Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

U-O NO ME

2024-11-25 06:04:42 | コラム
右足に大きめのウオノメが出来ている。

こいつがなかなかにしぶとい。
治療薬を塗って数日後に硬くなったヤツを取り除いたとしても「芯」にまで辿り着いていないようで、数ヵ月後には再び出現する。

気づいたらもう、10年くらい同じことの繰り返し。

歩行困難というわけでもないし、まぁこの繰り返しでもいいのかな…と思いつつ、完全に取り除くことが出来るのであれば、それにこしたことはない。

とはいえ病院に行くほどでもなく。
(と勝手に判断)

というわけで。
ドラッグストアでちょっと効き目の強そうなやつを買ってきたよ、取り除くときは、もう少し大胆に深いところまでやってみようかと思ってます^^


<おしらせ>

昨晩、姉から父親が脳梗塞で入院したという知らせが。

いま、どうこうという話ではありませんが、場合によっては更新が途絶えるかもしれません。




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明日のコラムは・・・

『祝! 祝祝祝祝祝祝祝祝祝祝^^』
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映画系音楽系文学系あいうえお10選(31)

2024-11-24 00:10:00 | コラム
本日より「き」から選択…「『木』が印象的な作品」

いきなりですが。
漢字と、それを2つか3つくらい組み合わせて新しい意味を生み出す日本語ってすごいなと思うわけですよ。

年輪。
木を横に切った切り口に見られる、同心の輪。
経験や人間味の深さなどを、比喩的に表現する際にも用いられる。

こういう背景が効いて?いて、若々しい木より、朽ちかけても生き延びようと必死でもがく大木のほうに感情を動かされることが多いです。

すげぇな、生きてんなと。
酸いも甘いも経験してきたのだろうなぁ、、、と。


①CM『日立の樹』(73)…小林亜星×日立グループ(トップ画像)

♪この木、なんの木♪

いま、このくらいのインパクトを残すCMありますかね?


②映画『カリスマ』(99)…黒沢清

周囲の木々を腐らせる、カリスマと呼ばれる木をめぐる人間模様。

監督の念願の企画だが、この映画の発表から、黒沢清は「はっきりと」変わった気がする。




③童謡『大きな栗の木の下で』(39年前後)…作詞・作曲者ともに不明、編曲はヤロミール・ヴァインベルゲル

みんな口ずさめるんじゃないですかね。

いつか、海外版も聴いてまわりたいです^^


④映画『窓ぎわのトットちゃん』(2023)…黒柳徹子×八鍬新之介

絵柄がどうのこうのといわれたが、まぁそこは開巻10分で慣れるから無問題。

物語のキモは、やっぱりこの木登り場面でしょう。



⑤音楽『さくら』(2005)…ケツメイシ

数ある「さくら」系楽曲のなかで、ひとつ選ぶとするならば、やっぱりコレ。

萩原聖人が演じる青年が映画監督志望というのも効いているけれど、
彼が撮った「さくらと彼女」の映像が、きっちり映画しているのがよい!!



⑥映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

2本の松の木を植えている一家の納屋に突っ込み、怒った主人がライフルを撃ったことから未来まで変わり、

「2本の松の木駐車場」から名称変更しているという芸の細かさ!!



⑦テレビドラマ『ツイン・ピークス』(90~2017)…デヴィッド・リンチ×ABCテレビ

「保安官、あの木はなんていうの? あのでっかい、堂々としたやつ」
「ダグラスモミですよ」
「ダグラスモミかぁ。。。」



⑧エッセイ『木』(92)…幸田文

日本列島を縦断して紡がれる、著者の木々への想い。

小説家として有名なひとだが、エッセイも悪くなかった。


⑨テレビドラマ『北の国から』(81~2002)…倉本聰×田中邦衛×フジテレビ

最初の黒板家は、ほぼほぼ木造でした。



⑩漫画『木になる森さん』(2017)…林雄一

最近知った作品だけれど、これ面白い!

