僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

地球の大きさ

2006年10月15日 | SF小説ハートマン
つまらないどころかすごく面白いと思った。
ずっと前、フウセンカズラの種を数えた時や、夜流星群を見た時に、星見ちゃんが数の話をしてたけど全然分からなかったのに、今は意味がよく分かるような気がする。バイオリストコンピュータのせいなのかも知れない。

「地球が回ってるって事は知ってるよね。」
「うん、だから昼と夜があるんでしょう?」
「それでは本題だ。宇宙君、地球はどの位の速さで動いてると思う?」
「えっ地球って動いてるの?」
「そうだよ、回ってるって言ったでしょう。」
「あっそうか。」
「一日で一回転だ。」
「んーじゃあ結構ゆっくりだよね。でも地球は大きいから、時速100㎞くらいかなぁ。」

「地球は回りが4万㎞あるんだ。」
「ふーん、じゃあおじさん、4万㎞を一日の時間で割ればいいんだよね。一日は24時間だから」
「宇宙(ひろし)君すごいぞ、その通りだ。」

いつか星見ちゃんが言っていた割り算の意味が何となく分かって嬉しかった。

「でも誰が4万㎞って計ったの?地球の回りってぴったり4万㎞なの?」
「本当はちょっと誤差もあるんだけど、4万㎞なんだ。それはね、昔の人が1メートルの長さを決める時、地球の子午線の北極から赤道までの長さの1000万分の1を1メートルと決めたからなんだ。」   つづく
コメント (21)
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