まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ももちゃん便り(16)

2006年04月12日 | ももちゃん便り
ムク父さんが、ご自身の日記のコメントで、もものことを「昭和の時代の律義者で愛すべき頑固オヤジ」と言って下さいました。
ももにピッタリで、わんこ好きな方は、会ったことがなくても性格が判るのですね。
ももには、「手術が終われば、頭痛いのがなくなるから、頑張るんだよ」ってばかり言っていました。
もも、本当に、律儀に約束守ったね。

ももを迎えに行って、「気がついてやれなくて、ごめんね」って謝ったら、先生が搾り出すような声で言ってくれたね。
「この子は、人に迷惑をかけないように生きてきた子だから、症状を表に出さないようにしてた」って。
「こんなに軽い症状で、こんなに大きな腫瘍を持った子はいなかった」って・・
母さん、これ聞いて、ももが不憫で不憫で仕方なかったけど・・・・

でも、そうだったね。
引越しのダンボールが届いた日、ももは散歩で元居た竹林に行って、獣道をどんどん奥に入って・・・壊れた物置小屋に着いたら、小屋の周辺に丹念にオシッコかけて、中に入ったと思ったら、背中向けてお座りしたね。
「僕には、ここがあるから大丈夫です」って言ってたみたいで、母さんが、「ももも一緒に行くんだよ」って言ったら、
満面の笑みで、小屋から飛び出してきて、さっさと家まで帰ったね。

でもさ、もも、思うけど・・・人に迷惑かけないようにって・・・最後、先生にすっごく迷惑かけたよ。ももは長時間に渡って手術してもらってから、2昼夜もついててもらったでしょ。そういうときは、踏ん張らきゃいけなかったんだよ。本当に今からでも良いから、先生にお礼とお詫びをするんだよ。お前は律儀な子なんだからね。

他にも言いたいことたくさんあるけど、ムク父さんが言ってくれたから、母さんはこれだけにしておくね。

(ももの症状から推測される脳腫瘍の大きさは、1.5センチ程度なのだそうです。
 症状は、3月22日、4月3日に載せて頂いた写真を参考にして下さい。)
コメント (5)
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