、よろしければ。。。←こちら




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雨とデリバリー

2022-07-17 00:10:00 | コラム
やはり近未来はユートピアではなくディストピアなのか!?と疑いたくなるほど7月というのに雨がつづき、まるで『ブレードランナー』『セブン』な日々。
(そういや最近、「酸性雨」って目に耳にしなくなったね。割合的にはどうなっているんでしょ?)

デリバリーサービスを多用する自分、こう雨が多いとさすがにちょっと躊躇する。

配達員さん、大変だろうな…と。
SNSにも「こんな日にピザ頼むヤツって想像力が欠如よね」などと呟かれていたり。
自分も新聞配達の経験があり、雨の日がどれだけ億劫なものかよく理解している。

うーむ。

でもな。
でもな!

暴風雨の日は分かるけど、それ以外はちょっとちがうかもしれない、、、とも思ったり。

雨の日だからこそ売り上げが期待出来る―そう考えてるはずなんじゃ?と。
そのため配達員を多めに確保しておいたのに、きょうはぜんぜんだぜ!!ってガッカリしているかもしれないよ?と。
だって天気よければ配達料かからんし、そこまで遠い距離じゃないし、お店まで行っちゃうひとも多いでしょ?と。

・・・というわけで、きょうもケンタさんデリバリーします^^

いつもありがとう、デリバリーサービスさん!!




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『・・・あすより、通常コラムに戻ります^^』
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