植物オタク男子の初恋を、じつに軽やかに描いています。


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映画系音楽系文学系あいうえお10選(30)

2024-11-23 00:10:00 | コラム
「か」から選択…「『河川』が印象的な作品」

ひっさしぶり?に、通常連載のリズムに戻ります^^

海なし県グンマーに生まれましたが、利根川や渡良瀬川など全国的に有名な河川なども多く、こっちに関しては「まあまあ」馴染みが深いです。

前に「海には恐怖心しかない」と記したかと思いますが、それは身近なものでなかったから。
河川はそんなこともないので、恐怖心はないですよ。

しかしまぁ、川だって無茶をすれば死んじゃうこともあるわけでね、昨今は豪雨なども多いし、やはり、自然には畏敬の念を抱くべきなのでしょう。。。


①音楽『イムジン河』(68)…ザ・フォーク・クルセダーズ

政治的背景でいろいろあったことは軽くしか知りませんけれども、シンプルによい曲だと思います。

このバージョンでいきましょうか^^



②小説『深い河』(93)…遠藤周作

遠藤先生、晩年の傑作。
様々な業を背負う5人の日本人たちがインド旅行のツアーに参加、聖なる河ガンジスに触れることで救済の光を受ける姿を描いた。

こちら文庫版の装丁と、


映画版のポスター。



③映画『リバー・ランズ・スルー・イット』(92)…ロバート・レッドフォード×ブラッド・ピット(トップ画像)

映画監督としても活躍する知性派レッドフォードが、かつての自分と重ね合わせるようにブラピを起用、フライフィッシングを背景とした人間ドラマを紡ぐ。

ハンサムに過ぎるブラピがすすんで汚れ役を演じたがる気持ちは分かる。
分かるが、この爽やかな笑顔に触れてしまうと、映画には清新なスターが必要なんだなと痛感させられる。


④漫画『詩歌川百景』(2019~)…吉田秋生

『海街diary』の作者による群像劇。

ゆっくり流れる時間や自然描写、このひとの持ち味を堪能出来る佳作かと。



⑤音楽『川の流れのように』(89)…美空ひばり×秋元康

みんな言及することだが・・・
ふだん「キミの瞳が~♪」みたいな女子高生ソングばっかり作っている(よい意味で。よい意味で!?(^^;) 秋元さんが本作を作ったことが信じられん!!

たまには、こういうバージョンで^^



⑥映画『泥の河』(81)… 小栗康平

大好き!

宮本輝の原作小説も傑作だが、モノクロームの映像と、身体を売る母親を演じた加賀まりこの怪演?により、小説以上に有名で高評価を得ている作品といえるでしょう。



⑦テレビドラマ『3年B組金八先生』(79~2011)…小山内美江子×武田鉄矢×TBS

足立区周辺を舞台としているので、「荒川土手」が第二の主人公のような存在に。



⑧音楽『万里の河』(80)…チャゲ&飛鳥

チャゲアスでいちばん好きかもしんない。




⑨映画『忍ぶ川』(72)

こちらは川といっても「忍ぶ川」と名付けられた料亭を背景とした物語。

原作は三浦哲郎による芥川賞受賞作、
ヒロインの志乃を演じた栗原小巻の魅力が全開!!



⑩テレビドラマ『ツイン・ピークス』(90~2017)…デヴィッド・リンチ×ABCテレビ

何度観ていても早送り出来ぬ魅惑のオープニングだが、
聖地巡礼に行ってみて強く思ったのは、どういうフィルターを通せば、あんなに怪しく美しい河川として表現出来るのかということ。

これぞリンチマジック!
そう、実際に見ると「どこにでもある、ごくフツーの、流れがゆるやかな川」でしかないのですよ!!


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二階から目薬

2024-11-22 00:10:00 | コラム
CSで金八先生の再放送を観ていたら、拡声器を使わなければことばを発せない重度の依存症生徒が出てきた。

まぁそれは極端だとしても、ヒトはなんらかに依存しているもので。

自分?

煙草? YES

酒? ・・・う~ん、YES寄りのNO?(なんだそれは(^^;)

・・・・・。

いや、煙草以上に依存しているものがあった。

それは、目薬なのでR。

月にひとつでは足りない。
ゆえにふたつ買っているが、それでもギリギリ。

さすがにおかしいでしょ。

でも、目薬を差さないと落ち着かない。
表現を変えれば、目薬を差しておけば大抵のことは大丈夫!みたいな^^


でもなぁ!

さすがに差し過ぎなんじゃないだべか。

いちどだけ、おそらく差し過ぎが原因で目が真っ赤になったこともあるし。

それでもやめられない。

うんこれは、立派な依存でしょう。


そのくらいの依存、みなさんにはありますか??







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初めて本気で、メディアリテラシーを考えましたです。~2024回顧(8)~

2024-11-21 00:10:00 | コラム
本年度の総括、今月パートの最後を締めくくる第8夜は「社会一般」。

毎年いっている気がするけれど、ほんとうは明るくて、こころが軽くなることだけ取り上げたいものですが。。。


①セクシー田中さん事件

2023年下半期に放送された日本テレビのドラマ、『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子氏が1月28日に失踪、翌日に遺体で発見される。

自死するまでの数週間の出来事はほとんどSNS上で展開、
最初は「原作者のエゴがドラマをつまらなくした」という批判があがり、芦原氏が丁寧な説明文をアップする―連載中の作品であるため、ドラマの独自路線は望まないと強く日テレ側に主張していた―と、矛先は脚色を担当した脚本家と日テレへと向かい始めた…。

ネット民は戦犯を探すのが大好物だが、しばらくすると、また別の刺激的な事件を見つけ、戦犯はコイツだと決めつけヒトが死ぬまで叩きつづける。

『セクシー田中さん』が未完に終わってしまったのは残念だが、芦原氏自身は「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」といっている。

誰も、そのことを聞いてくれなかったことが最大の悲劇だったのかな、、、とは思う。



②能登半島地震

地球はヒトの都合など考えやしない、しかし元日に発生することはないのに…。

復興を置きっ放しにしておいての万博準備に、どうも乗れない。

そりゃ大金が絡んでいるのだろうが、超法規的措置で開催中止したら、総理や知事は支持率100%にちかくなるほど格好いいのに!

大っ嫌いだが、きっと、トランプならそうすると思う。


③松本人志問題

過去の性加害「疑惑」が大々的に報じられ、5億の巨額賠償を請求した裁判が始まる…も、先日訴えそのものが取り下げられた。



「元々好きだった」ものが「強制性を示す客観的証拠はなかった、完全勝利!」と復帰を待ち望み、
「元々嫌いだった」ものが「勝ち目がないから取り下げただけじゃん、もうテレビに出てくんな」と署名を始める。

このどっちかのひとは多いと思う、しかし自分のように「好きだったけど失望した」タイプも居る。

性加害の事実云々は当人にしか分からず、その点において失望しているわけじゃあない。

(報道後の)SNSの使いかたが悉くダサく、もっと頭がよく思慮が深くセンスもあるひとだと思ったのにな…そうこの点において、たいへん失望した。

「事実無根なので闘いまーす。」

なぜ「まーす」と伸ばすのか、深刻な話なのにココで照れが乗っかっている時点でもう、ヒトとしてダメだったと思う。

なぜ、スピードワゴン小沢を守るコメントを「まず」出せなかったのか。

なぜ、自分に有利に働きそうな証拠のリンクを貼り「とうとう出たね」などとつぶやくのか。

すべてがダサい、徹底的にダサい、「そのセンス」で評価されていたからこそ、この立ち回りに触れた瞬間、このひとへの興味を完全に失ってしまった。


④ぶつかりおじさん

駅構内などで、無差別に見えて、その実「弱い女性」だけを狙い体当たりしてくる中年男性が出現し被害が多発―数年前から話題になっている現象だが、じつは今年初め、ウチのハニーが被害に遭っている。


彼女は線の細い子だから、軽く吹っ飛ばされたそうだ。

こうやって書いているだけで怒りがふつふつと湧いてくる、
奈良の鹿さんに暴力を振るうものもそうだが、敢えていうよ、DNAレベルで問題があったとしか思えない。

イヤな死にかたをしますように!!


⑤日米の選挙

トランプ大統領の誕生にも兵庫県知事選挙の結果にも驚かされたが、ここは敢えて東京都知事選について。

選挙戦が開始されたころ、自分は帰省しており。
実家のテレビはCS放送は映らずネット環境も整っていないため、父と地上波をずっと眺める。

すると報道?は、小池百合子と蓮舫の一騎打ちという構図で解説。

結果的に大躍進した石丸伸二なんか写真さえ映さない、候補者として小さな文字だけ載せてコメントもなし。

父も「どっちかね、蓮舫かなぁ…」などという。

自分は「賭けてもいいよ、大っ嫌いだけど、結局は当選しないだろうけれど、この石丸伸二って伸びるからね。蓮舫さん危ないと思う。自分は蓮舫さんに入れるけれど」

父「・・・?」

で、結果を受けて「お前のいうとおりだった」とLINEが届いた。


べつに自分がアンテナ張っているとかいいたいわけじゃない、良い悪いはべつにして、選挙の実相と報道の内容に大きな差異が生じていることだけは認識しておいたほうがいい。


⑥令和の米騒動

唐突に米の供給が減り、スーパーから米が消えた。
あったとしても5kgを5000円以上で売っている。

そんなバカな!

米大好き人間として、これは由々しき事態。
どうしても食べたくてAmazonで5kg7000円超のを購入。

それを愚痴っぽく同僚に話したら「サトウのごはんがあるじゃない!」と。

あ!!

馬鹿だなぁ自分(^^;)(^^;)(^^;)


⑦オオタニ・フィーバーがつづく

自分も野球が好きだしオオタニくんの活躍が気になるが、選挙の時期にもトップニュースってどうなのか。


視聴率が…というが、やってみて落ちたからそうしたわけではなく、やる前からそうしていないか??

これは都知事選における、小池百合子と蓮舫の構図にこだわりつづけちゃったのと同じ罪だと思います。


⑧パレスチナ・イスラエル戦争

ロシア・ウクライナ戦争もそうだが、終わりが見えない。
ときどきネットで流れてくる、ガザ地区の悲惨な映像は正視に堪えられない。

厄介だなぁと思うのは、ここにも当然アメリカが絡んでいて、どちらを支持しているかでハリウッド業界人の評価・評判も変わっていくところなのだが・・・・・。


⑨袴田事件の裁判

自分が生まれる前―66年―に発生した事件が、58年を経過して終結。


しかも再審ののちに無罪判決を勝ち取ったという衝撃の展開、警察・検察は袴田巌氏に、なにを・どう保障するのだろうか。

自分のケースは軽犯罪ゆえ比べ物にならないが、
複数による決めつけ・自白の強要の被害にあった場合、ヒトって割と簡単に、投げやりになってしまうものですよ。。。




⑩京都アニメーション放火殺人事件の裁判

第一審、青葉真司被告に死刑判決。
被告は控訴したが、期日は未定。

「鑑定医にいったことが全て妄想にされてしまった」から、妄想でなかったことの「証明のための控訴」であり、「罪の深さは理解」しているとも。


偶然にも、漫画・ドラマ化の話で始まり、アニメーションにまつわる事件で締めくくられる本年の社会一般篇10選。

今年は⑩の事件を想起させるアニメーション映画『ルックバック』も発表されている、

これらの有事に比べれば、「MCUは映画じゃない」論争なんて健全だよね、

そうなんだ、諍いもきちんとしたルールが必要で、それを守れればどんな議論も大歓迎するよ!!

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明日のコラムは・・・

『二階から目薬』
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